あきここの豆だいふく

VIVA 日常の嗜好品

パラドックス

2010年04月14日 | 日記
脚本家の北川悦吏子さんが、以前雑誌のコラムで「北川さん、若ぶって~」と言うようなことをスタッフから言われた時に、すかさず空気を読み取った鈴木杏樹さんが「そんなことを言ったら北川さんに失礼ですよ」と言ってくれたんだけれど、そこで入れられる合いの手の方が、”年甲斐も無い”と言うことにクギをさされたようでショックだった…と言っていました。

やさしい気遣いが「若くないってこと」を決定的にした瞬間。

そっかー。

そう考えると、人生って、変な気遣いが、隠したい事実を逆に浮き彫りにすることがあるな。

「いつまでも若々しくて」とか言うと、褒め言葉っぽいけど、ある年齢に使われると「もう若くないんだな」って思う。ワカワカって若いが二つも使われているのにね~。

返事は1回でいい!ってのと一緒か?

 *

でも。いい意味になる言葉も見つけたよ。(ヒマ?)

発表します!

ジャジャーン。それは「貧乏性」。

これ、使うと貧乏っぽいことは免れないけれど(笑)、実際は貧乏じゃないってことだよね。ほら。よくよく考えてごらん~。

そんなんで、私は時々「貧乏性で…」って使うけど、自ら「あたくし、貧乏じゃありませんからっ(そこんとこよろしく)」って相手に宣言しているわけです。

おほほほほ。

でも。貧乏性なのは確かです。

英語の教材、「よく続いているね」って言われますが、究極の貧乏性なのでもったいないから使うんです。自転車、買ったし、費用対効果を考えちゃうから多少面倒でも乗っちゃうんです。買い物、大好きだから失敗したくないから(余分に払いたくないから)実物を見ないと買えないんです。

いいんじゃない?貧乏性。
あら、それってエコじゃない!?

そんなんで最近、自己賛美しております。

話がまとまっていませんが、今朝そんなことを考えていました。

多分、自転車に乗っていたからだと思います。

面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則(本田直之著)

2010年04月14日 | 
この間、たまたま電車が遅れて、いつもよりたくさんの人が乗っていました。そしたら前の人が読んでいたこの本が目に入ってきました。言葉悪く言うなら盗み見?いえいえたまたま目に入ってきたんです。(笑)

見てたら…「なんか私のこと?」と思うような内容だったので図書館で借りてみることにしました。

「普段、ビジネス書や自己啓発本を読まないのに珍しいね」とだんなの人に言われました。もともとハウツーとか自己啓発とかそんなに嫌いじゃないんです。ただ、受験の時にそういった類のものをたくさん読んで”自分でやった”気になってしまった性格なんで、今は若干いぶかしげに遠くから見るだけ…。

だって。結局自分は自分ですからね。
人間の数だけやり方もあるってもんで…。その話は長くなるな。

 *

この本「面倒くさがりや」とありますが、それは”究極の面倒くさがりや”なのであって、そんじょそこらの面倒くさがりやではありません。

この本の面倒くさがりやは後で面倒なことに巻き込まれるのが嫌なので用意周到です。だから一般的な”面倒くさがりや(ダラダラ・ウダウダするのが好きな人)”が読むと「全然面倒くさがりじゃないじゃん!」ってなっちゃいます。

私も自称”マメな”面倒くさがりやさんなのでこの本に載っているのが「私のことを書いてる?」ってなるわけです。
そしてこの面倒くさがりや業界では私はかなり優等生かも!?と悦に入ってしまいました。

ただ…優等生なのであって、成功者ではありません。成功者というものには実績(例えば報酬)が伴いますからね。面倒くさがりやで報酬を得られている著者が成功者に当たるわけです。

さて。私は優等生から脱却して成功者になれるんでしょうか?
なりたいなぁ~。

とにかく、一度読んでみるのも、いいかもしれません。