関東周辺の温泉入湯レポや御朱印情報をご紹介しています。対象エリアは、関東、甲信越、東海、南東北。
関東温泉紀行 / 関東御朱印紀行
■ 白根温泉 「加羅倉館」 〔 Pick Up温泉 〕
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住 所 :群馬県利根郡片品村大字東小川4653
電 話 :0278-58-2251
時 間 :6:30~20:30(時間確認要)
料 金 :410円
■ 紹介ページ (楽天トラベル)
■ 紹介ページ (じゃらんnet)
■ 紹介ページ (群馬の温泉宿(求人ジャーナル社))
■ 紹介ページ (温泉みしゅらん)
沼田からR120日本ロマンティック街道を尾瀬・日光方面に走り、鎌田で尾瀬方面への道を分けると、俄然、山の気配がふかまります。
鎌田から大滝川沿いに約5km、道沿いのやたら目立つ日帰り施設「薬師の湯」をすぎてすぐ、「加羅倉館」が控えめに佇んでいます。
以前、吹雪の夜、丸沼からのスキー帰りに入って以来、何年かぶりの再訪。
ちなみに「薬師の湯」(入湯済未レポ)は、冬場の夕方などスキー&スノボ帰りの客で賑わう人気施設で、ここもかなりの高温泉です。
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【写真 上(左)】 母屋の玄関
【写真 下(右)】 浴場入口
「温泉みしゅらん」によると、白根温泉は江戸時代初期に発見され、「加羅倉館」は1930年に上州の名家千明(ちぎら)家が建てたものとのこと。
今上天皇が皇太子であられた頃、当館に宿泊されたという記録も残る名宿です。
国道右手に2層のどっしりとした母屋、道路を挟んで左手に浴場棟があります。パンフには”自噴”とあるので、泉源のあるほうに浴場を設けたのかもしれません。
前回は浴場棟入り口で料金を払いましたが、今回は川を渡った母屋で受付しました。
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【写真 上(左)】 浴場へのアプローチ
【写真 下(右)】 男湯入口
浴場は階段を降りた半地下にあって男女別。
たっぷり広めの脱衣所、浴場の扉を開けると正面にみかげ石枠石貼20人以上の大きな浴槽がひとつ。
半地下ながら天井が高く天窓から外光が射し込む明るい浴室は、白タイル貼りで飾り気はないもののどこか落ち着いた佇まい。
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【写真 上(左)】 脱衣所
【写真 下(右)】 浴場
国道を走る車の音が、ときおり聞こえるのが難といえば難でしょうか。
カラン9、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。カランもおそらく源泉かと思います。
土曜12時で独占~3人。
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【写真 上(左)】 浴槽
【写真 下(右)】 落とし口
石膏の白い析出の出た金属パイプから70L/minほども大量投入で、槽内注排湯は一切なく全量を浴槽フチ全面からオーバーフローの完璧なかけ流し。
浴室にも非加熱源泉かけ流しの旨の掲示がありました。
大きな浴槽なのに端のほうでもしっかりと鮮度感が感じられ、活きのいいお湯がザンザン流されていく様はなんとも贅沢。
熱めのお湯は無色透明で黄土色の湯の花が綺麗に舞っています。
微石膏味+弱焦げ味+僅微金気味、弱石膏臭+弱焦げ臭+僅微金気臭で石膏泉系のイメージ豊か。
硫酸塩泉系のきしきしとよわいとろみがあり、身体の内側から力強く温まってくるような迫力の浴感は、いかにも北毛のお湯らしいいぶし銀のキャラがあります。
鮮度のいい熱湯にひたすら浸かりたくなったときに、うってつけの一湯かと思います。
〔 源泉名: 〕
単純温泉(Na-SO4・Cl型) 62.0℃、pH不明、陽・陰イオン計=630.83mg/kg
Na^+=174mg/kg (82.19mval%)、Ca^2+=29.2 (15.85)、F^-=7.7、Cl^-=94.7 (28.53)、SO_4^2-=238.0 (52.99)、HCO_3^-=80.5 (14.10)、陽イオン計=209.93 (9.21mval)、陰イオン計=420.9 (9.36mval) <分析年月日不明>
<温泉利用掲示>
当温泉は、ボイラー・モーター類使用していません。
