あきここの豆だいふく

VIVA 日常の嗜好品

トリポッド①~④(ジョン・クリストファー著)

2005年06月10日 | 
「ディズニーが映画化!?」と言うミーハーな帯にやられて買った『トリポッド』。でもそのミーハー心にありがとう。
本を読んでいるうちに自分までトリッピーになりそうでした。危ない危ない。

トリポッドは以前は3冊(②~④)で完結だったのですが、その前夜編(①)が後から作られたんだそうです。STAR WARSで言うエピソードⅠ~Ⅲ見たいな感じ。
①から②へ行くのになんと一気に時代が100年も飛んじゃう。それにはびっくり。

そして②~③の主人公であるウィルパーカーがいたって人間的なところにいつもヒヤヒヤしながら、どうしてウィルが主人公なの???などと本当に感情移入しちゃいました。
でも、その他の人じゃ物語が成り立たないよな~と読み終わって一人納得。
そんなわけで、少年たちが成長していく過程もすごく楽しめます。

そしてまた新たな問題が。
世の中はその繰り返しになっていくんでしょうか。
感慨深い。

①~④までの表紙をつなげると一続きになる西島大介の絵がとってもかわいい!