AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

One Of A Kind

2006年06月26日 | プログレッシヴ草稿
HMVのオンラインでポイントの関係でCoccoの新譜と共に購入したのが前からずっと気になっていたBRUFORDの1979年のアルバム「One of a Kind」
先月紙ジャケリマスターで、ボーナストラック、シングルジャケット、内袋付で発売されたものです。

このアルバムが欲しかったのは、ビルのソロ名義で発売された「FEELS GOOD TO ME」が私の大のお気に入りのアルバムで、「One of a kind」はこのアルバムの時のメンバーとほぼ一緒だったからである。
ハードロック好きの私にとって、この辺りのジャズ・ロック指向の強いアルバムにハマったのは私自身意外なことであったが、今までのプログレ作品でもこれほど繊細で整合感のある音像を持った作品を聴いたことがなく、私としてはプログレといういよりジャズ、フュージョンを楽しんでいる感覚だった。
メンバーはギターにU.K.でもお馴染みの名手アラン・ホールズワース、キーボードにナショナル・ヘルスのデイヴ・スチュワート、そしてなんといっても唯一のアメリカ人の鬼才ベーシストジェフ・バーリンという、そうそうたる面子なのであります。
そして#8ではU.K.のエディ・ジョブソンさんがヴァイオリンで参加しております。あ、ドラムはもちビル・ブラッフォードさんです(正しくは“ブルフォード”と発音するらしい)。

アルバム内容だが、前作とは違って全編インストで、まぁサウンド的には前年発表した「FEELS~」、「U.K.」とほぼ同じなのだが、よりバンドとしてのアンサンブル指向が強化した感じで、各プレイヤーの演奏内容もますますハイクオリティなものとなっている。特にジェフのフレットレスベースが息つく間もなく蠢いており、#6ではチョッパーテクまで披露してしまっている。
アランのギターも凄いのだが、実はそれがし、彼のギタープレイは掴みにくくてよーわからんのです。彼独特の雰囲気というのはわかりますが。
それにしても今回のビルのドラミングが前回のようなスリリングさダイナミックさが減退して、少し落ち着きすぎてるように感じました。
前作はボーカルがあった分曲にも表情があったし、やっぱオールインストアルバムというのは私にはチトしんどいんかもな。
メンバーの緊迫感みたいなのも感じられませんでしたし・・・

まぁまだあまり聴き込んでないんで。ハイ。

ジェフ、ビル
アラン、デビッド

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