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中学受験というイベントが終わりました(6)

2019年02月09日 | 私立中高一貫(中学受験)
ようやくあたしの中学受験談義が終わりました。

あたしが始めたこのイベントは思わぬ方向へ行ってしまします。

のんたんが●中学校に行ってみたい!

と言い出したのです。

え?!
そこ、すんごいレベル高いし、そして遠い(あたしの考えている中学受験の条件にまったく合わない)。

でも、のんたんがやってみたいと言ったら「やってみたい!」なので、「あぁ。いいんじゃない。」と言っておきました。レベルが高いところを目指したいと言っているのんたんを素直に喜べないのはなんでですかね。(怖かったんだと思います。)

のんたんが言うには「お母さんが行ってもらいたい学校よりも高いレベルのところを目指す方がいいと思うんだよね。」とのこと。

それで心に秘めておくのかと思ったら、なぜか学校で大々的に言ってました(笑)。

のんたんらしいっちゃ、のんたんらしい。

有言実行ならいいんだけれどさ~。あたしはヒヤヒヤ状態。でも、落ち着いて観察しておくか、という感じ。(ちなみに私の時代は不言実行が美徳とされていました。)

あたしの心配をよそに、根拠のない自信をのんたんは日々振りかざしておりました。(だって、まだ努力してないよ。)

のんたんってマイペースなんですよ。

保育園のころ「のんたん君は5月生まれなので、このクラスでは一番早くオムツが取れていいはずです。このクラスのヘッドとして頑張ってください。」と先生に言われていたのですが、本人まったくやる気ナシ。どんどんクラスのみんながオムツ卒業するのを横目に、全く気にする様子ナシ。

そして満を持して(?)オムツ卒業しました。卒業するときはすんなりでした。助走期間ナシ。失敗もほぼナシ。

そのころののんたんの表情を見ていて「ははーん。この子は分かってるけど意志をもってやらないんだな。」って思いました。

小学校に入学した時も、保育園の友だちと別れた心の痛手で、体操服を40分かけて着替えるという、意味不明なレジスタンスを行ってました。先生からは「家で体操服の着替え方を教えておいてください。」という内容のことを連絡帳に書かれました。いやー、保育園で普通に着替えてましたよ。

そんなこんなであたしはのんたんの「その時」を待つしかありませんでした。

のんたんに言うと「ぼくは頑張っている!」「勉強している」って言うし。

でもあたしは知っています。

この何年もいろーんな資格試験を伊達に受けてきたわけじゃない。
受験は他人あってのことではあり、資格試験は及第点との戦いで違う!という方もいらっしゃるかもしれませんが、受験にも及第点はあります。入試の問題を作る先生はプロです。合格点を62点~65点くらいで設定するための問題作りには精通しているんです。

「合格する準備ができた」ということは肌感覚で分かるんです。

でも、いろいろと思いが入ってきているので、なんだかぐちゃぐちゃとしてきました。

のんたんはお祭りの神輿の上にのってしまって、周りが見えていない状況なんだなー、と。

もちろん、のんたんが自分で決めた志望校は応援するつもりでした。文化祭にも連れて行きました。カルチャーショック受けてましたが、乗り越えて、「うん!面白い。」「やっぱりここがいい。」って少し時間をかけていましたがそうなっていきました。(時間差は実際にありました。)

でも、夏を迎えてものんたんの「その時」はなかなか来ませんでした。

10月にいつもより少し難しい模試にチャレンジしました。
その時に学校の友だちとばったり会って、帰り道にその友だちと塾友が話す内容を聞いて、自分が足りてないなと感じて少し焦る姿を垣間見ました。

