関東周辺の温泉入湯レポや御朱印情報をご紹介しています。対象エリアは、関東、甲信越、東海、南東北。
関東温泉紀行 / 関東御朱印紀行
■ 姥子山越旭温泉 「芦ノ湖一の湯」 〔 Pick Up温泉 〕
姥子山越旭温泉 「芦ノ湖一の湯」
住 所 :神奈川県足柄下郡箱根町元箱根160-51
電 話 :0460-84-5331
時 間 :13:00~20:00
料 金 :850円
■ オフィシャルHP
■ 紹介ページ (BIGLOBE温泉)
■ 紹介ページ (Yahoo!トラベル)
■ 紹介ページ (楽天トラベル)
■ 紹介ページ (ぐるなびトラベル)
■ 紹介ページ (るるぶトラベル)
■ 紹介ページ (じゃらんnet)
名湯のウワサ高い「旅館 山越」とおなじ源泉をつかう一の湯グループの湯宿。
旧「芦ノ湖キャトルセゾン」をいまは現名称に改めています。
「旅館 山越」の対面、Pは県道に面しているのですぐにわかります。
ロッヂ風の洋風でシックな外観。
ここは2006年と2010年の2回入っていますが、いずれもスタッフの応対はとっても親切でした。
【写真 上(左)】 サイン
【写真 下(右)】 浴場入口
浴場はフロント横の露天×2と、2階に男女別の内湯。
露天は日帰りで入れるような気もしますが(要事前確認)、お湯は全然内湯のほうがよさそうなので、内湯しか入ったことはありません。(掲示によると内湯は循環なし、露天はろ過循環あり)
なお、露天は宿泊時夜間、無料予約制貸切となるようです。
日帰り料金850円ですが、一の湯グループはいずれかの日帰り可能宿で立寄り入浴をすると、当日に限り他の宿でのお風呂めぐりを無料(1軒目のレシート提示)でできるという太っ腹のサービスを提供しているので、これをつかわない手はないかと・・・。
とくに、ここは850円(1,050円の施設もある)で、かつ一の湯グループでは箱根の一番上に位置するので、ここを緒戦とし、湯本に向かって攻め下っていくのが賢いやり方では?
(ただ、湯めぐりの常道は「うす湯 → 濃い湯・クセもの湯」なので、これに従うと「塔の沢一の湯新館」(850円)スタート、このお湯で〆るのがいいかもしれません。)
対象施設はここの他、塔の沢一の湯本館、塔の沢一の湯新館、仙石原はたご一の湯、仙石原品の木一の湯の計5軒。
スタートは13時、終了時間は20時までなので温泉好きなら充分1日でまわれると思います。
なお、一の湯グループの宿に宿泊した場合は、これに大箱根一の湯(仙石原)、強羅一の湯、塔の沢キャトルセゾンの3軒を加えた計8軒を無料でまわることもできますが、さすがにこれは1日ではきついかな?
