あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

行きどき

2013-02-17 19:19:02 | Weblog
休日、出かけないのも、いいものだ。

ゆっくりできて、体も元に戻ったかな。

肉じゃがの匂いをかぎながら、パソコンに向かっている。


今日、やっとスーツケースを片付ける。

オレンジ色のスーツケースは目だっていい。
しまいながら「スーツケースさん、ありがとう。今度はどこへいこうか」なんて言いながら、階段をあがり、しまった。

旅行のしおりなどをいくらか整理する。
写真はまだアップできないけど~う~ん、それは技術の問題~いつも携帯からだものね。
携帯でもたくさん写したのだけど、そのうちに…。
そういいながら、トルコの写真はそのまま…体が動かなくなったときに整理するのだろうかと思ったりする。

このところ、海外に行ったり、旅行に行くけど、「行きどき」ってあると思う。
海外なんて行っている人はたくさんいて、今回の方でも次はロシアに行くという方もいらした。

行きたいときに行く。行けるときに行く。

そう思うのだ。

いつか、と思っていても行けない事情ができてきたりする。

子どもが幼いときには故郷の鹿児島によく帰った。
母がひとりだったから。
母が待っていてくれた。
母が見送ってくれた。
涙があふれた。

あのころ、ハワイへ行っている人もいた。

私は、ひたすら母の元へ帰った。
それでよかった。
それがよかったと思う。

お金はかかった。
家族5人で帰省だ。
このお金があれば、ハワイなんて行けるなあと思ったこともあった。

でも、故郷の母の元へ帰った。

悔いがない。
母も喜んだし、子どもたちも喜んだ。

火の匂い、鯛の味噌汁に、子どもたちは鹿児島、熊本の匂いを思い出しては、そのころの、おばあちゃんたちに愛されたことを思い出していると思う。

行きどき。
人それぞれの行きどき。
それは、人によって違う。
人生によってね。

私たちは、今、行きたいから行く。
行けるときにと思う。
それができる幸せ。
ある意味、贅沢なのかもしれない。
でも、ささやかな贅沢…。
世の中、いろいろだもの。


全てに感謝だ。

そして、今すべきこと、やること。

自分が、今、何をしたいか。

今しかできないこと。

それを優先したい。



コメント (2)
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