でも家に戻ってくると、相変わらず言うだけでなかなか行動に移せず。

行動に移せないのは、ずっと個別教室だったからライバルもいなくて、立ち位置が分からないからかな?とちょっとかわいそうにも思いました。

でも、ここまで来てしまったし、今から環境を変えることも難しい。(とはいえ、指をくわえて見ているわけにもいかないので何とかして今からでもライバルを作って挑ませる方法はないかと、文字通り東奔西走しました。が、やはりそれは時すでに遅し、でした。どの塾も「今の環境で、しっかり過去問をやったほうがいい。」という返答でした。)←この辺が「母親の狂気」?ですかね(笑)。

そりゃ、そうだよな。
でも、あたしなりに調べられるだけ調べて尽くしたので、腹積もりは決まりました。よし!一緒にできるだけのことをしていこう。

①のんたんの目標校。
②あたしがのんたんがこんなところで学生時代の6年間を過ごせたら楽しいだろうなぁ~と思う目標校。

2校受験

これだけで良かったはず。

なのに。

のんたんは、①中学校受けるならココも受けといたほうがいいという情報を先日の友だちから得て「受験校を増やしたい!」と提案してきました。「みんなも受けるから!」とも言ってきました。

(ちなみにのんたんが①中学校受けたい!と言ったときに「秋葉原通るから。」と言ってました(笑)。ヲタクなので秋葉原経由にワクワクするそうです。)

え?まぢで?

中学受験が思わぬ方向へ進んだ瞬間でした。

「それらの学校行きたいの?」というと、「行きたいよ。」とか言う。

ほんと、子どもの言うことって・・・信じていいのか?どうなのか。(だってそれらの学校、秋葉原から遠くなってるし。)

夏が明けて、「Aくんサピックス行ってるんだって。」「Bくん●中学受験するんだって」って結構あけっぴろげに話して、学校のレベルも偏差値で理解していくようになるんですよね。

ほんと厄介だ。それに、恐ろしい。(子どもたちの会話が恐ろしすぎて、想像したくない。)

仕事も忙しいし、塾にそれなりに丸投げしていたあたしですが、11月の体験入試イベントやそっくり模試なんていうのを体験するうちに「あー。まったくアウトプットが足りてないな。」ということに気がつきます。(いや、気がついてました。見て見ぬふりしてました。)

そして、のんたんのわけの分からない戦略に不安を感じたので、落ち着いてもう1校、併願校を探すことにしました。


 *


日本の歴史

中学受験から大学受験まで使えるというマンガ『日本の歴史』。
のんたんが小学5年生のクリスマスのプレゼントにジイジ&バアバに買ってもらいました。

時間がある5年生のうちに読んどいたほうがいいよ~と何度言っても、ほとんど開くことがありませんでした。でも、本当に直前期。ようやく知識が積み重なって歴史が面白くなったところで、読み始めようとしてました(笑)。

おそい!ってーの。

でも、大学受験まで使えるので、これからしっかり読めばいいよ。
歴史って知ると面白いね~(あたしも今ごろ(笑))。

結局面白くなるためには基礎的な知識は必要なんですよね。そうじゃないとただ単に読んでるだけ、文字を追っているだけになってしまうんだろうな。

中学受験というイベントが終わりました(5)

2019年02月09日 | 私立中高一貫(中学受験)
そもそもの。
どうして中学受験?

目標は「だって、家の近所に素敵な中学校があったんですもの。」なのですが、それ以前に中学受験をするという選択があってのその言葉。

義務教育で無償の公立中学があるのにどうして?とか、どこで勉強しても同じ大学に行ったら一緒じゃないの?と聞かれます。本当にそうだと思う。

正直に言ったら「その自信がない」。

弱気の部分を中高一貫で埋めたいというのが本音です。

またまたあたしの青春時代の話で申し訳ないのですが、一生懸命勉強して志望高校に合格して、ちょーゆるんだんですね。そして、中学生の時は公文をしていたので数学だけは向かうところ敵なしだったんですよ。(公文は中学過程を終了したら、高校受験用の塾に切り替えました)

それで人生甘く見てました。
ちっさいですよね。高校生が考える人生なんて。

中学の数学ってパズルが解けた!みたいに達成感があったのに、高校の数学は公式を覚えることがいっぱいあって楽しくなくて、ちょーゆるみまくっていたずらに時を過ごしてしまった。

