AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

ファンキー・ヘヴィ・ナイト

2006年06月05日 | コンサート
今日は姉が応募して当選した『FUNKY HEAVY SYSTEM』なるファンクイベントを見に、梅田のライヴハウスShangri-Laまで同行した。
姉が以前からファンだったオーサカ=モノレールが企画したライブみたいで、このバンドにはかつて現エゴラッピンのサポートメンバーである竹島聡氏なども在籍していた大阪のルーツ・オブ・ファンクバンド。
つーかこの日、オオサカ=モノレールは前座で、今夜のメインだったのは、かつてジェームス・ブラウン・ファミリーにも在籍し、67年から活躍していた“ルーツ・オブ・ファンクシスタ”の称号を持つファンク界の女帝みたいな存在のシンガーMarva Whitney。そしてそのバックをオーサカ=モノレールが務めるという、夢の共演ライヴだったそうな。
これはメタル界に例えるなら、人間椅子の演奏をバックに、オジー・オズボーンが歌うくらいの凄さなのではないだろうか?(違う?)

私自身、本格的なファンクミュージックには疎く、ジェームス・ブラウンくらいしか聴いた事がなかったし、マーバとかいう人の歌声の素晴らしさってのもよく分からず、正直ずっとこのノリはしんどいものがあった。
しかし会場は異様な盛り上がりを見せており、有名らしき曲が始まるとファンク野郎どものすんごい歓声が沸き起こり、会場全体がムンムンとした熱気で溢れておった。
一方私はというと、少しでもこの雰囲気に溶け込もうと、普段飲まないような“メキシコーク”とかいうリキュールもんを無理して注文しチビチビやっていたのだが、半分くらい飲んだところで脈拍数がその時刻まれていたドラムのピッチと同じくらいになり、全部飲み干したころには貧血で今にも意識を失って崩れ落ちそうになるという極限状態に陥っていた。
限界を感じた私は思わず会場の外へと退き、しばらく椅子にガクーっとへたりこんでいた。
その後もファンクの心地よいリズムセクションとカッティングギターの音色につられ、フラフラと会場を出たり入ったりして、ぼちぼちファンクミュージックを楽しんでいた。

まぁ全然知らんオバチャンやったけど、ファンク界の伝説的な女性シンガーを拝めたのはとてもラッキーなことなんだろう。もし姉ちゃんが今日のイベントに当選してなければ、一生出会うこともなかったろうし、これは奇跡と言えるんじゃないかな。
ま、今後の私の人生にはなんの影響もないだろうけど。


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