AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

ゴネ得

2009年06月22日 | プログレッシヴ草稿
IT BITESの最新作「THE TALL SHIPS」を買ったとき、特典のファミリーツリーの冊子が付いてなくて激怒したことは前の記事にも書いた。
このファミリーツリー欲しさにクソ高い日本盤の方を購入したのに・・・
まぁ発売日から1ヵ月も経っていたっちゅうのもあったとは思うけど。
しかし、IT BITESファンの間でこの日本盤を巡って思わぬ不祥事が話題騒然となっていることをミクシィで偶然知ったのは幸いでした。

というのは、日本盤のカラーブックレットの4曲目の歌詞のところに間違って11曲目の歌詞後半のページがきてるという大チョンボを発見した人がいて、発行元のキングレコードにその不良品を返品したら良品と交換してもらえるとのことであった。

IT BITESには過去にも歌詞の一部が飛んでたり、対訳が大間違いだったり、挙句の果てには紙ジャケリマスターで再発された1stアルバムの中の名曲“Calling all the Heroes”のエンディング部分がブツ切りにされてるという音源上の不祥事まで起こるなど、毎度「ナニかある」幸薄きバンドなのだ。

ただ、今回のことを知った瞬間、私が「チャンス到来!」とばかりに以下のような行動に出たことは想像に難くないであろう。
ブックレットを返品するとき、担当者に向けて「この度のブックレット誤記に関し、激しい憤りを感じている。せめて特典のファミリーツリーを同封するくらいの誠意をみせてくれなければ納得いくものではない!」という旨の大そうなクレーム文を添えて送りつけてやった。

一週間ほど後、私のもとに無事良品が送り届けられ、そこには120円分の切手のほか、IT BITESのファミリーツリーの冊子がキッチリ同封されていたことは言うまでもない。

ファミリーツリーといえば昔King Crimsonのリマスター盤についてたやつを思い出しますが、「IT BITESのメンバーでは無理があるんちゃう?」って思ってたんですが、図を見てみると結構凄い人脈があったんやなぁっていうことがわかります。

フランシス・ダナリーがIT BITESを抜けた後、新ボーカリストを加えて残されたメンバーでSISTER SARAHとかいうバンド組んではったとは知らんかったなぁ。この時ジョン・ベックはKeyからギターに転身してたみたい。
“SISTER SARAH”といやぁ、3rdに収録されてる曲のタイトルで私の大好きな曲でもある。
フランシスは元ツェッペリンのロバート・プラントのバックバンドでギターを務めた後、ソロ活動に入ります。
残りの3人は一時期、THE ALAN PARSON PROJECTのツアーに加わり、Keyのジョン・ベックはその後にJOHN WETTONバンドのツアーに参加し、どうやらこの時に新Voのジョン・ミッチェルと出会ったみたいですね。
この出会いをきっかけに現IT BITESの前身バンドみたいなKINOというポンプロックバンドを結成して、そこにはボブ・ダルトンの他、MARILLIONのベーシストとかPORCUPINE TREEのドラマーなど、そうそうたるメンバーが参加しております。

まぁこの20年もの間、みなさんええとこに再就職されていて別に食うに困ってなかったみたいやね。

てかIT BITESのライヴまでもう2週間をきっている!
まだチケット余ってるみたいよ。




今日の1曲:『Oh My God』/ IT BITES

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