結果、どっから解らなくなったかも分からなくなってしまった。

中学の数学は2年くらいで、高校の数学にたっぷり4年(大学受験の準備があるから3年かな)かけれたら良かったのにって思ってました。あと、誰かが「中学と高校の数学は違うよー。(ちなみに英語も全然違う)」なんてアドバイスくれたら良かったのに、とも思った。

そのシステムが中高一貫教育じゃん!!!と。
そしてそのアドバイスがのんたんにできるのはあたしじゃん!と。

もちろん、中高公立で、高校受験して、難関大学に合格している人たちもたくさんいるし、そのルートの方々の方が優秀だということを耳にもします。(ちなみにあたしの小学校時代の同級生3人が確かオール公立で東大行ってます。彼ら、本当に勉強が好きで休み時間も英語で独り言喋ったりしてました。)

でも、中高一貫のシステムの方が合理的な気がしてならなくって。(だから、公立も中高一貫化してきているんだと思うんだよね。)

そして、模試とかの会場で言われるんです。「頭のいい子はどこでも勉強します。普通の子にこそ中学受験が必要なんです。」と。

腑に落ちちゃうんですよ。

ただ、まだ中学生です。まだまだ子どもです。

自分は中学校に行って「大人になった気分」でいても、意外と危険なことや恐ろしいことと隣り合わせだったりします。

だから、家から近い中学校に行ってほしい!というのがあたしの考えです。

幸いにもとても素晴らしい学校が家の近くにあります。公立に行っても歩いて20分ぐらいかかるので、交通機関は使いますが30分の範囲内ならあたしの考えに合致しました。

あたしの学校を選ぶ基準

・家から近い
・サポートがあって塾要らず

家が近いというとは通学費も抑えられる。

学費は公立に比べたら高いけれど、公立中学校+高校受験のための塾通いをする場合と結局そんなに変わらないのではないか?さらに、学校で全てを見てくれるなら時間も短縮できて効率的なんじゃないか?とも考えました。

目標校は高校受験からでも入ることができるのですが、このあたりの学校の中でもレベルがかなり高いので、高校受験のコースを選んだとしても、この学校に対する憧れは残る気がしました。
中学受験でチャレンジして、ダメなら高校受験で再チャレンジできる。なんだなんだ、いいじゃん、的な(笑)。

中学校に入ったら、部活も楽しんでほしい!時間がいくらあっても足りないし、毎日なぜか眠たい。そのためには通学の時間は短い方がいいに決まってる(笑)。

ほんと、あたしは単純です。



2月の勝者

よく描けてるっ!

中学受験というイベントが終わりました(4)

2019年02月09日 | 私立中高一貫(中学受験)
(3)は結局、あたしの自慢話で終わってしまいました(笑)。

でも、子育てってなかなか自分の幼少期の体験や自分の器からはっちゃけられないのが現実だな・・・とつくづく思います。

これがやれて楽しかったからやってみたら?とか、これがやれて嬉しかったからやってみたら?といった類です。(ウザいですね。)


さて、突然ですが、中学受験っていくらかかるの?


入塾してから、こんなにかかるはずじゃなかった・・・ってのも怖いな~と思ってました。

我が家は共働きとは言え、子どもの受験に年間200万円とか150万円をつぎ込めるほど余裕はないと思っています。だってこの後も10年は続く教育費(私立中学に行くのならなおのこと)やあたしの老後の資金も貯めておきたいもの。

のんたんには惜しみない愛を注ぎたいとは思っておりますが、愛とお金は一緒ではありません。

そうは言いつつも、のんたんには、公文(2歳-現在)、サイエンス倶楽部(5-11歳)、空手(5-9歳)、Z会(7-10歳)、サッカー(7-8歳)、スイミング(9歳)とすでに結構な投資をしたのも事実としてあります。

