あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

旅での出会い

2013-02-16 21:40:20 | Weblog
今日、ベトナム、カンボジアで一緒になったTさんから、メールにて写真が届いた。
その写真のよく写っていること。
とてもきれい。
ホーチミンの中央郵便局前で(夫はここから、また、日本の友達へはがきを出す)Tさんが「ひとりで写るのも…」と言われたので、一緒に私も立って、ついでに「みんなで写ろう」と呼びかけたら、添乗員のYさんも一緒の女性陣がサァ~と集まった。

本当にみんないい方々ばかりだった。
お互いに助け合いの精神で楽しかった。

偶然の出会いなのだけど、いつも恵まれる。
写真もお互いに取り合い、いつも優しさをもらう。

Tさんはピアノのリサイタルを開く方。
ご主人は偶然鹿児島のT高校を出ていらして、母の実家の近くの薬師町にいらしたという。

Oさんはデビ夫人を思わせる上品な方で、生演奏のバイオリン、ギターの方にさりげなくお心遣いをされたり…
サイゴン川で、Oさんは、仔猫のためにソーセージを買い、あげる。
涼しい風を受けながら、Uさん、Tさん、私たちと語らういい時間。

親子でいらしていたUさんは、お母様、お嬢様とも本当に気遣いの素敵なお二人。教育、しつけの大切さを教えてもらった。

Sさんは元気な70歳のご夫婦。
話をすれば、隣の区の方で、私の名前を「いい名前ねえ」と褒めてくださる。明るく、いろいろ優しい。旅行暦40年。
東北の震災の時には多額の寄付をしたと。震災の直前に亡くなられたお母様がいつもユネスコに寄付していたからと。
弟さんは60個のランドセルを贈ったと…。
川崎大師、葛餅、レストランも彼女のキーワード。

いろんなところを見ながらの時折の話に、うなずきつつ、本当に学ばされる。

アンコールワットを見ながら、ちゃんと紙を広げて確認しながら、見ている女性。
夫と私にさっと「写しましょうか」と言ってくださる。
その彼女はわが近くの小学校を出ていらした。
彼女が今回の旅行中に誕生日を迎えたからとプレゼントを用意した添乗員のYさん。
25歳とは驚き。落ち着いていて、明るくて、素敵な人だった。
英語でぺらぺらと話せるっていいなあ。

アンコールワットで夕陽をみるとき、隣のグループの女性に写真を写してと頼んだ。
「どこから?」と訪ねれば、「チャイナ」
中国のかわいい女性だった。
私たちを写したあと、今度はその彼女、夫とさっと並ぶ。
「写して」と。
かわいかったなあ。
夫ももてる?
う~ん、どうだろう?

いろんなことがあった。

パンテアイ・スレイの東洋のモナリザと言われるデヴァター像の前では、私の目の前にいたUさんの帽子にトンボがとまった。
ああ、また父だと思った。
一匹。
不思議だよねえ。

ベトナムのガイドのホンさんは、ホーチミン廟を見てホーチミンの話をしながら、「私はベトナムの歴史をいらした方々に伝えていきたい」と厚く語った。


そのホンさん、ハノン湾ではかわいいお子様と奥様の写真を見せてくれた。
奥様の写真を「実物がいいのだけど」ってね。
いいご家族だなと思った。

バスから、オートバイに家族で乗っている方に手を振れば、お母さんが振り返してくれる。子どもが笑う。

いろんな出会いがあった。

風景、歴史、建物もさることながら、人との出会いは本当に尊い。
心があったかくなる。


今日は、区の生涯学習で運営委員をされていたIさんとバスがいっしょ。
83歳になられたという。
私が出会ったころは70歳くらいだったと思う。
そのIさん、杖をついた方がバスに乗ってきたら、席を譲った。
なんて、素敵なんだろう。
Iさんより年下と思われたのに、自然に立ち振る舞うIさん。
私は、すばらしい方々と出会っているなあと感謝する。

そうそう、今日は岡部のNさんから電話あり。
やっとゆっくり話せました。今まで、私がなかなか時間がとれなかった。
お孫さんのこと、いろんなこと…。

で、歯科医院だったと気づいたら、ああ、まにあわない。

まあ、いろいろあるさ…電話で頭を下げつつ、時間変更。

歯科医院で謝って「よっぽど走ろうかと思いましたが」と申せば、優しき先生「転んだりすれば大変ですから…」と。
ああ、またその優しさに感謝。

帰宅して、KIDと散歩。
風が強かったけど、快晴。
KID、かわいい。
コメント
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