関東周辺の温泉入湯レポや御朱印情報をご紹介しています。対象エリアは、関東、甲信越、東海、南東北。
関東温泉紀行 / 関東御朱印紀行
■ ざぶん相模原の湯 「ざぶん 相模原店」
<ざぶん相模原の湯「ざぶん 相模原店」> (相模原市大野台3-20-19、650円(土日祝750円/会員各50円引)10:00~25:00、偶数月の第1火休、042-757-4109)
オフィシャルHP
2007年夏に温泉導入後、一時営業を休止し、2008/4/6に営業再開した東急スポーツオアシスが運営するスパ銭チェーンです。
場所はR16「大野台2丁目」交差点より3分。駅からは距離がありますが、JR横浜線「古淵」駅から無料送迎バスがあります。(10-17時台、1本/時)
小田急線「相模大野」駅・JR横浜線「古淵」「相模原」駅から路線バスもあり。
典型的和風スパ銭で浴室は2F。建坪が狭めなのか、全体にちとせせこましい感じ。
右手男湯の男女固定制のようです。
浴場の扉を開けたとたんにかなり強めのカルキ臭。
内湯ゾーンに白湯、機能浴槽群、サウナ、水風呂(17℃で冷たい)で、すべて真湯でカルキ臭。
カラン30、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。平日18時で30~40人とまあまあの入り。
露天はそれなりに広く2Fにあって風とおしもいいものの、植栽すくなめでやや殺風景。でも、塀ごしに見える緑がいい借景になっています。
左右両サイドにねころび処、左に天然温泉源泉掛け流し露天風呂(円形鉄平石造7-8人)とその外側に足湯、中央壁側に壷湯(陶製1人)×2、右に腰掛湯(鉄平石造10人位屋根付、座湯×5付)。
露天ゾーンはすべて温泉で適温~ややぬる。掛け流し露天以外はすべて「循環式」の掲示があります。
HPには「この『ざぶん相模原 源泉掛け流しの湯』は当店地下から湧き出る新鮮な源泉を循環、ろ過せず、かつ塩素系薬剤による消毒を行わずにご提供しております。」とあり。
腰掛湯は側面注入で槽内排湯不明。かなりザンザコのオーバーフロー。
壷湯は底面注入でオーバーフロー。
掛け流し露天は岩の湯口からの投入+側面注入で側溝への大量上面排湯(槽内排湯不明)。
掛け流し露天のお湯は透明度20~30cmの黒湯。
湯口で重曹味+弱塩味+金気だし味。モール臭+金気貝汁臭+微アンモニア臭+僅微イオウ臭?の鮮度を感じる味臭。
湯面ではアンモニア臭が卓越し、これに弱モール臭が加わります。
みた目のわりにはツルすべは強くないですが、湯口そばではかなりのアワつきがあるのでぬるぬる感があります。
あたたまりは強いものの引きが早く、浴後すっきりの重曹泉系イメージ。
肌もすべすべに落ちつくので、謳い文句の「美人の湯」に偽りなしでしょう。
循環の腰掛湯&壷湯は、黒湯によくある有機肥料臭。循環のわりにお湯は悪くなく十分楽しめます。
黒湯特有の奥行きに欠ける浴感ですが、これは源泉の個性なのでやむなしでしょう。
県央~湘南エリアは、はっきりいって湯づかいのいい施設がすくないですが、ここはそのなかではレベルの高い施設で、温泉にうるさい人でも十分楽しめるのではないでしょうか。
Na-塩化物・炭酸水素塩温泉 42.6℃、pH=8.15、250L/min(1,200m掘削揚湯)、総計=2.813g/kg、Na^+=852.5mg/kg (96.71mval%)、NH^4+=4.2、Fe^2+=1.2、Cl^-=958.5 (67.72)、HCO_3^-=775.5 (31.83)、陽イオン計=882.2 (38.34mval)、陰イオン計=1739.0 (39.93mval)、メタけい酸=67.8、メタほう酸=70.3、腐植質=40.0 <H18.11.22分析> (源泉名:ざぶん相模原の湯)
<温泉利用掲示> 加水:あり 加温:あり 循環ろ過装置使用:あり 塩素系薬剤使用:あり
(源泉掛け流しの湯) 加水・加温:不明 循環、ろ過:なし 塩素系薬剤による消毒:なし
〔 2008年11月21日レポ(2008年5月入湯) 〕
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )