AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

ブーゲンビリア

2005年10月29日 | まったり邦楽

またまた寄った開放倉庫でアナログ盤のJポップコーナをなにげに検索していると、思わず心臓がドキリンコとした。

あのCoccoの最高傑作『ブーゲンビリア』のアナログ盤を発見してしまったのである!

値段は2500円と中古アナログ盤にしては少し高め。「でも他店ではお目にかかったことがないしぃ~・・・やっぱこのぐらいするのかなぁ~もっと安くで手に入るのではないかしら?1000円ぐらいやったら即買いするのやけどもぉ~」などと持ち前のシミったれた思いをめぐらしつつ、店で流れていたRage Against The Machineのライブ音源にノリながら店内を徘徊すること1時間、ついにコレクターの性に抗しきれず、そのレコードをレジにもっていってしまったのでした。

家に帰ってマジマジと眺めてみたが、今年の夏Amazonで発見したCocco幻のインディーズCD『Cocko』を手に入れた時ほど(さりげなく自慢)の感激はなかったかな。
でもLP盤のデカいジャケットはやっぱ魅力的だし、Cocco画伯のアーティスティックなジャケデザインだからなおさらである。
素材も折り紙のようないい香りのする上等紙が使用されてあってアロマテラピー的な効果もある?まぁいい買い物だったと思う。


このアルバムには「首。」、「カウントダウン」、「走る体」、「ベビーベッド」、「眠れる森の王子様」などの初期の感情剥き出しの名ヘヴィナンバーが多く収められてる。
とにかく頭の振れる作品だ。




もちろんヘヴィさだけではない。
「遺書。」、「やわらかな傷跡」のような涙腺を緩めさす感動曲もあるし、痛快なポップ英詩曲「SING A SONG」なんかも存在している。
このCoccoの歌のどこか情緒不安定な心を揺さぶられる歌詞のフレーズと切ないメロディがなんともたまらないのである。
とにかく演奏、歌共にとてつもなく力強い。




この作品は、ロック史上に残る不朽の名盤である!と私は断言するのである。

私のかつての偏狭な洋楽至上主義の信念をみごとに打ち破いて下さった衝撃作でもある。

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