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■ 富里シティ温泉 「 サルビアの湯」 〔 Pick Up温泉 〕



<富里シティ温泉 「サルビアの湯」>
(千葉県富里市七栄298-7、※ 新施設に移行、使用源泉も変更 → 旧施設のデータ:800円、10:00~24:00)
現施設(湯郷 ななえ)オフィシャルHP

八日市場市(現匝瑳市)にある米倉温泉(あうんの湯)からローリー運搬していた日帰り温泉施設。2005年に経営が替わり自家源泉使用に移行して、現在は「ななえの湯」となっています。
(後註:現在はさらに経営が移行?して、東日本温泉(株)(湯郷グループ)傘下となって、「湯郷 ななえ」に改称されています。)

場所は、東関道「富里」ICから約2km、国道296「七栄」信号と「七栄東」信号のあいだの道路沿い。
「サルビアの湯」時代はあまり目立ちませんでしたが、いま(湯郷 ななえ)は目立つ看板が出ているのでわかりやすくなっています。

館内は意外に広く1階に浴場とヘアーカット、2階に食事処や個室があります。
男女別の浴場には、内湯(みかげ石枠側面タイル貼平石敷15人以上)、サウナ、水風呂(冷たい、カルキ臭なく白い浮遊物あるので井水かも)と露天(岩枠石敷20人以上)。
浴室は採光が悪くやや暗め、露天はほぼ半露天で開放感はありません。
なんとなく仮設浴場的な雰囲気があって、温泉マニアには受けるかも・・・(笑)
全体にモノトーンで無機質な浴場ながら、機能的でつかい勝手は悪くないです。
セパレート式洗い場20、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
土曜12時で3~8人。


【写真 上(左)】 内湯
【写真 下(右)】 露天-1

内湯、露天ともに赤褐色に染まった岩の湯口から大量投入。
黒湯につき槽内注排湯不明ですが、オーバーフローはほとんどありません。


【写真 上(左)】 露天の湯口
【写真 下(右)】 湯口&湯色

ほぼ適温のお湯は、濃紅茶色の黒湯で透明度60cm位。湯口そばでは白く泡だっています。
微重曹味+薬品味に化石肥料臭+カルキ臭。
弱い重曹系のツルすべと温まり感のあるかなり入りごたえのあるお湯で、浴後は重曹がきいて肌がすべすべになります。
お湯はさほどなまった感じはなく、ローリーにしてはいい状態に思えました。


【写真 上(左)】 湯色
【写真 下(右)】 「あうんの湯」の分析書

温浴施設が少ないエリアのわりに、知名度がひくく、穴場の施設だったようです。
なお、「あうんの湯」のローリーについては、脱衣所掲示に源泉名「あうんの湯」(所在地記載なし)とあり、泉温が手持ちのデータと合致するのと、フロントに訊いたところ「八日市場の方から源泉を運んでつかっている」とのことだったので、間違いないと思います。

成分総計=2.91g/kg、HCO_3^-=1774mg/kg (96.77mval%)という、きわめて純度の高い重曹泉で、ローリーでも充分な浴感があったので、源泉はかなりの実力派かと思われます。(現時点で源泉地に温浴施設なし、温スタ?はあるらしい)

Na-炭酸水素塩冷鉱泉 17.6℃、pH不明(弱アルカリ性)、湧出量不明、成分総計=2.91g/kg、Na^+=658.7mg/kg (96.74mval%)、Cl^-=16.0 (1.50)、HCO_3^-=1774 (96.77)、陽イオン計=686.5 (29.61mval)、陰イオン計=1812 (29.97mval)、メタけい酸=67.6、メタほう酸=13.2 <H15.11.25分析> (源泉名:あうんの湯)

○ 元レポは「みしゅらん掲示板 特集クチコミ情報」でもご紹介いただいています。

■ブランドグルメ
〔 富里のスイカ 〕
富里は関東というか、全国でも有数のスイカの産地です。(全国2位の出荷量らしい)
昭和8年から栽培が始まり、昭和11年には皇室にスイカを献上したという筋金入りの名産地です。
スイカによる街おこしに熱心で、すいかまつりスイカロードレーススイカ模様のガスタンクまであって、その盛り上がりかたはハンパではありません。
収穫期は5月から8月。通販などではこちら一つのツルから一玉だけしか収穫しない贅沢な一果穫り(いっかどり)のものが人気を集めているようです。
(富里市HPなどを参考。)

〔 2010/04/11画像補強再UP (2006/03/21レポ (2004/秋入湯)) 〕


E140.19.37.610N35.43.59.910
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