福島章恭 合唱指揮とレコード蒐集に生きるⅢ

合唱指揮者、音楽評論家である福島章恭が、レコード、CD、オーディオ、合唱指揮活動から世間話まで、気ままに綴ります。

長岡市2014 花いっぱい音楽祭 いよいよ明日

2014-05-24 21:27:07 | コーラス、オーケストラ


今宵は明日の長岡市2014花いっぱい音楽祭に向けてのステージ・リハーサル。
今年の音楽祭のテーマは「響き合う三善ワールド」ということで、昨年亡くなられた三善晃先生に捧げられます。三善先生には長岡の音楽文化向上にご尽力頂きましたので、その功績を讃えるとともにご恩返しも兼ねての1日となるのです。

2014花いっぱい音楽祭
「響き合う三善ワールド」
開場 13時30分 開演 14時
長岡リリックホール (コンサートホール)

コーラスのほか、ピアノあり、独唱あり、吹奏バンド、室内楽、何故だか書道!ありの2時間40分。中でも、日本を代表する名手・荘村清志さんによるギター・ソロ&デュエットは(勿論、わたしたちの演奏とともに・笑)大きな聴き物だと思われます。



わたしたち長岡混声合唱団は「唱歌の四季」(朧月夜/茶摘/紅葉/雪/夕焼小焼)をもって、音楽祭のトリを務めます。出演時間は16時25分頃の予定。ピアノは、小山恵さん、斉藤淳子さん。
たとえコーラスがなかったとしても、2台ピアノによるファンタジーとも呼べるほどの美しさ。聴かなければ損です。

今宵のリハーサルはとても充実していて、ワクワクしました。明日はきっとステキな本番となることでしょう。
お近くの方は、是非ともお立ち寄りください。心よりお待ちしております。
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強力新人現る SHELTER Harmony

2014-05-24 16:30:17 | レコード、オーディオ


我がオーディオ・システムに新しい仲間が加わった。

MCカートリッジ SHELTER Harmony

SHELTERブランドのフラッグシップ・モデルである。

現在、私が最も重用しているステレオ・カートリッジは、Lyra Titanである。音に不満はないどころか、この情報量、質感、スピード感など、その再生能力の高さには日々平伏すのみ。

しかし、この最高のカートリッジにも、針先にはいつかは寿命がくる。Titanの針交換時の莫大なコストを考えると、そう易々と出来るものではない。そこで、Titanの負担を減らすためにも、いつかの日のためにも、サブのカートリッジを併用した方が良かろう、とはずっと考えてきたところだ。

お前には先代光悦メノウもあるではないか? と思われるかも知れないが、これこそ、針交換をしたら先代の神懸かり的なテイストが失われてしまうので、大事に聴かねばならない。年に数回、ここぞという時にご登板願うのみ。

さらに、フェーズテックT-1やZYXは、超弩級のTitanと並べてしまうと遜色があるのはやむを得ないところ。

というワケで、行き着いたのがSHELTER Harmonyなのだ。SHELTERでは、比較的手頃な501 monoというモデルのモノーラル専用カートリッジを愛用しており、その虚飾のない実直な音が気に入っている。その上位モデルなら間違いなかろ、という寸法だ。



といっても、これとて定価で買える代物ではなく、超の字の付く掘り出し物(殆ど分からないキズ付の新品)があったればこそ、なんとか手に入れることができた。

ヘッドシェルに手頃な持ち合わせがなく、一時、先代光悦にお休み頂き、光悦のウッドシェルに装着。
クナのワルキューレ、シューリヒトのブルックナー#9、クリュイタンスのラヴェル、ビートルズのホワイトアルバムなどを少しずつ聴いて確認。
第一印象は悪くない。
予想通り、派手さは全くなし。Titanより重心が低くズシリとした手応え。その代わりに、高域の煌めきには物足りなさもある。

しかし、まだ、音を出して1時間未満。エージングが進めば、音はどんどん良い方に変わってくれるだろう。

経過は、折に触れてご報告しよう。


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リスト「十字架の道行き」を引っ提げてウィーンへ行こう

2014-05-24 02:22:51 | コーラス、オーケストラ
かねてから計画していたウィーン・シュテファン寺院への室内合唱団ツアー。
だんだん形が見えてきたぞ。

曲目は、リスト「十字架の道行き」。
オルガンは盟友の小沢さちさん。
イシュトヴァン・ラントシュに支持している彼女のバッハ&リスト好きは筋金入り。
さらに、ウィーン市内の別の小さな教会でも演奏。つまり2回の本番。

あとは、時期をいつにするのか?
2016年3月のトーマス教会「マタイ受難曲」公演の後にするのか、前に決行するのか? など、計画を煮詰めなくては。

わたし自身はまったく「マタイ」前でも構わない。
というか、リストを演奏することでパワーが身につくから寧ろ嬉しい。
ただ、ご参加者のご都合にもよるので、柔軟に対応しよう。

今回は20名前後のコーラス(最小15名、最大でも30名)で、オーディションは必須。
小編成だけに、研ぎ澄まされた音程や美しい発声が望まれるし、
生半可な精神力では、この聖なる作品に太刀打ちできないから。

正式な募集は、まだまだ先ながら、必ずや実現させるつもり。
我と思わん方は、今から心のご準備を!

命のあるうちに、状況の許すうちに、やりたいことをひとつずつ。

と書いてすっきりしたところで、おやすみなさい。

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