【写真 上(左)】 内湯浴槽
【写真 下(右)】 渋い意匠のタイル
2階の男女別内湯、廊下突きあたりの左が女湯、右が男湯で脱衣所・浴室ともこぢんまり。
林をのぞむ雰囲気ある浴室に石灰華でコーティングされた石+木貼3人ほどの浴槽ひとつとシンプル。
浴槽はたっぷりふかめで入りごこちのいいもの。
内床などに填め込まれた模様入りタイルが渋い味をだしています。
カラン3、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。日曜13時で独占。
石灰華の析出のでた石の湯口から熱湯を投入で、槽内排湯は確認できず上面排湯はお湯の感じからしても掲示どおりのかけ流しかと思います。
お湯は熱め(2010年は適温~ややぬる、女湯は2006年、2010年ともにゲキ熱だったらしい)で茶色にうすにごって白&茶の湯の花。
重曹塩味芒硝味にわずかな旨味、正苦味泉系のお湯でときおり感じる桐の木材のような独特な湯の香+よわい焦げ臭。
【写真 上(左)】 湯口
【写真 下(右)】 よさげな湯色
ツルすべときしきしがいりまじる複雑な湯ざわりで、正苦味泉系特有の硬質でガツンとくる浴感があります。
このときは、数週間前に熊本・阿蘇山麓の正苦味泉系のお湯に入っていたのですが、たしかにそれを思い起こすようなイメージのお湯。
【写真 上(左)】 露天入口
【写真 下(右)】 露天1
若干の加水があるためか「旅館 山越」のお湯にくらべるとややマイルドな感じがしないでもないですが、それでも相当なもの。
「当温泉は、全国でも最良質のものであることが確認されております。」という自信あふれる館内掲示も、なるほどうなづけるものがあります。(誰がどのように『確認』したかは不明ですが・・・(^^;))
【写真 上(左)】 露天1の湯口
【写真 下(右)】 露天2
温泉好きなら↑の湯めぐりとからめて攻めてみる価値充分かと思います。
〔 源泉名:姥子山越旭温泉 (元箱根第19号、23号、41号混合) 〕
Ca・Mg・Na-硫酸塩・炭酸水素塩泉 64.4℃、pH=6.6、湧出量不明、成分総計=1.600g/kg
Na^+=118mg/kg、Mg^2+=79.4、Ca^2+=134、Fe^2+=0.88、Cl^-=15.5、SO_4^2-=469、HCO_3^-=446、メタけい酸=224、遊離炭酸=94.7 <H20.6.18分析>
※旧分析(下記)から泉質名が変わって(Ca・Mg・Na-硫酸塩・炭酸水素塩泉、旧泉質名は含土類・重曹-石膏泉)いますが、成分的にはFe^2+=が減っていること以外、ほとんど変化はありません。
※以前、町観光協会のHP「箱根全山」では、「旅館 山越」は「箱根芦ノ湖(湖尻) 姥子温泉」というワケのわからん温泉地名(^^;)となっていましたが、2010年2月現在の掲示によると源泉名は「姥子山越旭温泉」となっていたので、いまはこの源泉名が採用されている可能性があります。
〔 源泉名:元箱根温泉 元箱根第19号、23号、41号混合泉 〕
Mg・Ca・Na-硫酸塩・炭酸水素塩泉 58.9℃、pH=7.1、湧出量不明(動力揚湯)、成分総計=1650mg/kg
Na^+=115mg/kg (26.65mval%)、Mg^2+=84.1 (36.89)、Ca^2+=120 (31.93)、Fe^2+=12.5、Cl^-=15.2 (2.35)、SO_4^2-=458 (52.07)、HCO_3^-=507 (45.36)、陽イオン計=347 (18.8mval)、陰イオン計=982 (18.3mval)、メタけい酸=250、遊離炭酸=68.0 <H10.9.14分析>
※2006年入湯時の掲示はmval%掲示なし。「山越」掲示と同分析だったので、「山越」の完全版を掲載。
※主成分はめずらしいMg-SO4(正苦味泉)で、分析書の旧泉質名にはしっかり「含重炭酸土類-正苦味泉」とありました。
<温泉利用掲示>(2010年2月現在掲示)
〔男子浴場〕
加水:あり 加温:あり 循環装置等の使用:なし 消毒処理:なし
〔金泉露天風呂〕
加水:あり 加温:あり ろ過循環装置使用:あり 消毒処理(塩素系薬剤):あり
〔 館内掲示 〕
当館の浴場は、58.5度という姥子温泉からの非常に高温度で良好な源泉をそのまま引き込んでおります。
(日により色が若干変化し湯の花の量も増減する面白い特徴があります。)
当温泉は、全国でも最良質のものであることが確認されております。
〔 2011/11/18UP (2006/05・2010/02入湯) 〕
E139.0.4.250N35.14.5.990
【 BGM 】
Because... feat. 中村舞子 LGYankees
中村舞子・・・、やっぱりただものじゃない。
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