百%天然かけ流しです。シャワーも温泉です。御安心してお入り下さい。
■ブランドグルメ
〔 片品トマト 〕
片品村ではいくつかの農家でトマトが栽培されています。
「平成の名水百選に選ばれた湧水で育てられた、とっても美味しいトマト」とのことで、
今夏2011年8月28日(日)には、第1回片品トマトまつりが開催予定です。
〔 2011/08/13内容補強のうえUP (2005/02/02レポ (2004/秋入湯)) 〕
E139.17.14.570N36.47.36.650
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■ 箱根湯本温泉 「弥坂湯」 〔 Pick Up温泉 〕
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住 所 :神奈川県足柄下郡箱根町湯本577
電 話 :0460-85-5233
時 間 :9:00~20:30入場 / 木休
料 金 :650円
■ 紹介ページ (@nifty温泉)
■ 紹介ページ (BIGLOBE温泉)
■ 紹介ページ (Yahoo!トラベル)
■ 紹介ページ (温泉みしゅらん)
箱根湯本、上町地区にある昭和26年開業の共同浴場。
2007年ごろ運営団体の解散?により一時閉鎖が噂されましたが、どうやら営業継続にこぎ着けたようです。
2007/04/01から休業、改装後6月頃から営業を再開しています。
湯本から畑宿に登る旧東海道沿いは上町・仲町/湯本茶屋地区と呼ばれ、自家源泉の施設が多く点在しています。上町地区にある共同浴場が「弥坂湯」です。
旧東海道は狭くて通行量が多く、駐車スペースは1台停めるのがやっとなので湯本のPに停めて歩いていった方がいいかも。とくに仲町駐車場(400円/4h)が近いです。
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【写真 上(左)】 暖簾
【写真 下(右)】 番台
モルタル造の飾り気のない建物ながら、正面壁面の温泉マークと”弥坂湯”の文字、年季入った紺色の暖簾が渋い味を出しています。
壁面には「湯本町生活協同組合利用施設」とあります。
番台形式で左が男湯、右が女湯。
ゆったりとした脱衣所のむこうにある浴室は、薄紅色のタイルに円形4-5人ほどの青タイル浴槽が映えて趣あり。
カラン2、シャワーあり、シャンプー・ドライヤーなし。
年末9時で独占。
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【写真 上(左)】 浴槽
【写真 下(右)】 注入口
側面からのパイプ注入で槽内排湯なしのオーバーフローは、たぶんかけ流しかと。
無色透明のお湯はややぬるめで白と黒灰の湯の花を浮かべています。
ほぼ無味無臭(ごくよわい湯の香?)で、よわいヌルすべととろみのある湯本らしい清澄なイメージのお湯です。
番台のおじいさんの話しによるとお湯は道沿いに上の方から引いていて、夏の暑い時季は加水することもあるが、それ以外は非加水とのこと。
さして個性のあるお湯ではないですが、箱根湯本らしいおだやかなお湯をしみじみと味わえるいい浴場だと思います。
〔 源泉名:湯本第29号・第46号混合 〕
アルカリ性単純温泉(Na-Cl・HCO3型) 48.7℃、pH=8.7、湧出量不明、成分総計=0.441g/kg
Na^+=123mg/kg、Cl^-=119、SO_4^2-=53.2、HCO_3^-=71.6、メタけい酸=51.3 <H14.12.20分析>
〔 2011/08/13内容補強のうえUP (2007/04/04レポ (2005/12入湯)) 〕
E139.6.17.265N35.13.32.060
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■ 岩瀬湯本温泉 「分家」 〔 Pick Up温泉 〕
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住 所 :福島県岩瀬郡天栄村湯本字居平7
電 話 :0248-84-2506
時 間 :時間要問合せ
料 金 :500円
■ オフィシャルHP
■ 紹介ページ (BIGLOBE温泉)
■ 紹介ページ (楽天トラベル)
■ 紹介ページ (じゃらんnet)
天栄村は「湯めぐり手形」を出すほど温泉に恵まれた村です。
日本有数のメジャー秘湯宿「大丸あすなろ荘」を擁する近くの二岐温泉と引き比べてあまりにも地味なお湯ですが、約1200年前の弘仁年間開湯とされる歴史ある湯治場です。
