AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

妻夫木くんも絶賛!

2009年08月14日 | まったり邦楽
終戦記念日の8月15日に毎年何かをやらかすCocco。

今回は雑誌「パピルス」で1年にわたって連載された「こっこさんの台所」に、書き下ろしエッセイ、グラビア、オリジナルレシピなどを加えた書籍『こっこさんの台所』が幻冬舎より発売。
本の帯には男優の妻夫木聡のコメントが記載されているらしい。
なんでオマエが?

イケメンブームだからか?

聞くところによると、人間一度こころを開くと一気にいろんな人が寄ってくるらしい。
私はこころを開いた覚えがないのになぜか最近やたらと人に誘われるので大変困惑している。

イケメンブームだからか?

金のゆとりもこころのゆとりもないときに寄って来られても往生するばかりだ。

それから新書発売を記念して同日、最新楽曲4曲を着うたフル(R)、PCにて配信するらしい。
エッセイ集同様、春夏秋冬それぞれの季節への想いを歌った4曲。
曲目は

春「絹ずれ」
夏「the end of Summer」
秋「バイバイパンプキンパイ」
冬「愛について」

以前はCoccoから生まれてくるものならウンコでも手に入れたいと思っていた私だが、今回はなんか購買意欲がそそられん。
それに最近のCoccoの楽曲は魅力がないからね。
しかし、昔は人一倍インターネットを嫌っていたCoccoが自分の楽曲をPC配信とはね・・・
私はどうもこのインターネット配信というものが好きになれない。思い入れのあるアーティストの曲はちゃんとした作品として買いたい主義なので。
せっかく春夏秋冬というコンセプトがあるのに・・・Coccoも俗っぽくなったなぁ。

あと、8月15日にタワーレコード渋谷店にて出版記念アコーステックミニライブを開催するそうだ。

そういえば6年前の今日、Coccoの貴重なアコースティックライヴに立ち会えたことを思い出した。
(ちょうど今思い出したみたいに書いてるが、ハナからこのことが言いたかった、みたいな。)
まだやり始めたばかりのアコギをおぼつかない指で掻き鳴らして、初めて演奏された“道無き道”を生で聴けたあの感動はいまだに忘れられない。

最近やっと武道館ライヴDVDの2日目アコースティックDiscの方を鑑賞したんやが、ステージのオシャレな装飾効果もあって出だしは結構惹き込まれ、一瞬「案外いいかも!」と思ってしまった。
とくに“強く儚い者たち”のレゲエ風アコースティックヴァージョンはかなりいい感じ。
この曲は南国風の情景とウンッチャウンッチャという裏打ちリズムがなんとなくレゲエミュージックと近い感じがあり、Leyonaあたりが食いついてもよさそうなのになと以前から思っていたのだが。
あと“野火”は長田氏のスライドギターの音色に関してのみとても素晴らしかった!
しかしやはり中盤になると中弛み感が否めなくなり、終盤の方はもう集中できなくなってPCをいじり出していた。
妙に感動をひっぱろうとするステージフィナーレもクドいし、これはほんとCoccoの自己満足以外の何物でもねぇ。
やっぱこの東京最終公演はハズレやったな。

未練がましいのは百も承知だが、やっぱ自分の歌を“ウンコ”と称して客席にブチまけていた頃のCoccoがよかった。
その頃の尖がっていた時代のCoccoを少しでも体感できただけでも私はラッキーメンと言わねばなるまい。

念のため断っておくが、私にスカトロジックな趣味はない!


ヘッドバンギンCocco


今日の1曲:『裸体』/ Cocco

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2 コメント

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自分も (シーウルフ)
2009-08-16 00:02:12
ダウンロードには反対ですね…
理由は色々ありますか

利点として余分なコストを省けるのでしょうけどそれは資本主義的な考え方で芸術的な考えではないんですよねー

何が言いたいのかわからなくなってきましたがこれからの音楽業界どうなってしまうんでしょうね
返信する
>シーウルフさん (あましん)
2009-08-16 17:59:25
音楽業界、落ち目ですからね~

LP→CDに移行していくのにも当時かなり抵抗を感じましたし。
ま、当分CDは無くならんと思いますけど。
SHM-CDとかはハッキリいっていらんですね。それより、CDの定価をもっと下げるべきだと思います。

P.S.
ブログで四の五のボヤいてる矢先、上のCoccoの楽曲のCD化リリースが決定しておりました。
はやとちり。
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