AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

USB鈴木

2010年12月21日 | まったり邦楽
結局買ってしもとるやないけ!
よういわんわ。

リリイ・シュシュの『エーテル』デジタルパッケージ。

いや、どうしてもダウンロードという形式は受け入れ難くって、やっぱなんらかの媒体として欲しいんですわ(ジャケット付いてなきゃヤ!)
それだけリリイには深い思い入れがあるのさ。
だから今回は期間限定のエンハンストなマキシシングルを買うつもりで、「持ってけドロボー!」と、半ばヤケクソ気味でこの2500円もするUSB購入に踏み切った。
どうです?私って意外とガッツあるでしょ?


パッケージはCDサイズのスリムパッケージを予想していたが、意外と分厚い箱だった。
「CDアルバム風パッケージデザインで飽きのこない仕様となっています。」というショップ側の売り文句であったが、正直2秒で飽きた。


歌詞カードやブックレットなどが封入されてるのかと期待が膨らんだが、リリイのシンボルの入った小っさいUSBメモリー1個だけでした



じゃあメモリ内にはさぞかし盛りだくさんのエーテルが注入されているのだろうと期待したのだが、やはり予告通りWallpaper3種、3~4画面程度のScreensaver(データめっさ重い)、新曲「エーテル」PV(Quick Time、Realplayerのみ再生可能のMP4形式)のみ


・Wallpaper・・・いらん!!

・Screensaver・・・保護していらん!!

・「エーテル」PV・・・動作が不安定で、音声もプチプチ切れてストレスが募る。

こんなものにエーテルなど感じられるわけがない!


まぁべつにこんなの買わなくたってヨウツベで高画質のPVが余裕で閲覧できることは知っとったんですが。



まともに聴いてみて、曲調は全体的に「コルテオ」と系統が一緒のような気がする。
リリイというにはSalyuの歌い方があまりにもエモーショナルすぎる。
これなら「光の束」、「再生」のほうがよっぽどリリイ的だ。
間奏部分とエンディングにはとてつもない憂いが感じられてよいが。

PVはかなり力入ってる感じ。精神病患者が描いたかのようなイラストアニメがレディオヘッド、あるいはフロイドの『THE WALL』を彷彿とさせている。


正直今回の突発的なリリイの再始動には疑問を禁じ得ない。
これはおそらく小林氏のひとりよがり的なものであろう。
そこにはもう“エーテル”は存在しない。



空気が二つに分裂する瞬間、頭の中で音が鳴り出す。

光のような何かが溢れ出す。闇のような何かが迸る・・・・・・


リリイにはまだ音源化されていない楽曲が20曲くらいあるという。

「沈黙の味」「午後」「ビデオテープ」「化粧をしない生活」「土曜日の郵便」「みずうみ」・・・

その中で歌詞の存在が確認されている曲が8曲。

「踊る魚」「犬の眼」「オルゴオル」「飛行船」「指先」「家」「セーター」「九月の雨の心臓」


十分アルバム作れるじゃないか。

再び野田周、UFO木下を呼び寄せるんだ!


今日の1曲:『エーテル』/ Lily Chou-Chou

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