関東周辺の温泉入湯レポや御朱印情報をご紹介しています。対象エリアは、関東、甲信越、東海、南東北。
関東温泉紀行 / 関東御朱印紀行
■ 谷地温泉 「石川屋」
谷地温泉 「石川屋」
住 所 :福島県いわき市大久町大久寺下谷地17
電 話 :0246-82-2951
時 間 :6:00~21:30
料 金 :300円
■ オフィシャルHP
■ 紹介ページ (@nifty温泉)
※ 営業状況・時間・料金・TELなどは、原則としてUP日時点の最新データに直してありますが、掲載内容を保証するものではありません。ご利用の際は必ず事前に各施設にご確認ください。(東日本大震災の影響で、営業状況が変わっている可能性があります。)
いわきの北東にある自家源泉の湯宿が日帰り対応。
場所は説明しにくいので、下の地図をご覧ください。自家源泉の湯宿がいくつか点在しているエリアで、久之浜温泉「たきた館」のそばです。
【写真 上(左)】 いわき北東部の温泉群
【写真 下(右)】 「たきた館」も近いです
近くに行くとサインがでているので、それに従っていくと自然に着きます。
前庭に庭園を配した民家風のつくりで、看板がなければそれとはわからないかも。
館内はとてもよくメンテされています。
【写真 上(左)】 サイン-1
【写真 下(右)】 サイン-2
【写真 上(左)】 Pからのアプローチ
【写真 下(右)】 帳場
浴場へはたしか母屋から廊下を渡ってのアプローチ。手前が女湯、おくが男湯でした。
大広間には地元客がおおぜいいましたが、浴場は空いていました。
日曜14時で3人~独占。
【写真 上(左)】 館内
【写真 下(右)】 浴場入口
窓の広い明るい浴室で、内床の職人芸的タイル貼りがいい味をだしています。
広くはないものの、開け放たれた窓から風が吹き込んで快適。
浴槽はタイル貼3-4人のものがひとつ。
カラン2は源泉かも。シャワー・シャンプーあり、ドライヤーなし。
【写真 上(左)】 男湯の浴槽
【写真 下(右)】 職人芸のタイル貼り
側面注入で側面吸湯?。入るとオーバーフローするもののすぐに水位が下がるので、なにか仕掛けがあるのかもしれません。
壁から突き出ているカランは水で、なぜかメモがのこっていないので源泉かどうかは不明。
【写真 上(左)】 味のある浴槽
【写真 下(右)】 注入口
ややぬるめのお湯は灰色にうすにごり、白い針状の湯の花とこまかな気泡がただよっています。湯中の指先がよわく青白く発光し、わずかながらアワつきがありました。
よわい甘味にいわき周辺によくある苦っぽいような漢方薬的湯の香。
なんとなくイオウの気配を感じるお湯ですが、味臭ともにイオウ気は感じられませんでした。
【写真 上(左)】 湯色
【写真 下(右)】 源泉?
明瞭なヌルすべととろみ。独特のあと曳き感があってなかなか脱出できません。
際立ったキャラはないものの、しみじみと味わいぶかい、いかにもいわきらしいいいお湯です。
分析書はみあたりませんでしたが、重曹をメインに硫酸塩も含んでいるような感じがしました。
お湯もいいですが、浴場の雰囲気が出色。これが300円で入れるのですから温泉好きは見逃せないところかと。
〔 2013/01/28UP (2009/04入湯) 〕
E140.56.53.678N37.10.28.489
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )