明鏡   

鏡のごとく

『蛍日記』

2015-06-04 23:36:50 | 詩小説
6月4日 木曜日 晴れ。
20時。

有志で蛍の飛び交う川を訪れる。
まだ少ないほうだという。
これから徐々に多くなっていくのだと。

木の上をゆるりと飛ぶのはどれもが雄にみえる。
叢に隠れた蛍はどれも雌にみえる。
番でいると夫婦蛍にみえる。

どれもだれのものでもない。
蛍は蛍でそこにいる。

人も疎らに蛍をみている。
人は人でそこにいる。

帰り道は猫峠。
左手に鹿をみつけた。
最初は座っていたので兎かと思った。
立ち上がると子鹿のようだった。

しばらくいくと。
右手に鹿の親子がいた。
はぐれた子鹿を探していたのか。
はじめてこの道で鹿に出会ったのだった。


アジアの未来(Future of Asia)

2015-06-04 06:59:18 | 日記
【6月3日 AFP】来日中のフィリピンのベニグノ・アキノ(Benigno Aquino)大統領は3日、都内で行った講演で、中国をナチス・ドイツ(Nazi)になぞらえ、世界各国は中国に対し宥和政策をとり続けることはできないとの見解をほのめかした。

 中国は、南シナ海(South China Sea)の国際水域において大型軍用機が離着陸できる滑走路の建設を含む埋め立て計画を急ピッチで進めており、各国から懸念の声が上がっている。

 都内で開かれた国際交流会議「アジアの未来(Future of Asia)」に出席したアキノ大統領は、中国の脅威とそれを抑制する米国の役割に関する質問を受け、「真空状態が生じて、例えば超大国の米国が『わが国は関心がない』と言えば、他国の野望に歯止めがかからなくなる」と回答。

 さらに、「私は歴史学を学んだアマチュアにすぎないが、ここで思い出すのは、ナチス・ドイツがさぐりを入れていたことと、それに対する欧米諸国の反応だ」と述べ、第2次世界大戦(World War II)勃発の前年にナチス・ドイツがチェコスロバキア・ズデーテン(Sudetenland)地方を併合した際、「誰もやめろと言わなかった」と指摘した。(c)AFP



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平和にしたいのならば、強引なやり方から、手を引くべきである。