我ながら教育ママですね・・・。

でも、何かを始めるなら、何かを削ってという選択(教科を減らしたり)はしてきたので、なるべく総支出額を増やさないように心掛けました。

いつだかのエントリーにも書いたのだけれどほんと、教育費はこれで十分なんてことはないから気が付けば塾の提案通りにオプションを重ねていた・・・なんてこともきっとあります。

我が家の中学受験のための塾代は

4年生:242,697円(週1回・教材費・夏+10コマ)
5年生:536,328円(週2回・教材費・夏+10コマ・冬+8コマ)
6年生:865,242円(週3回・教材費・夏+10コマ・冬+10コマ・11月-1月週4回)
6年生の春休みに集団塾へ春期講習:47,520円
合計:1,691,787円

中学受験しない場合はこの金額がかからないので「高っ!」と思うかもしれませんが、いろいろと考えて塾任せにしないでこの金額です。

4年生になって個別教室に通うようになったのですが、塾長と面談すると、フツーに「夏の個別40コマ(約17万円!)」みたいな提案書を出してきます。え!?マヂでそれ言ってるの?本部からの何か圧力があるの?って思いました。

にこにこしながら聞いて、申し込みはもっと現実的なコマ数でお願いしました。



のんたんが通っていた個別教室は、こぢんまりしていることもあって、40コマとか言ってるけど、正直なところ先生をそこまで揃えられるの?っていう懐疑的なものもあり、また、1日2コマとか3コマとか立て続けにやって、学習効果があるのか?っていうもの疑問でした。

集団塾はそういうカリキュラムでやっているから無理ではないのは分かるのだけれど、個別教室は1コマあたり4,320円という、授業=チャリンチャリンとお金の音がするので、どうしても費用対効果を考えてしまうんです。

念のために言っておきますが、夏期講習やるから通常授業がないかというと違っていて、通常授業+夏期講習(積み増し)です。

それで、毎回、長い休みはのんたんの動きをきっちりイメージしつつ(ひとりになる時間を減らす・夜はなるべく大人がいる場所で過ごしてもらう)、スケジュールを組んで提案返しをしてました。(この作業が地味に大変でした)

6年生に進級する春休みに集団塾の春期講習に通っています。

あたしの仕事が土日祝日休みの事業部からシフト勤務の事業部に異動になって、初めての春休みだったので、ひとりの時間を不安に思って、コスパがいい集団塾を体験してみることにしました。

3/26-4/4の34コマで47,520円。個別だったら約15万円かかります。安全なうえに塾で勉強してくれているかと思うとあたしの心にもとても良かった(笑)。

夏期講習も行ってみる?と聞いたけど、「いいや。今の個別教室でやる~。」との返事だったので、それ以降の集団塾はありませんでした。

中学受験というイベントが終わりました(3)

2019年02月09日 | 私立中高一貫(中学受験)
のんたんを擁護するのですが、ちょっと変わったところもありますが、決して集団行動は苦手じゃないと思います。むしろ楽しんでいると思うことがたくさんあります。(それがのちのち仇になるのですが)

でも、あたしが小学生のころ、「仲間外れにされたくないな」とかいう理由で誰かと一緒にいた時代と違って、友だちが遊びに誘いに来ても「今日は、いいや!」なんて平気で言うところもありました。

今日は家でごろごろゲームしたり、ゲームしたり、ゲームしたりしてたいんだよね。みたいな。

ゲームしかしとらんじゃないか。

さて、話は戻りますが、1週間のスケジュールに「スイミング」なんてものも入ってました。

あたしが小学生のころ、夏休みに水泳部の活動がありました。ヒマだし、暑いからプールで泳ぎたかったので入部したの。そしたらめっちゃ泳ぎが上手だった(笑)。←自慢かーい。

自分でもびっくり。

クロールも結構速かったのですが、先見の明のある先生が「クロールは速いやつがたくさんいるから、背泳ぎやれ!」とおっしゃいまして、ピュアなあたしは「了解っ!」ってな感じで背泳ぎスイマーになったわけです。

