HMVのオンラインでポイントの関係でCoccoの新譜と共に購入したのが前からずっと気になっていたBRUFORDの1979年のアルバム『One of a Kind』。
先月紙ジャケリマスターで、ボーナストラック、シングルジャケット内袋付で発売されたものです。
このアルバムが欲しかったのは、浪人生の頃にレンタルしたBill Bruford名義でリリースされた『Feels Good to me』が私の大のお気に入りのアルバムで、『One of a kind』はこのアルバムの時のメンバーとほぼ一緒だったからである。
ハードロック好きの私にとって、この辺りのジャズ・ロック指向の強いアルバムにハマったのは私自身意外なことであったが、今までのプログレ作品でもこれほど繊細で整合感のある音像を持った作品を聴いたことがなく、私としてはプログレといういよりジャズ、フュージョンを楽しんでいる感覚だった。
メンバーは、ギターにU.K.でもお馴染みの名手アラン・ホールズワース、キーボードにナショナル・ヘルスのデイヴ・スチュワート、そしてなんといっても唯一のアメリカ人の鬼才ベーシストジェフ・バーリンという、錚々たる面子なのであります。
そして#8ではU.K.のエディ・ジョブソンさんがヴァイオリンで参加しております。
あ、ドラムはもちビル・ブラッフォードさんです(正しくは“ブルフォード”と発音するらしい)。
アルバム内容だが、前作とは違って全編インストで、まぁサウンド的には前年発表した『FEELS~』、U.K.の『憂国の四士』とほぼ同じなのだが、よりバンドとしてのアンサンブル指向が強化した感じで、各プレイヤーの演奏内容もますますハイクオリティなものとなっている。
特にジェフのフレットレスベースが息つく間もなく蠢いており、彼のベース音を聴いてるだけでも楽しい。
#6ではチョッパーテクまで披露してしまっている。
ラスト曲「The Sahara of Snow」のエンディング展開は、まるでキングクリムゾンの「太陽と戦慄 」シリーズの構築パターンを踏襲してるかのよう。
相も変わらずのアランのギタープレイも目を見張るものがあるが、実はソレガシ、彼のギタープレイは掴みにくくて難解でよーわからんのです。彼独特の雰囲気というのはわかりますが。
それにしても、今回のビルのドラミングが前回のようなスリリングさダイナミックさが減退して、少し落ち着きすぎてるように感じてしまった。
前作はアーネット・ピーコックによる歌モノが数曲あった分楽曲にも表情があったし、分かりやすく馴染みやすかった。
本作は演奏がテクニカルになった分、楽曲の表情が捉えにくく、難解で個人的にツボをつくアンサンブルがなかなかない。
やっぱオールインストアルバムというのは、私にはチトしんどいんかもしれん。
まぁまだあまり聴き込んでないので、しばらくしたら好きになってくるかも。
先月紙ジャケリマスターで、ボーナストラック、シングルジャケット内袋付で発売されたものです。
このアルバムが欲しかったのは、浪人生の頃にレンタルしたBill Bruford名義でリリースされた『Feels Good to me』が私の大のお気に入りのアルバムで、『One of a kind』はこのアルバムの時のメンバーとほぼ一緒だったからである。
ハードロック好きの私にとって、この辺りのジャズ・ロック指向の強いアルバムにハマったのは私自身意外なことであったが、今までのプログレ作品でもこれほど繊細で整合感のある音像を持った作品を聴いたことがなく、私としてはプログレといういよりジャズ、フュージョンを楽しんでいる感覚だった。
メンバーは、ギターにU.K.でもお馴染みの名手アラン・ホールズワース、キーボードにナショナル・ヘルスのデイヴ・スチュワート、そしてなんといっても唯一のアメリカ人の鬼才ベーシストジェフ・バーリンという、錚々たる面子なのであります。
そして#8ではU.K.のエディ・ジョブソンさんがヴァイオリンで参加しております。
あ、ドラムはもちビル・ブラッフォードさんです(正しくは“ブルフォード”と発音するらしい)。
アルバム内容だが、前作とは違って全編インストで、まぁサウンド的には前年発表した『FEELS~』、U.K.の『憂国の四士』とほぼ同じなのだが、よりバンドとしてのアンサンブル指向が強化した感じで、各プレイヤーの演奏内容もますますハイクオリティなものとなっている。
特にジェフのフレットレスベースが息つく間もなく蠢いており、彼のベース音を聴いてるだけでも楽しい。
#6ではチョッパーテクまで披露してしまっている。
ラスト曲「The Sahara of Snow」のエンディング展開は、まるでキングクリムゾンの「太陽と戦慄 」シリーズの構築パターンを踏襲してるかのよう。
相も変わらずのアランのギタープレイも目を見張るものがあるが、実はソレガシ、彼のギタープレイは掴みにくくて難解でよーわからんのです。彼独特の雰囲気というのはわかりますが。
それにしても、今回のビルのドラミングが前回のようなスリリングさダイナミックさが減退して、少し落ち着きすぎてるように感じてしまった。
前作はアーネット・ピーコックによる歌モノが数曲あった分楽曲にも表情があったし、分かりやすく馴染みやすかった。
本作は演奏がテクニカルになった分、楽曲の表情が捉えにくく、難解で個人的にツボをつくアンサンブルがなかなかない。
やっぱオールインストアルバムというのは、私にはチトしんどいんかもしれん。
まぁまだあまり聴き込んでないので、しばらくしたら好きになってくるかも。
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