Perfumeの約2年ぶりの新作『Cosmic Explorer』はフラゲしてから車中、iPodでヘヴィロテ中。
と同時に、クラフトワークなんかも合間合間に聴いてるテクノポップな今日この頃。
まぁこの2年間、CMソングやドラマ、映画の主題歌などで既出のシングル曲が7曲以上も収録されていて、そのほとんどがあまりピンとこなくてどうしたものかと期待は半分で、もう新録曲と、あとはヤスタカ氏のアルバムMIXの如何に期待するほかなかった。
サイコフレームの光が宇宙のただ中を浮遊してるかのような神秘的なイントロをはさみ、宇宙的で壮大なシンセ音で幕を開けるこの出だしは、まさにUKやMAGELLANなどに通じるスペクタクル感を演出する大仰なプログレッシヴロック曲を彷彿させる、まさに「Cosmic Explorer」というタイトルに相応しい、今までのPerfumeにはないスペースアドベンチャーなナンバー。
こういうのは、えてして稚拙でクサくなりがちなのだが、やはり感情を込めない3人の洗練された和声がクールに機能していて、そういった陳腐な事態に陥らないでいる。
「宇宙探索者」なんていう大それたタイトルでおっきく出たなと思ったが、まぁPerfumeはExplorerであると同時にPioneerでもあるかと。
10年前からすでに、先人たちが決して踏みこえなかった領域を敢えて突き進み、後続者たちに道を切り開いた。そこへサブカルチャーが台頭し、今やもう何でもアリの時代。
ただ、Perfumeは最初に垣根をブっ壊しておきながら、その後続者たちとは全く別次元のレベルで躍進している宇宙的存在といえるだろう。
そこに胡散臭いサブカル人のつけ入るスキは見当たらない。
それは本作の5曲目、毎年アメリカはテキサス州で開催される『SXSW』(過去にデビューしたてだったCoccoもこのフェスに出演している)にPerfumeが出演したとき、異次元のパフォーマンスとハイテクノロジーによって表現された「Story」の映像をみてもわかるかと。
はっきしいって普通のJ-POPファンも置いてけぼりなこのPerfumeの未知なるエンターテイメント性は、もはや宇宙レベルである。
Perfume Live at SXSW | STORY (SXSW-MIX)。正直私もわけがわからない。
ハイクオリティでクールなダンスナンバーも相変わらず秀逸だが、今回は3人の歌の特性をフィーチャーした楽曲も耳を惹く。
その一つが「Miracle Worker」。エフェクトがかっていながらもとても3人の歌が前面に押し出されていて、なんかハミングパートも今まで以上に力強くてカッコいい。
あと、ポップかつストレートな「Tokimeki Lights」。ほぼ生声に近い3人の歌が、ヤスタカ氏の作り出す絶妙なメロディーラインに沿ってポップでキュートに歌い上げられている。
そして今回アルバムミックスされた楽曲群。
特筆すべきなのは、シングルで聴いた時全くといっていいほどハマらなかった「Cling Cling」が、違う曲?ってゆーくらい見事なバキバキナンバーに生まれ変わったのはナイス。
まさにヤスタカ氏の真骨頂って感じでやりたい放題ズベベまくっている。
しかし、アルバム後半の怒涛のシングル曲攻撃は、クールに展開していく前半に比べていささか詰め込みました感が否めなく、ややバランスを欠いてるかと。
だから私はiPodなどで聴くときは、クラフトワークの無機質な楽曲を挟んだりしてうまいことテクノバランスを計っているのである。
で、先日茶屋町にあるWIRED CAFEというオサレなカフェレストランで期間限定でPerfumeの新譜をBGMでたれ流すというコラボ企画やってたので大阪に所用がてら行ってきた。
ただ、土曜日の晩メシ時だったので、店内はシャレオツな若者どもで犇めいており、べしゃり声もうるさくて、とてもゆっくりと食事とテクノを楽しめるような環境ではなかった。
「Relax In The City」というスペシャルドリンク。全然リラックスできなかった。
まぁ今回の限定盤のジャケットはデザイナーの自己主張が甚だしく全然好きになれんのだが、コースターの模様としてはいい感じだね。
今日の1曲:『FLASH』/ Perfume