時は鈴木大地選手のバサロ方式が噂になったころ。(年齢がわかるな・・・)先生がバサロ教えてくれました。クイックターンも教えてくれました。それで、特にスイミング教室にも通ったことのないあたしが、群大会で2位をいただくまでになりました。※2位で大満足でした。だって1位の子はスイミングに通っていて、速さも「流れるプールで泳いでいるのか!?」ってくらい速く、雲泥の差。すがすがしいくらいの勝ちっぷりに惚れ惚れしてました。

バサロやクイックターンが素晴らしい!(まだそんなに小学生の中では流行ってなかった)ということで、模範泳法やらせてもらったこともありました。

あたしのキラキラした時代のことです。

それが4年生のころだったので、4年生は体力みなぎってるんじゃないか?って仮説があったんです。

ということで、のんたんには「1年後にはクロール25メートルが泳げるようになる」ことを目標にスイミングに通ってもらいました。(泳げた方が絶対楽しいって!と、半ば無理やり通わせたけど、最後はめっちゃ楽しんでました。)

このころから「お母さんが言うことはだいたい間違いがない。」ってことを口癖のように言ってました(笑)。

受験は体力も相当必要なので、体を鍛えておくことも大切だと思います。

中学受験というと、「小学生らしい生活ができない」(家族と夕食が食べられない・深夜12時まで勉強しても宿題が終わらない)という噂を耳にしていたのでネガティブなイメージがありました。

のんたんが小学生の時は今しかない。
働いていて、疲れて一日を終えて帰ってきたのに一緒に夕食が食べられないのは嫌だな。って思っていたので、その時間を失くす受験はしたくないと考えました。


 *

はじめての中学受験

のんたんの中学受験を考えた時にいろいろと知りたいので買った本『はじめての中学受験』宮本毅著。

・中学受験を成功させたいのなら、健全な親子関係や日常生活が不可欠
・教育とは子どもの自立支援であるということを、決して忘れないようにしましょう
・自分のことは自分でやらせる、これが親としての義務です
・日常生活のちょっとしたことに興味を持ち、自分で考える癖をつけさせましょう

学ぶということは、受験のためだけじゃないんだよ!ということを教えてくれる本です。

中学受験というイベントが終わりました(2)

2019年02月09日 | 私立中高一貫(中学受験)
子どもから「中学受験したい」といった、子どもが能動的な家庭がいくつあるのか分からないのですが、我が家は、あたしから「●中学校、受験してみようよ~」と言ったのがきっかけでした。

だって、家の近所に素敵な中高一貫校があったんですもの。

登山家にどうして山に登るのですか?と聞いたら「そこに山があるから」という名言をきいたことがありますが、それを本気でパクってます。

のんたんが小学校4年生の時でした。

のんたんの学年から、学童に6年生までいられることになりました(それまでは4年生までした)。

とてもありがたいことなんだけれど、一方で、「子どもには子どもの社会があるから、小学校5年生くらいになると学童より学童外の友だちと遊びたくなってくるんですよ」という学童の先生の言葉もとても心に残っていました。

学童保育が4年生から6年生へ引き上げられる情報はなんとなくは聞いていたのですが、応募者が殺到した場合、「上の学年は抽選になる」といった不確定要素もありました。幸いにも学童のクラスが増えて、のんたんは新しいクラスで通うことができるようになりました。

そういえば、のんたんが小学校2年生の時に、小学校のグラウンドで行われるサッカークラブに参加させてもらったことがあります。

我が家は、だんなの人が仕事も忙しく土日出勤も多かったため、あたしといることが多く、のんたんは超インドアでした。

だからのんたんが「サッカーやってみたい」といったときにはちょっとびっくりしました。

そのサッカークラブは、スポーツクラブが主体のサッカークラブだったので土日とかに遠征して試合!なんていうのもなく母親には嬉しいクラブでした。

それが小学校3年生になったら急に運営主体が変更になり、強くなるため・選手になるため・試合で勝つためのクラブに変わってしまいました。

運営変更になって1年間続けたものの、のんたんやあたしが目指している「サッカーがあまり上手でなくても楽しくできるというクラブ」でなくなったのと、その頃からのんたんが吹奏楽部に興味が出てきたので退部しました。

