誰か彼女を止めてくれ!
ハイペース過ぎるやろ!70年代のハードロックバンドちゃうぞ!
そうか、今年はデビューから25周年という節目の年だからか。
以前まで周年作品といったらベスト盤だったが、ちゃんとオリジナル作品をこしらえてきたのはエラい!と言うべきか・・・
というワケで、先月下旬にリリースされたCoccoの12枚目のアルバム『プロム』、ちゃんと購入いたしました。
しかも今回は、2525個限定の<25周年ニコニコセット>とかいうちぇー万円超えの缶BOXのやつを思い切って。
Cocco缶。ゴールド仕様。なんかメタリ缶を思い出すなぁ・・・
まぁ前回の20周年の時は、人生初の入院とかいろいろあってちゃんと祝えなかったので(武道館行きたかった・・・)、25周年くらいはと思いまして。
来月のワンマンもチケット確保しとります。
ビニールを剥がし、おそるおそる缶のフタを開けると・・・・
なんや、このショットそのままジャケットやったんか!プロモ写真や思てた。
プロム写真やったんね。
特典25周年タオル。目ぇ回るわ。
TシャツはLサイズのみだったが、それなりにフィットした。
今回のCoccoの作品は、まぁいわゆる企画モノといったところ。
25周年ということで、以前とは違ったこと、なんか特別なことをやろうとして作ったのだろう。
そのテーマの1つとして、“参加型”というのが挙げられる。
なんだろう、もうなんでもひとりでやるのが疲れたのか、今回のジャケットはCoccoがSNSで一般公募で募った中から選んだものっていうのには驚いた。
小林望美さんというアーティストの作品が選ばれたんだが、Coccoがアルバムジャケットを自分で手掛けなかったのは、今回が初めてだろう。
Coccoが写りこんだジャケというのも初めて。
歌詞カード内部にも、SNSで募ったアーティストさんが描いたと思わしきアートワークがページごとに散りばめられている。
いろんな画風の作品があって、どれも秀逸。ちょっとしたアート集の趣があっておもしろい。
私も昔Coccoジャケットアート考案したんだけどなぁ、応募すればよかった?
Tシャツのデザインにどうですか?
そして音楽方面では、有名どころを含む様々なアーティスト陣との“コラボ”。
私の知ってるのでは、スガ シカオ、ハマ・オカモト(OKAMOTO’S)、BEGIN、亀田誠治、根岸孝旨・・・くらいか。
まず、Coccoのエフェクトラップとダウンタウン浜ちゃんの倅ハマ・オカモト氏とのスラップをきかせたファンキーなコラボナンバー「コバルト」は、今までにない変わり種といった感じ。
Coccoと同郷の辺土名直子さんのピアノ伴奏による沖縄民謡「てぃんさぐぬ花」は、編曲も素晴らしいし、Coccoの歌唱と絶妙にフィットした心洗われる相性の良さを感じとれた。
あとは、聴いてて普通にいいし、全然悪くないんだけど、なんだか全体的に弱い。
心揺さぶるようなフレーズもあまりなくて。
とにかくスガ シカオにしろ、BEGINにしろ、今更Coccoが著名なアーティストとコラボする事の意義があまり感じられんのよ。必要性がないというか。
25周年だから、やりたかったからやっただけと考えるしかない。Coccoの意志だからそれは仕方ないと。
4曲目とかはコラボ云々以前に、個人的にアウト&スキップ。
相変わらず昭和歌謡めいた曲も入ってるし、そこに沖縄民謡と・・・最近のCoccoのパターンやな。
「結い」は2年前、YOUTUBEで自粛生活・おうちdemoとしてすでに公開されていた曲ってのはすぐに気がついた。
映像内容から、コロナ禍で結婚した妹さんに捧げられた曲だと推測してるが。
なるほど、ブライダルソングということでスガ氏との男女デュオという形をとったのかな。
妹といえば、「ウナイ」って曲も秀逸なんだよな。あの凄まじい抱擁感。Coccoの家族愛が痛烈に感じられるというか。
今回初と思われるタイトル曲というものも入ってる。
それが「PROM」なんであるが(英語表記なのでそうじゃない?)。
この歌詞内容が今までにないくらいストレート過ぎて・・・・これを我々に言いたくてアルバム出したのか?