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【写真 上(左)】 岩瀬湯本温泉街入口
【写真 下(右)】 温泉街
温泉街というよりは集落のなかに湯宿が点在している感じで、奥まったところに共同浴場がありますが、ジモ専で入浴不可(宿泊者は入浴可のよう)。
まずは、敷地内に源泉をもつという「湯口屋」を目指しましたが、玄関は鍵がかかり人の気配なし。
で、隣の「分家」に目標変更です。
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【写真 上(左)】 共同浴場
【写真 下(右)】 男湯
築140年の古民家で入母屋曲屋造りかやぶき屋根の重厚な外観、館内も総木造りの暖かみのあるもので、メンテよく磨き込まれた床が黒光りしています。
男女別の浴室は内湯のみとシンプルで天井はさほど高くないものの、換気がきいてなかなか快適。窓の外には坪庭があり、狭いながらも趣ふかいもの。
カラン3、シャワー・シャンプードライヤーあり。
平日11時で男女湯とも独占。
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【写真 上(左)】 女湯
【写真 下(右)】 女湯の湯口
湯船は総檜造で3~4人程度。
コップが置いてある檜の湯口から12L/minほどを静かに投入し、槽内排湯なしでオーバーフローのかけ流し。
適温のお湯は、ほぼ無色でかすかに濁りを帯びて茶色と灰色の浮遊物。
金気味弱石膏味で金気臭+おだやかな温泉臭があります。
きしきしとした湯ざわりと、からだの芯からあたたまり浴後しっとりとくる浴感は、食塩泉というよりはむしろ硫酸塩泉系のもの。鮮度感の高いおだやかないいお湯です。
「湯口屋」(入湯済未レポ)とは源泉が同じですが、ここは硫酸塩泉的、「湯口屋」では重炭酸土類泉的なニュアンスを感じました。
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【写真 上(左)】 男湯の湯口
【写真 下(右)】 ザンザコです
浴後、気さくな女将にお茶やお菓子をご馳走になりました。
共同浴場は集落管理で、自宅に風呂をもっていない家も多い。
ジモ専化は酒を持ち込み騒ぐ輩がいるのでやむを得ない対応とのことでした。
お湯は隣の湯口屋の敷地から村有の源泉を引湯で、傷に特効があるそうです。
ここ数年宿の廃業があいつぎさびしくなったとのこと。
秘湯ブームの影でこのような味わいぶかい温泉地が寂れていくのはなんともやりきれない感じがします。
〔 源泉名:共同源泉 〕
Na・Ca-塩化物泉 48℃、pH=6.8、60L/min自然湧出、イオン計=2155.5mg/kg
Na^+=560.0mg/kg、Ca^2+=202.0、Fe^2+=0.4、F^-=3.7、Cl^-=987.1、SO_4^2-=205.4、HCO_3^-=170.6、陽イオン計=788.5、陰イオン計=1367、メタけい酸=91.5、メタほう酸=77.2、遊離炭酸=52.7 <分析日不明>
<温泉利用掲示> (HP掲載より)
100%天然温泉、かけ流し
〔 HP掲載 (湯本温泉の起こり) 〕
今から約1200年前の弘仁9年(818年)、病に倒れた第52代嵯峨天皇を助ける為、祈祷師のお告げのあった“陸奥の国 岩瀬の郡の西、二岐山の麓の鶴沼川のあたりに出ているお湯の湯あか”を求めて、家来の3人がこの湯本の地を訪れました。
持ち帰った湯あかで、たちまち病は治り、それに感謝した天皇は、弘法大師自ら彫った像のひとつを奉った温泉八幡宮(ゆぜんはちまんぐう)をこの地にお建てになり、3人の家来をもここに住まわせ、いつまでもこの温泉を守ることにしました。
これが、湯本温泉の始まりと言われています。
○ 元レポは「みしゅらん掲示板 特集クチコミ情報」でもご紹介いただいています。
■ブランドグルメ
〔 天栄ヤーコン 〕
ヤーコンは南米アンデス高原原産のキク科の作物で、塊根(イモ)と塊茎を食用にします。
近年、新たな特産品として栽培に力を入れるところが増えていますが、天栄村もそのひとつ。
茶、ドレッシング、うどん、飴など、ヤーコン加工品も生産販売されています。
〔 2011/08/13内容補強のうえUP (2004/04/07 (2003/04入湯)) 〕
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