ブラックフェイス手帳

中央線201系 最後の軌跡

H29.4.2(日) 片上鉄道

2017-04-09 | 中国、四国
 以前から柵原の片上鉄道行ってみようと思っていたものの、列車が運行されるのは第一日曜日、これに天気と、岡山からバスを乗り継いで行く気分になれるか、といった条件が重なり、なかなか行く機会に恵まれなかった。
 津山に泊まると言う方法もあるが、津山からのバスの便が遅い。
 また、レンタカーと言う方法もあるが、平成18年に金名線の廃線跡めぐりをした時から運転歴が止まっており、レンタカーに乗る気はしなかった。

 昨年、片上鉄道に関する何かのサイトを見ていた時に「日帰りしようとせず、湯郷温泉にでも泊まったらいいじゃないか」という書き込みがあり、なるほど、そういう手があるのかと思い、湯郷温泉に泊まって柳原に行ってみることにした。
 最初、今年の2月4日にポピースプリングスというホテルを予約したが、天気が怪しげだったので、4月1日に予約変更をした。

 湯郷から柳原までは路線バスを乗り継ぐ方法があるが、ざっくり計算したところ、タクシー4000円弱で行けそうである。レンタカーを使うより安いし、タクシーの運転士から面白い話も聞けることもあるので、前日にホテルのフロントでタクシーを予約してもらった。

 タクシーは8時45分に来てもらう予定だったが、フロントの担当からタクシーが来てますよと案内があり、8時35分に出発した。
 柵原のはほぼ9時に到着し、4070円だった。


 吉ヶ原駅前でまず帰りのバスの時刻を確認したが、思わぬバスを発見。
 4月1日から試行的に運行します、ということで、津山まなびの鉄道館と柳原ふれあい鉱山公園を結ぶレトロバスが運行され、運賃無料とのことだった。
 予定では15時54分発の津山行きの中鉄北部バスに乗る予定であったが、16時ちょうど発の便があることがわかった。
 便利ではあるが、なんで既存の路線バスと6分差で運行するのか・・・既存の路線バスの利用客を奪うじゃないか・・・という気がした。

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 さて、列車や職員の動きを見ていると、どうやら9時半頃には送込み回送がありそうであったので、撮影ポイントで待機することにした。


 9時40分、踏切が閉鎖され、黄福柵原発吉ヶ原行の試運転列車がやってきた。


 保存鉄道とは言え、どう見ても、ホンモノの鉄道である。




 今日は〔キハ312〕+〔キハ702〕で運行されるようである。






 9時50分過ぎに、煙を吐いて、吉ヶ原駅を出発して行った。


 走行写真は何枚か撮れたので、さっそく乗車してみることにした。


 吉ヶ原10時13分発の臨時便、キハ702に乗車。



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 コイツを眺めながらお昼を食べたが、パンタが近すぎて、乗務員は気持ち悪かったんじゃないかと思った。

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 その後、公園の片上方に留置してあるキハ303を見に行った。
 こちらもきれいに整備されている。


 その奥には岡山臨海鉄道のキハ7001の顔が置いてあった。



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 DD13-551も整備されており、出発準備をしていた。



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 黄福柵原駅の改札。時刻表は昔のものであるが、この日は臨時便が運行され、毎時3~4本くらい運行されている高頻度路線だった。




 黄福柵原駅の終点方はこのようになっている。








 お土産にブルーベリージャム(美咲ブルーファーム寒竹)を買ってみたが、家で食べたらブルーベリーの果実がたっぷり入っておりおいしいジャムだった。


 夕方になると曇ってきたが、楽しい一日だった。

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 吉ヶ原からは16時ちょうど発のレトロバスに乗車し、吉井川に沿って津山まなびの鉄道館に向かうことにした。


 15時54分発の中鉄北部バスは見送った。


 バスに乗る前、バスの近くに車掌風の制服を着た女性がおり、コスプレしているのかなと思ったが、そうではなく、レトロバスの乗務員で、出発後、しばらく柵原や片上鉄道の歴史を解説があった。
 バス会社の社員ではなく、美作??大学の学生という紹介があった。

 津山と柵原は一緒に回りたい人も多いと思うが、中鉄北部バスの頻度や運行時間帯は今一つなので、このような取り組みは続けてほしいと思う。


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