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社会保険労務士試験~

2014年08月25日 | 日記
さて。去年8月から本腰を入れて勉強をし始めた、資格試験のとうとう当日がやってきました。

毎朝4時半に起きて、1時間くらい勉強して、あとは通勤電車でちょぼちょぼやったり、のんたんの空手の時間に公民館で勉強したり、ちょっとずつちょっとずつ勉強してきました。

この資格の勉強をしようと思った一番の理由は、やはり、仕事に活かせるから。

会社が合併して、新しい事業部が立ち上がり、人が増え、雇用のバライエティにも富み、さらには入退職の多いこと多いこと。それだけでなく、個々の家庭の問題もあったり、いろいろとメンタル面で歪がでてみたり、もう、それは目まぐるしいほど、いろいろな知らないことへの直面がありました。

私が長年勤めてきた20人ほどの小さな会社は、私が最後の新卒でもあり、それ以外は横のつながりの中途入社。一度は入社したら、なにかない限り人は辞めなかったし、なんとなく寺内貫太郎一家のように昭和な雰囲気で、ある意味まとまっていたので、社会保険の深いところを知らなくても何とかなったんです。

でも。そういうわけにもいかなくなった。

もちろん、うちの会社にも顧問社労士はいて、いろいろと相談できます。ただ、それが社会保険に関する事象なのか?と言うのを判断するのは私たち内部の仕事。他の社員に聞かれて、全てを「じゃ、社労士に聞いてみます!」じゃちょっとな…って思ったんです。

さて。
「ちょっとな」っていうので、受かるほど(笑)、簡単な資格試験じゃありませんでした。

今まで、なんとなーく、半年から数か月勉強していれば取れた資格とはわけが違ってました。

去年、書店に売っている1冊の厚い本だけ読んで(そうは言っても、あたしにしたら分厚い本で、かなり読みごたえありましたが)軽い気持ちで受けてみたのですが、いやいやいや。全然歯が立たないな…

と言うことで、今回の受験に関しては、通信教育を利用しました。

CDを聴きながらテキストを読み進め、その後、過去問を解いていくという形式。特に締切もなく、スケジュールでどんどんテキストが送られてきて、教材が増えていくんですけれど。

例えば、日本って、「学校を卒業したら働いて、お金が貯まったら結婚して、夫婦仲良く、子どもが生まれて、さらに仕事を頑張って、定年を迎えたらのんびり老後を楽しむ」って言うのがモデルケースとして根底にあったんだと思う。

その人生のモデルケースをもとに社会保険は考えられた。

だから、昨今の

・就職できない
・結婚しない
・離婚も多い
・とても少子化
・メンタル面で仕事頑張れない
・定年になってもお金も貯まってないし、年金もスタートしない

と言う問題が浮かび上がって、あわてふためいて、いろいろと対策を練るうちに、毎年毎年、いろんなところの法改正が行われる。法改正は大きくてなしえるのも大変だけれど、通達(要するに運用)くらいでこまごまと対応しているものもある。

それ全部社会保険。

モデルケースが清く正しく美しくだったからか、本当の人間の生活とそぐわなかったからか、歪な進化が結構ある。

テキスト10冊、過去問10冊、予想問題集4冊、そして模試1回分。

すべてやり終えましたが、やり終えただけ。やっと1回。(時々2回)
それじゃまだまだ足りなくて。

テストが終わって、去年よりもずっとぐったりした。
正直、去年はそんなにぐったりしていなかった。

あぁ。
一応、受験したんだ、って自分でやっと分かった。
及第点には及ばない。

さて。
また頑張ろう!

去年より成長してる!!!

と。

通信教育のノートの中に「社労士の資格は、受かるか落ちるかじゃなくて、受かるか諦めるかだ」と。

せっかく一生懸命勉強したから、諦めないで受かりたい。

さて。
今年もまた一歩踏み出さなくてはならなくなりました。


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