明鏡   

鏡のごとく

『蛍日記』

2015-06-17 21:43:16 | 詩小説
6月17日 水曜日 曇り時々雨。
21時30分。

蛍、今日も翔ばず。
見当たらず、なだけか。
ずっと見ていた方が、今日は見当たらないね。
とおしえてくれた。

しかれども、今年の蛍はよい蛍であった。
色々な場所に翔んでいってしまったようだが。
色々な場所で光り続けてくれた。

そういえば、今日は、蛙もないていなかった。
梅雨だというのに。

帰り道、近所の酒屋さんが光っていた。
一度は店じまいをしたのだが、久しぶりに店を開けたという。

近所の人が角打ちに来るんよね。
やっぱり開けてくれんねっていうんよ。

と おいちゃんは笑った。


酒と、あとは、たばこやね。
今、おいとるのは。


蛍族 ついえたと思ったら またついた。

ということか。


ちょうど梅をいただいたので、ホワイトリカーと瓶をさがしていたのだが、近所にはなく、梅ジュースをとりあえず作ることにし、折角の再開を祝うように、ささやかながら、缶ビールを買って帰った。

梅を氷砂糖と穀物酢で混ぜて、梅ジュースの原液を仕込む。
夏まで待てるだろうか。

久しぶりのビールはうまかった。

ユニクロの日本人差別

2015-06-17 19:59:37 | 日記




ユニクロ店内で、日本人には税金をかけ、外国人には別の列に並ばせ、免税し放題という場面を見て、ユニクロは日本から金をせしめたいだけの売国奴だと思われた。
外国人に免税した分を日本人から奪い取ろうという魂胆か。
なんという差別丸出しの店なのだろうと、呆れ果てたばかりであったが、値上げまでするとは、あまりに日本人を馬鹿にしている経営者である。
どこを見ているかは、自ずと知れたことであるが、それにしても、あまりにひどい。
日本人はボイコットするべきである。

もう買いたくもないという日本人は今後さらに多くなり、ユニクロのイメージは地に落ち、販売も落ちるであろう。

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 国民生活は円安による輸入物価高騰の直撃を受けている。すでに食品などの値上げが始まっているが、この夏以降も値上げラッシュは続く。

 7月1日に山崎製パンが食パンや菓子パンなどを平均2.6%値上げするのをはじめ、永谷園はお茶漬けなど66品目を5~10%、ユニクロも昨年秋に続いて2年連続で秋冬物商品の2割を平均10%値上げする。

 8月にはカゴメがソース63品目(4~10%)を値上げ、日本郵便も「ゆうパック」の基本料を平均4.8%引き上げ、9月からはアサヒビールが国産・輸入ウイスキーと輸入ワイン201品目を2%から最高44%値上げする。

 実質賃金は下がり、生活必需品が上がり続けるのだから国民が財布の紐を締めるのは当然だ。4月の消費支出は、物価が上がっているにもかかわらず、逆に前年比1.3%減と13か月連続のマイナスを記録した。国民は消費増税で一斉に買い控えが起きた昨年4月よりモノを買わなかった。否、買いたくても買えなくなっているのだ。

※週刊ポスト2015年6月26日号

ミトコンドリア呼吸欠損の原因に関する新仮説

2015-06-17 09:26:58 | 日記



先日、筑波大学をはじめとする研究チームは、人間の加齢に伴うミトコンドリア呼吸欠損の原因に関する新仮説を発表した。これは京都大学iPS細胞研究所や理化学研究所と共同で進められ、電子版科学誌『サイエンティフィック・リポーツ(Scientific Reports)』に掲載されたもので、新たな仮説は、ミトコンドリア呼吸活性低下の原因が突然変異ではなく核遺伝子の可逆的変化であることを明らかにし、このことは細胞の初期化により老化もリセットできる可能性を示唆している。

老化現象はミトコンドリアDNAが原因?

ミトコンドリアは、“細胞内のエネルギー工場”として知られる細胞小器官で、呼吸により生命活動のエネルギー源となる化合物を合成している。ミトコンドリアには核にある遺伝情報とは別に、独自の遺伝情報(ミトコンドリアDNA; mtDNA)が存在しているが、このmtDNAに突然変異が生じると、呼吸活性低下からエネルギー欠乏となり、エネルギー需要の多い脳や筋肉を中心に脳卒中、知能障害、筋力低下、高乳酸血症などを発症する。これらの疾患はミトコンドリア病と総称され、突然変異が原因となる場合は先天的で母親から子どもに遺伝する。

また、定説とされる『老化ミトコンドリア原因説』によると、私たちの老化現象にもmtDNAの突然変異が関与している可能性が指摘されている。加齢に伴う呼吸活性低下や老化そのものは、年齢を重ねるとともに後天的にmtDNAに蓄積する突然変異が原因であると考えられてきたのだ。

しかし、研究チームは、この仮説の根拠となるmtDNA突然変異と老化との因果関係を直接証明する実験結果が報告されていないこと、老化は突然変異のような偶発的プロセスで起こるとは考えにくいこと、の2つの理由からこの定説を再検証した。

iPS細胞にする初期化で原因は可逆的な変化だと判明

研究では検証のために胎児から12歳の若年グループと80歳から97歳の老年グループ、それぞれの繊維芽細胞を使用し、老化の仕組みに関するいくつかの点を明らかにした。

まず、2つのグループ間で比較すると、老年グループでは確かに呼吸欠損が生じているが、mtDNAでの突然変異の蓄積率に有意な差はなかった。次に、加齢に伴う繊維芽細胞の呼吸欠損ついては、いったんiPS細胞にしてから再度繊維芽細胞にすると回復したという。このことから、原因は突然変異のような不可逆的な変化ではなく、可逆的な変化だと考えられることになる。

mtDNA ミトコンドリア 老化
最後に、可逆的に発現が変化する原因遺伝子の1つは、ミトコンドリアのグリシン代謝に関係することが分かった。そこで、培養液中にグリシンを添加したところ低下していた呼吸活性が回復する現象が見られたということだ。この結果は、継続的なグリシン摂取が老化の緩和戦略として有効である可能性も示唆している。

以上の結果から、加齢に伴う呼吸欠損の原因は突然変異ではなく、遺伝子の発現が制御され細胞分化が進行する「ゲノム修飾」である、という新仮説に至ったということだ。今回の新仮説は、あくまで繊維芽細胞の呼吸活性低下の仕組みに関するものであり、老化現象そのものにも当てはまるかは今後の研究が必要だという一方で、原理的には、体を構成する細胞を初期化し再分化することができれば、その細胞の若返りも可能になるとしている。



「安全とは認められない」

2015-06-17 09:23:08 | 日記



【ワシントン時事】米食品医薬品局(FDA)は16日、マーガリンなどの加工油脂に含まれ、心筋梗塞などの発症リスクを高めるとされるトランス脂肪酸について、2018年6月以降に食品への添加を原則禁止すると発表した。FDAは13年に規制案を提示し、その後の調査・意見聴取で、食品への使用に関し「安全とは認められない」と結論付けた。

 FDAのオストロフ局長代行は「今回の措置により、毎年数千件の致命的な心臓発作を防ぐことができる」と説明した。ピザやケーキなどの食品業界は3年の猶予期間後、使用を全廃する必要がある。

 トランス脂肪酸を過剰摂取すると、肥満や心臓病などの危険性が高まるとされ、米国の自治体などで規制の動きが出ていた。一方、日本では平均摂取量が世界保健機関(WHO)の基準値よりも少ないことから、通常の食生活を送っていれば健康への影響は小さいとされ、厳格な規制はない。