シャープ & ふらっと

半音上がって半音下がる。 それが楽しい、美しい。
思ったこと、感じたことはナチュラルに。  writer カノン

そんなの関係ねえ

2007-09-23 16:38:53 | TV・ビデオ・映画
「オッパッピー!」

最近、TVによく登場する、
沖縄出身の芸人、小島よしおさんのお笑いネタだ。


今日は、あちこちの中学・高校で、
学園祭が行なわれている。
息子の通う高校も昨日と今日だ。

息子によると、
昨日は、劇やステージなどを開いたクラスでは、
申し合わせたように、
「そんなの関係ねえ! オッパッピー」のオチが付いたという。


何がどう面白い、というわけでもないが、
言葉のテンポと、小島さんのリアクションが笑いを誘う。
私も、見ていて面白いと思う。

このブログで、
お笑いタレントを記事にしたのは、二人目だ。
昨年の、「武勇伝」のオリエンタルラジオ以来になる。

オリラジも、
言葉とテンポ、タイミングなどが笑いを得たが、
彼らは、ネタの内容がうまかった。
小島よしおさんは、
ネタ自体はどうでも良い、それこそ「関係ねえ」内容だが、
ピン芸人としては、面白さを取ったほうだろう。


『レフトとライトがわからない。 でもそんなの関係ねえ』
『ツタヤのCD返してない。 でもそんなの関係ねえ』


お笑いの歴史を振り返ると、
ベテランの漫才師などに共通しているのは、
言葉のテンポの良さである。
二人とも故人となられた「星セント・ルイス」も、
『田園調布に家が建つ』 『キュウリ、ピーマン、ナス、税金』など、
言葉のテンポに笑わされた。

大声でまくし立てたり、
相棒を叩いたり、
見ていて不愉快なタレントは、やはり去るのも早い。

小島よしおさんも、
失礼ながら、長続きするだろうか・・? と思うが、
少なくとも、今年の中高生のネタに使われているのは、
お笑いの世界では、成功ということだろう。

「ブレイクするのは今年だけ。 でもそんなの関係ねえ」
と、言われそうだ。


なんでも「関係ねえ」で済ませてはいけないが、
クヨクヨせずに、そう叫ぶ時も必要かな・・などと思う。

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