4年生になって吹奏楽部に入部しました。(楽器ができるって憧れだったから親のあたしが嬉しかった)
塾には4年生の4月から通い始め、学童は4年生の夏休みが終わるまで通いました。(吹奏楽部の放課後練習が17時まであったので、平日はほとんど学童へ行っていませんでした)

4月から8月は学童から塾へのシフトチェンジ期間でした。

共働きの場合、夏休みといった長い期間をどうするか?ということが悩みの種になるので、4年生の夏休みまで学童に通うことができて本当にありがたかったです。

あたしの塾選びの条件は「学校と家から近い・自習室があって学童代わりに子どもの居場所がある」でした。
2011年3月11日の東日本大震災を経験して、のんたんがより安全で、あたしが遠く(会社)にいても助けてくれる大人・場所があるという思いからです。

いくつかピックアップしてのんたんに体験をしてもらってから決めようかなぁ~と思っていたのですが、面倒くさがり&いい子(※)ののんたんだったので、ひとつめの個別教室で「ここにする」とあっさり決めてしまいました。

あれれ?他も見なくていいの?と言っても、「集団塾は怖い」と言うばかりだし。「それにぼくは集団行動苦手だから」とかも言ってました。

なんとなくは分かってたんですけどね・・・。

※いい子:体験授業までしてもらって、断ったら申し訳ない的な考え←そういうとこ意外と社会性あります。

それで、個別教室にお世話になることになって、週に1回、火曜日に算数を見てもらうことにしました。

月曜日:学校→公文
火曜日:学校→吹奏楽部→個別教室
水曜日:部活なし スイミング
木曜日:学校→公文
金曜日:学校→吹奏楽部


そして、塾に通うからには何か目標があるといいな・・・と思っての最初に戻ります。

”だって、家の近所に素敵な中高一貫校があったんですもの”

中学受験というイベントが終わりました(1)

2019年02月09日 | 私立中高一貫(中学受験)
のんたんの中学受験というイベントが終了しました。


いやぁ。つらかった・・・


あたしは中学受験経験者ではないので、こんなにも中学受験というものが大変だということは想像できませんでした。正直、中学受験ナメてました・・・。(ナメていたのは、たんたんと受験するだけだろうと思っていたという意味です。)

首都圏ではあるものの、だいぶ都内から離れた田舎でのんびりくらしていたあたしの高校受験とも、さらにのんびり構えていた大学受験とも全然違うものでした。

なんだろうな、テレビでギャグかな?って思うバーゲンのシーンあるでしょ、あんな感じも時々感じました。よりいいものを!より素敵なものを!コスパいいものを!奪い合うイメージ。たぶん、まったく興味のない人にはその価値すら見いだせない。

でも、個々にすんごいドラマを背負ってみんな来ている。想いがつまってる。

「中学受験って、行きたい学校があってそこにチャレンジしてだめだったら公立に進めばいい。」

中学校は義務教育なので絶対に通うことができるという安心感の上にあるものだと思ってました。


全然違ってた!!!


親の思い×子どもの思い×周囲の思い


で、どんどん受験スパイラルにはまっていき、逃れられなくなっていく。

最初はこんなはずじゃなかったんだけどな・・・っていうところに辿り着いたりしていることもありました。

でも、それはそれ。
目の前のことを頑張るしかなくなってくるので、それを必死に頑張ったのはとてもいい経験でした。

中学受験に「ふんわり受験」ということは存在しない(必ず合格・不合格が出てしまうので)のだな、という感想をちょっとずつ述べたいと思います。