明鏡   

鏡のごとく

『蛍日記』

2015-06-15 22:33:18 | 詩小説
6月15日 月曜日 晴れ。
21時30分。

蛍が光るのを待つ人、一人、二人おり。
その後、一人と小さな猫。

蛍の季節も終わりに近づきつつあるのか。
雌が卵を生んでいるのをみたという。
三角形のおしりのある部分からぽとりと産み付けるのだという。
黄色い卵。
千匹、生むものもあれば、5百匹、生むものもあり。
数の桁が違うのだ。