あきここの豆だいふく

VIVA 日常の嗜好品

「自分らしさは」はいらない 松浦弥太郎著

2017年03月26日 | 
こちらもインスタグラムでフォローしている松浦弥太郎さんが紹介していたのと、のんたんが好きなヨシタケシンスケさんが表紙を描いているのでとても気になって図書館で予約してみました。

ヨシタケシンスケさんの絵は、ポジティブ根暗なあたしにはツボです。

あたしはよく「akicocoさんらしい」とか「akicocoっぽい」「akicocoが好きそう
(なモノ、コト)」とか言われます。

あたし自身も「これ、あたしっぽい」とか思ったりもします。

だから、あたしはakicocoというイメージが内外からある、ということなのかなぁ〜?と、長年思ってきましたし、それに甘んじたり、助けられたり、ごくたまに窮屈に感じることもありました。

それを「要らない」ということはどういうことなのかな?と素朴に思ったので読んでみました。

松浦弥太郎さんは、『暮らしの手帖』の編集者を経て、クックパッドへ転職、その後、さらに「くらしのきほん」というウェブサイトの主宰をしています。

新しいチャレンジをするときはいつも「松浦弥太郎さんらしくない」と言われたそうですが、その後、時が経つと違和感がなくなり、さらには「松浦さんそのもののお仕事ですね」と言われるようにまでなるのだとか。

この本の中心は「心で考える」「心を働かせる」「心づかい」です。

何をするにしても「心で」ということがキーワードとなります。

自分らしい、自分っぽいことに縛られて身動き取れないよりも、プライドを捨てて、心で考えるスイッチを入れてみよう!ということでした。

頭ではわかってるんですよー!

でも、心でわかるには少し時間がかかるかも。

だって、自分はかわいいですもの。内外から思われているあたしというイメージに乗っかった方が楽だし、頭で考えた方が安全なことも多い気がしてるから。

この本には松浦弥太郎さんが尊敬して止まない諸先輩方が出てきます。

こんな風にできたら、こんな風にふるまえたら。

でも、そうやって尊敬したり、憧れていることを言葉にしていくと、自分の心も少しずつ綺麗になっていく気がするんです。

そして最後のチャプターにあった

幸せを感じたいなら

1、役に立つこと
2、ほめられること
3、必要とされること
4、愛されること

という言葉。

これは人間が生まれて死んでいくまでとても大切なことだなぁ~と思いました。

難しくてわからないこともたくさんありましたが、幸せに生きていたら、ふと思い出して「これかな?」って思うこともあるかな?と、一旦考えすぎることをやめました(笑)。

最後に

―心がつぶやく根拠のない「あれ?」が聞こえてきたら、どんなに順調でも立ち止まること

私は「あれ?」を見て見ぬふりしてずっとやってきたことがありました。
でも、もう、見て見ぬふりはやめて、自分の心の「あれ?」をよく聞いてみようと思いました。偉業を成し遂げてきた松浦さんにも「あれ?」って瞬間があるんだな、とそんなことを知って安心しました。

\ほぼ日 生活の楽しみ展/

2017年03月26日 | 日記
インスタグラムで伊藤まさこさんのフォローをしていて知った、「ほぼ日 生活の楽しみ展」。その伊藤まさこさんが長野や大分のかごを集めて出店していると聞いて、ワクワクしました。

ウェブサイトもさらにワクワク度を増す作り。

日曜日は天気が悪そうなので、土曜日に行ってきました!

金曜日にのんたんがいきなり「週末ってどうなってる?ボク、デュエマのカードを見に秋葉原行きたいんだけれど。」とか言う…は?そんなの聞いてない。(面倒くさいなぁ~)でも、のんたんもどこかへ行きたいというのなら、秋葉原経由の六本木ヒルズにするか~と決定。(もともとは一人で朝イチに行ってこようと計画していたの。)
(※デュエマ=デュエルマスターズという小学生男子の間で流行っているカードゲーム)

それが、公文をだらだらだらだらやるので、結局家を出るのが14時過ぎになっちゃった…。

もー調子狂うなぁ。

でもなぜか、地元の駅の中古デュエマカード屋さんで事足りたらしく、「どうしようかな?ボク行くのやめようかな?」とかイケしゃあしゃあとの賜る。

あのねー。君のために、朝イチで行きたいところをぐっとこらえて待ってたんですけど…。

「とりあえず、付き合うか。」

って。なんで上から目線なんだよー!

15時くらいにようやく到着したんだけれど、大盛況だし、大入り満員だし、大混雑。

思っていたよりもエリアがぎゅっとなっているので、人気のブースは入場制限しているんだよ。

しかも雑貨エリアは屋根があるだけで風通しが良いので寒い。

のんたんに待っていてもらうのも忍びなく、でも、ここまで来たから店舗内(風がしのげる)で待っててもらって、ささーっと見て回りました。

楽しみにしていた伊藤まさこさんのかごやさんは、どれも素敵で網目もしっかりしたものが多く、でも桁が多くって、目がかすむ年頃のあたしには「ん?6,000円くらいなら買える?」「え!?60,000円!」(きゃー無理!)なんてのを繰り返してました(笑)。

ぐるぐる回って、気に入ったのがブレッドプレートと書いてあったシンプルな白いお皿。「小林和人の道具店」にて購入。

我が家、シンプルなお皿が少ないので、自分で選んだのも意外でしたが、こういうお皿をいつかは欲しいなぁ~と思っていたので嬉しい。

結局1時間足らずで帰りました(笑)。
もっとゆっくり見たかったなぁ。