私がよく行く、近所の図書室は蔵書がかなり偏っていて、さらに少ない。
なのにもかかわらず、川上弘美さんの著書はなぜか多い。
これは、担当者が川上ファンなんじゃないかとみてもいいだろう。( ̄ー ̄)
私にとっては嬉しい限り♪
さて、今回の『ハヅキさんのこと』は、エッセイ(実)と小説(虚)の間(あわい)と言うことで、以前読んだ『此処、彼処』『卵一個ぶんのお祝い』のようにまるでエッセイと言うわけではなく、随所に「虚(きょ)」が混ぜてある。
『ku:nel』で読む川上さんの作品にとても似ている。
でも「実(じつ)」も入っているから、まったく同じと言うわけではない。
こういう「どこかにいそうなんだけど、でもなんだか不思議、空をつかむような」と言う文章は本当に彼女はうまいと思う。
が・・・、なぜか今回は一つとして記憶に残らない。
読みやすくて、寝る前に話をひとつ、ひとつ、と言って読んでいくんだけど、読み終わった後、すっかり飛んでしまうのだ。
それがちょっと寂しいな、と思う1冊でした。
久しぶりにもがいてしまった。
なのにもかかわらず、川上弘美さんの著書はなぜか多い。
これは、担当者が川上ファンなんじゃないかとみてもいいだろう。( ̄ー ̄)
私にとっては嬉しい限り♪
さて、今回の『ハヅキさんのこと』は、エッセイ(実)と小説(虚)の間(あわい)と言うことで、以前読んだ『此処、彼処』『卵一個ぶんのお祝い』のようにまるでエッセイと言うわけではなく、随所に「虚(きょ)」が混ぜてある。
『ku:nel』で読む川上さんの作品にとても似ている。
でも「実(じつ)」も入っているから、まったく同じと言うわけではない。
こういう「どこかにいそうなんだけど、でもなんだか不思議、空をつかむような」と言う文章は本当に彼女はうまいと思う。
が・・・、なぜか今回は一つとして記憶に残らない。
読みやすくて、寝る前に話をひとつ、ひとつ、と言って読んでいくんだけど、読み終わった後、すっかり飛んでしまうのだ。
それがちょっと寂しいな、と思う1冊でした。
久しぶりにもがいてしまった。