ロキノンジャパンでのインタビューは予め読みかじってて、そこで言うてたことそのままやないかと。
まぁこの人は永遠に辞める辞める詐欺を止めるつもりがないらしいので、正直もういちいち相手してられないって感じ。
亀田誠治氏編曲の「星の子ら」も英詩の崇高でステキな曲なんだけど、途中なんで日本国民の殆どが強制的に暗記させられた『平家物語』の冒頭のフレーズを挿入したの?(ガーゴイルかよ)
意味があるにせよ、こんなベタなフレーズぶっ込まれて台無し感ハンパなかった。このセンスって、亀田氏の?Coccoの?
ラストを飾る根岸孝旨氏編曲のヘヴィなオルタナナンバー「嵐ヶ丘」はいい感じ。さすがネギさん。
「Rockstar」に続き、最近英詩のちょっと語尾を強調する歌い方に快感を覚えたのかな?
ライブでどんだけCoccoが拡張するか、今から非常に楽しみ。
ところで、復帰してからのCoccoの作品って、最初は戸惑うんだけど、何回か聴くうちによくなってくる性質がある。
ただ、活動中止前の作品と明らかに違うのは、賞味期限がある点。
前作もしばらく凄く気に入っててヘヴィロってたのに、ある日突然味が薄れて全く聴かなくなってしまった。
今回の作品も、今のところ新鮮な気持ちで曲を楽しめてはいるが、今後どうだろう・・・
特典Blu-rayも付属しており、その内容が今までのMV+最新MV40曲分をギッシリ詰め込んだもの。
う~ん、正直言っていらんかなって感じ。
どうせならライブ映像にしてくれ!Coccoはライブが凄いんだから(前作の特典ライブ映像は最高だった!)。
しかもアルバム発売日に、それらのMV映像をYOUTUBEの公式チャンネルで一気に放出しやがった。
それやったらBlu-rayもういらんし。
あと、最近のCoccoって、SNS上で(というか、あんだけネット嫌いだったCoccoがSNSやってるってのも驚きだが)首をかしげるようなことをよく口走るようになって辟易している。
例えば、今までファンが喜ぶと思って音楽番組に無理して出演してたけど、本当にイヤなので、もうこれ以上出演しないことを決断したとか。
いや、こちとら長年Coccoファンやってるけど、別にあんな大衆向けの茶番組にもっと出てくれなんて切望した覚えはないんやけど・・・
認知度を上げたければテレビ出演が効果的やと思うが、今はYOUTUBEもあるし、アイドルやないねんから好きなファンはちゃんとアルバム買って聴くし、ライブにも足を運ぶから。
顔を隠して出るとか、逆に痛々しいからやめてほしい。
そこまでしてテレビに出てくれとは誰も言ってないと思う。
新作出したのに、結局「強く儚い者たち」を歌わせられる・・・みたいな愚痴も。
いや、復帰後もそれなりに新曲歌わしてもらえてたやん?
世間一般的に一番印象に残ってる曲が「強く儚い者たち」であって、やっぱ後世に残る名曲だし、大衆向け音楽番組っていう性質上それは仕方ないんじゃないって。
だったら「強く儚い者たち」と同水準の名曲を作るしかないって思うんだけど、ここ20年間作った曲で、そんな名曲ある?
25周年アニバーサリーver.のMVとかも自ら出してるやん。
ハイペース過ぎるやろ!70年代のハードロックバンドちゃうぞ!
そうか、今年はデビューから25周年という節目の年だからか。
以前まで周年作品といったらベスト盤だったが、ちゃんとオリジナル作品をこしらえてきたのはエラい!と言うべきか・・・
というワケで、先月下旬にリリースされたCoccoの12枚目のアルバム『プロム』、ちