AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

ここ掘れワンワン

2012年06月03日 | 名所ガイド、巡礼記
土曜日は、農業兼たこ焼き屋を営んでいる、ハードコアバンドで叩いていた元ドラマーのNaoki兄やんの要請をうけ、朝からソックスタウン広陵くんだりまでジャガイモの収穫のお手伝いに行ってきました。
広陵町はご覧の通り、荒涼とした奈良の田舎町で、なんでも靴下と古墳の数が日本一なんだとか。

幸い曇り空で、心地よい風も吹いていたので炎天下での野良作業は免れた。
Naoki兄やんは、熟れた手つきでつるを引っこ抜き、鍬でジャガイモどもを掘り起こし手際よく作業をすすめていく。
で、私は何をしてたのかというと、兄やんが掘り起こしたジャガイモを大型と中型と小型と仕分けしてカゴに拾い集めていくという、責任重大な仕事を任された。
いやいや、中型と小型の微妙な差を判別するのがこれまたなかなか難しいんですよ、奥さん。
まぁほとんど側について、近況や職場のヤツの悪口を愚痴ってただけとも言えるが。




私が人生で初めて拾い集めたジャガイモくんたち。大収穫。大収穫。
品種はメークインよりランク上のやつらしいが名前は忘れた。



近くの安モンのバイキング屋で昼メシ(もちろん兄やんのオゴリ)食ってダラダラしてたら、東の空がゴロゴロいいだし雲行きがあやしくなってきたので、予定の半分で作業は切り上げることに。
報酬のジャガイモ一袋分と+α野菜を受け取って帰路につく。



帰りしなに、鎌倉中期に建立されたという百済寺の三重塔を見学。
石碑に刻まれた古色蒼然たる象形文字は、私のいにしえの語学力を持ってしても解読することはできなかった。



この日はジャガイモ以外に、もうひとつビッグサプライズな収穫があった。
帰宅途中にフラッと立ち寄った奈良の開放倉庫で、なんとザ・センセーショナル・アレックス・ハーヴェイ・バンドの名作『NEXT...』の幻の日本盤LPをゲット!!
レコード棚からこの大物を掘り起こしたときは、ドクター・スランプの則巻せんべいみたいに目がとび出そうになるくらい狂喜した。
(こっちの掘り作業は兄やんより格上だと自負している)

実はジャガイモ掘りに行く前、奇遇にも家でちょうどこのアルバムを聴いとったんですわ(ハッタリだと思うなら、私の昨日のつぶやきをさかのぼってみてちょ!)。
いやいや、これはもう亡きアレックス・ハーヴェイ先生のお導きとしか思えませんわ。

夢にまでみたアナログ日本盤グレージャケット(写真右)。あ~あ、また同じのが3枚になっちった。



口パクをしないところにアレックスのポリシーを感じる。


今日の1曲:『Faith-healer』/ The Sensational Alex Harvey Band

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« オキチサン | トップ | 貴族の音楽 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

名所ガイド、巡礼記」カテゴリの最新記事