あきここの豆だいふく

VIVA 日常の嗜好品

バクモントウ

2006年01月08日 | のんたんジャーナル
横溝正史のゴクモントウ(『獄門島』)ではございません。私も先生から聞いたときそう思いました。

6ヶ月になったばかりの定期健診に行って来たんです。いつも言葉少なの先生が、今回はお腹を触るなり「張ってるね?」と言うんです。
私は勉強不足だから、そういうのがいいのか悪いのか、成長している過程でおこるのか全然分からないんだけど、最近、夕方頃お腹が硬くなって重たくなるの。でもそれは良くないことなんだって。
いつも「異常なし、順調です」としか言わない先生が、すごく心配そうな顔をするので、私はもう心配で心配でたまらなくなりました。
そして赤ちゃんも少し下がってきているって言うんです。それはどうにかしたら元に戻るのかな?春まで寒いからもうちょっとお腹の中で温まってゆっくりして欲しいんだけど。

年始に風邪をひいて、それは大事に至らなかったんだけど、咳が止まらなくなちゃったの。その話もしたら、先生が「腹圧がかかるからいけない」って言うし。でも咳は悲しいほどに出ちゃうし。

お腹が張るのを止めるお薬「リトメリン」と、から咳を止める漢方薬「バクモントウトウ」(麦門冬湯)と言う薬が処方されました。
インターネットってある意味いやだ。「リトメリン」とキーボードをたたいて調べると怖いことまで載っている。なるべく飲みたくない薬。

5ヶ月を過ぎて「安定期」って言うのになると、もっと元気で、その名の通り安定するもんだと思っていた。お腹の中でよく動くようになってきたから、それが動いていないと、たまらなく不安になる。
だんなの人には安静にしていればいいって先生も言ったんでしょ?と言うけれど、私はずっと自分のことばっかり考えて生きてきたから、そんな私にどこかでバチが当たるんじゃないかといつもビクビクしてしまう。バチは私だけに。