シャープ & ふらっと

半音上がって半音下がる。 それが楽しい、美しい。
思ったこと、感じたことはナチュラルに。  writer カノン

敬老の日なので

2023-09-18 11:37:44 | きょうは何の日?
今日は敬老の日。

敬老の日は、
「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」
(国民の祝日に関する法律『祝日法、第2条』)
という趣旨である。

との事で、自分自身には全然関係ない日であった。
しかし、還暦となって最初の敬老の日。
該当者の仲間入りをするのかと思っていたそんなタイミングで、
先日息子から電話があった。

12月7日に子供が生まれる。
男の子らしい。
お父さん、ついにおじいちゃんになるのでよろしく。

私の第一声は「おじいちゃんなんてイヤだよ」
もう、これは本音なのだ。
初めての親となる息子夫婦には悪いが、
とにかく私は、おじいちゃんになるなんてイヤなのだ。

若ぶっているわけではないし、
歳相応に暮らしていくのが理想と考えている。
でも、子供自体があまり好きではない。
他人の赤ちゃんを見ても可愛いと思えたことがない。

これは、私の性格なので仕方ないと思って頂くしかない。


でも、近所の人にその話をしたら、
『○○さんも子供嫌いの人だったのに、
初孫が生まれた途端、ジイジ、バアバと呼ばせて
もう孫にべったりだよ。Kさん(私のこと)もそうなるよ』

新しい職場でもその話をしたら、同僚の女性が、
『それじゃ、おじいちゃんと呼ばせずに、
Kさんの下の名前で呼ばせたら?』

孫が祖父を下の名前で呼ぶ。
それも聞いたことがないが、
私としては「いや、そういう問題ではないんです(^^; 」

要は、子供があまり好きではないところに、
祖父という立場になってしまうのがイヤなわけで、
実は避けようのない話なのだ。

でも皆共通しているのは、
『孫ができたら可愛いと思えるよ』との言葉だった。


ともあれ、3ヶ月先におじいちゃんになってしまうが、
しっかりした、いい祖父になれるよう
今の二つの仕事を頑張ってやっていきたいと思う。
それから趣味もそうだ。
孫が、おじいちゃんの趣味っていいなと思えるようなもの。
私の場合、今は寺社めぐりであるが、
それでもいいかなと思っている。
自慢出来るもの、誇れるもの。
祖父として必要なことは多い。

「恥ずかしくないおじいちゃんに」
これが、私の敬老の日の誓いの言葉になるかな・・。