昨日の「季節風研究部合評会」のこと

午前中は、昨日の「季節風（全国児童文学同人誌連絡会）」の合評会の余韻に浸っていた？
いや、昨夜は疲れていたのか、さすがにコトンと寝たようです。
児童文学を書いている・・出版したり、賞をもらっている方々がほとんどですが・・思いは幼年童話、絵本を書きたいといちずに思っている方々の集まりでした。
１１作品に対して約２０名の方々。
つまり、私たちのために無償で時間と労力をつかって集まってくださっている方がいるわけです。

「季節風」は本当にいろいろな研究会や泊まり込みの合評会をします。
日本全国から意気揚々としたやる気満々の方々が集まりますが、厳しい意見に涙したり、悔しい思いをしたり、しょげたりの世界です。
全ては子どもたちに子どもたちの応援歌となる作品を届けんがために・・・。

昨日もしょっぱなから「これはおもしろくない」「何を書こうとしたの？」と厳しい（応援歌と思われる）意見が飛び交いました。

私は７番目でしたが、いやはや、ドキドキものでした。
でも、言われることはごもっともと思ったし、私の作品の欠点もわかっているし…あらためて指摘されると「そうか。書きなおそう」と思うのです。

中野での研究会は後藤竜二さんがいらしてた頃以来で、中野のサンモールを懐かしく通りました。あのとき、作家のＫＪさんをご案内したのを思い出します。

今まで、こういう研究会に出なくて、のほほんとしていた私ですが、少し、頑張りたいと思います。
岡山のＡさんも来られて、お電話で話したりすると、やはり刺激をもらいます。
東京に近い私が行かないなんて、なんと、今に甘んじて、贅沢なんだろうと思うのです。

会が終わってからの中華料理店での飲み会は、和気あいあいとしてとても楽しいものでした。
作品について、また、季節風のことについて・・。

「この作品は出版されるかもしれないけど、『季節風』ではだめだ。掲載はできない」と。
「季節風」には会員が作品を投稿できるのですが、選考を経て、掲載されます。
これがなかなかなのです。
実際、「季節風」ではだめで、賞をもらった作品はたくさんあると言います。
今、どうでもいい作品がたくさん出版されていると・・・とも。

おぉ～すごい！と思いました。

少なくとも私たちに厳しい意見をくださった方々は、児童文学、絵本、書くことを安易に考えていない。
当たり前です。当然です。
真剣に真摯に作品に取り組んでいることをひしひしと感じました。

明日から、また仕事です。

昨日のことをしっかりと心に受け止め、大事に、本当に真摯に取り組んでいきたいと思います。
そのためにほんの少しですが、慢心になりそうなとき、振り返り、思い出すためにブログに書きました。
帰りの電車でもノートを広げましたが・・・。

でもでも、今週末、上海、無錫、蘇州にいってきます。
２泊３日ですが、中国は北京の万里の長城などに行きましたが、行ってみなきゃわからないところだと思いました。
中国は何かしら行ってみたいと思うのです。
父が昔、中国に行っていて、上海ではなかったけど、広東の話などをしていたからでしょうか。
無駄には行きません。
いろいろ見て感じてきます（そりゃそうだ）作品にいかしたいと・・・。
そして、楽しんできますね。

春は少し旅の予定を立てています。

元気にしていなきゃと思うのです。

ただ、昨日の合評会・・・自分の性格を振り返りました。
これでいいのかしら？ってね。
私は私なんだけど・・・。

我が家の今日の梅です。
２階から写しました。

冬の厳しい寒さを経て静かに咲いている清楚な梅の花が好きです。
指宿の梅の花を思い出します。




ズームアップして、少しぼんやりしていますが、実物はもっときれいです