と同時に、クラフトワークなんかも合間合間に聴いてるテクノポップな今日この頃。
まぁこの2年間、CMソングやドラマ、映画の主題歌などで既出のシングル曲が7曲以上も収録されていて、そのほとんどがあまりピンとこなくてどうしたものかと期待は半分で、もう新録曲と、あとはヤスタカ氏のアルバムMIXの如何に期待するほかなかった。
サイコフレームの光が宇宙のただ中を浮遊してるかのような神秘的なイントロをはさみ、宇宙的で壮大なシンセ音で幕を開けるこの出だしは、まさにUKやMAGELLANなどに通じるスペクタクル感を演出する大仰なプログレッシヴロック曲を彷彿させる、まさに「Cosmic Explorer」というタイトルに相応しい、今までのPerfumeにはないスペースアドベンチャーなナンバー。
こういうのは、えてして稚拙でクサくなりがちなのだが、やはり感情を込めない3人の洗練された和声がクールに機能していて、そういった陳腐な事態に陥らないでいる。
「宇宙探索者」なんていう大それたタイトルでおっきく出たなと思ったが、まぁPerfumeはExplorerであると同時にPioneerでもあるかと。
10年前からすでに、先人たちが決して踏みこえなかった領域を敢えて突き進み、後続者たちに道を切り開いた。そこへサブカルチャーが台頭し、今やもう何でもアリの時代。
ただ、Perfumeは最初に垣根をブっ壊しておきながら、その後続者たちとは全く別次元のレベルで躍進している宇宙的存在といえるだろう。
そこに胡散臭いサブカル人のつけ入るスキは見当たらない。
それは本作の5曲目、毎年アメリカはテキサス州で開催される『SXSW』(過去にデビューしたてだったCoccoもこのフェスに出演している)にPerfumeが出演したとき、異次元のパフォーマンスとハイテクノロジーによって表現された「Story」の映像をみてもわかるかと。
はっきしいって普通のJ-POPファンも置いてけぼりなこのPerfumeの未知なるエンターテイメント性は、もはや宇宙レベルである。
Perfume Live at SXSW | STORY (SXSW-MIX)。正直私もわけがわからない。
ハイクオリティでクールなダンスナンバーも相変わらず秀逸だが、今回は3人の歌の特性をフィーチャーした楽曲も耳を惹く。
その一つが「Miracle Worker」。エフェクトがかっていながらもとても3人の歌が前面に押し出されていて、なんかハミングパートも今まで以上に力強くてカッコいい。
あと、ポップかつストレートな「Tokimeki Lights」。ほぼ生声に近い3人の歌が、ヤスタカ氏の作り出す絶妙なメロディーラインに沿ってポップでキュートに歌い上げられている。
そして今回アルバムミックスされた楽曲群。
特筆すべきなのは、シングルで聴いた時全くといっていいほどハマらなかった「Cling Cling」が、違う曲?ってゆーくらい見事なバキバキナンバーに生まれ変わったのはナイス。
まさにヤスタカ氏の真骨頂って感じでやりたい放題ズベベまくっている。
しかし、アルバム後半の怒涛のシングル曲攻撃は、クールに展開していく前半に比べていささか詰め込みました感が否めなく、ややバランスを欠いてるかと。
だから私はiPodなどで聴くときは、クラフトワークの無機質な楽曲を挟んだりしてうまいことテクノバランスを計っているのである。
で、先日茶屋町にあるWIRED CAFEというオサレなカフェレストランで期間限定でPerfumeの新譜をBGMでたれ流すというコラボ企画やってたので大阪に所用がてら行ってきた。
ただ、土曜日の晩メシ時だったので、店内はシャレオツな若者どもで犇めいており、べしゃり声もうるさくて、とてもゆっくりと食事とテクノを楽しめるような環境ではなかった。
「Relax In The City」というスペシャルドリンク。全然リラックスできなかった。
まぁ今回の限定盤のジャケットはデザイナーの自己主張が甚だしく全然好きになれんのだが、コースターの模様としてはいい感じだね。
今日の1曲:『FLASH』/ Perfume
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