AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

ブラジルのメタル

2005年10月06日 | やっぱりメタル!!
今年のスラドミで知り合った大阪在住のブラジリアンスラッシャーの友人ロベルトからブラジリア産スラッシュバンドの音源が届いた。
なんと4枚も!私は1枚しか(しかもオムニバス形式)送っておらんのに、気がひけるっつーの。

ブラジルのメタルバンドといえば、SEPULTURAやVIPERぐらいしか知識がなかったが、今回彼から送られてきた音源を聴いて、やはりむこうではメタルがもの凄く盛んで、アンダーグラウンドな領域でさえ結構つわもののアーティストがそこいらじゅうにゴロゴロおるんやなぁと、日本のメタル界との圧倒的な格差を見せつけられた感じだ。


今回はKorzus、Sarcofago、Torture Squad、Krisiunなどのデス、スラッシュ系の音源が届けられたわけだが、その中でもとりわけ私の注意を惹いたのがStressというバンド。

メチャメチャ古くさ~い音質で全曲ポルトガル語。
ロベルトの話によると、こいつらがブラジリアンスラッシュの先駆的なバンドなんだとか。
この音源がロベルトの編集によるものなのか、正規のアルバム作品なのか定かではないが、前半から後半にかけて明らかに音質や方向性が異なっていくので、おそらくベスト盤的なものであろう。


はじめの方は、初期SLAYERのような「イヤアアア~~~~」とかいう雄叫びを上げるドッカンドッカンなスラッシュナンバーが主流だったのが、後半にさしかかるとRAVENとかNWOBHMの影響を強く感じさせる音になり、最期の方などは学生バンドのデモ音源か?みたいなペチペチな音になった。
おそらく時代を遡っていってるベストアルバムであると推測される。
とにかく時代の流れにそって音楽性もコロコロ変えていく変動的なバンドであることを覗わせた。
まぁあの時代の欧米バンドによくありがちなパターンともいえる。




他のバンドの音源はほぼ英詩で演奏テクニックもやはり強力なのだが、やってることはアメリカ産のデス系バンドとほとんど大差がないのでそれほど新鮮味はなかった。

やはりこStressのようなポルトガル語でやっているバンドの方がこちらからとしては興味深い。
まぁ全編通して聴くのはそのバンド名が示すとおり多少ストレスが溜まるが・・・

という想定内のオチでよろしかったでしょうか?


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