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■ 真岡温泉(真岡インター天然温泉) 「スパリゾート・フジ 天然温泉『森の泉』」

 

<真岡温泉(真岡インター天然温泉)「スパリゾート・フジ 天然温泉『森の泉』」> (真岡市長田1715-1、6:00~9:00/10:00~23:00、880円、0285-85-5526)
オフィシャルHP

2007年8月20日にオープンした日帰り温泉施設。(ONKEN21さんのレポ(みしゅらん)あり。)
先日開通した北関東道「真岡IC」そばにあり、北関東道からもよく見えますが、ICまわりの道は整備途中でわかりにくく、なかなかたどりつけません。
温泉施設というよりは、ホテルかハウスウェディング風の白亜の建物で短期賃貸マンションも併設しているようです。

料金は当初680円とゲキ安でしたが、いまは880円になっているようです。
それでもフェイスタオル・バスタオル・館内着つきプール利用可の時間無制限ですから安いものです。
3層の館内には、温浴施設の他、プール、岩盤浴、各種レストラン、ゲームコーナー、宴会場とてんこ盛り。付帯施設をつくりすぎたかも?
館内は明るく綺麗ですが、なんとなく無機質でスポーツクラブのよう。
B1Fが温浴フロアで、同じ階にあるモンゴル式サウナは料金内で入れます。

脱衣所はプールタイプでかなり窮屈。よく覚えていませんが、ロッカーシステムが複雑で、たしか200円投入で100円のみ返却だったかと思います。


【写真 上(左)】 エントランス
【写真 下(右)】 浴場入口  

浴室に入って右手が洗い場、正面、扉の向こうが温泉浴場、左手奥にサウナ、ミストサウナ、水風呂と真湯の機能浴槽群。
水風呂はカルキ臭あるものの、とろみがあって入りごこちよく井水かも?
カランセパ式22、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
休日20時で10~20人と施設規模のわりに空いていました。


【写真 上(左)】 内湯
【写真 下(右)】 立湯

温泉浴場のみレポします。
扉を開けると正面に大浴槽(白丸石タイル貼楕円形10人以上、ややぬる)、右手に立湯(タイル貼8人位で深い、ややぬる)の2槽。
場内はけっこう広くてデッキチェアもおいてありますが、窓がないので開放感がなくややこもり気味。
案内類には「露天風呂」とありますが、ひょっとしてここが露天???。

大浴槽・立湯ともに底面吸湯&側面注入ありの循環仕様ですが、オーバーフローもけっこうありました。
大浴槽にはぬる湯間欠投入の湯口があって、お湯の感じからしてひょっとして源泉かも?

お湯はうすいバスクリン色透明で浮遊物なし。強塩味+弱苦味+微金気だし味。
湯面はほぼ無臭でカルキ臭も感じず。大浴槽の湯口のみ弱い金気臭+αがありました。
かなり強い塩化土類系のきときとぺとぺと感があり、濃度感もしっかりありますがなぜかあたたまりが強くないのが不思議。(ふつうCa-Cl系でこのくらいの濃度感があると、ほてほてからから攻撃にさらされる。)

浴後は湯切れよくお肌つるつるすっきり爽快状態になります。(これも重曹がほとんど入っていないのに不思議。)
お湯は2槽で大差ないですが、きもち立湯のほうが濃い感じもしました。
大浴槽湯口で感じる金気が湯面ではほとんど感じられないので循環途中で除鉄しているかもしれません。

加水がすくなく思いのほかいいお湯でしたが、一風かわった浴室なのでいまいち落ちつきません。
施設構成がアンバランスで、やたらだだっ広いコーナーがある反面、脱衣所が狭かったり、露天がなかったりで違和感があります。
とくに、お客は施設規模からして当然露天があると思うハズなので、その意味でも評価が低くなってしまうのでは?

いまは和風温浴施設全盛で洋風施設はいまいち人気がありませんが、ここはどうかな?
真岡には超人気施設の「真岡井頭温泉」があるので、そことどう戦っていくのか、舵取りがむずかしいところかも・・・。

Na-塩化物温泉 51.1℃、pH=7.5、300.01L/min掘削揚湯、成分総計=12.445g/kg、Na^+=3951.4mg/kg (80.26mval%)、Ca^2+=804.6 (18.75)、Fe^2+=0.4、Al^3+=3.9、F^-=1.7、Cl^-=7534.5 (99.61)、HCO_3^-=27.6、Br^-=22.7、陽イオン計=4807.4 (214.14mval)、陰イオン計=7587.2 (213.36mval)、メタほう酸=14.0 <H18.7.19分析> (源泉名:真岡インター天然温泉 森の泉)

<温泉利用掲示> 加水:する場合あり 加温:する場合あり 循環ろ過装置利用:あり 塩素系薬剤使用・消毒:あり
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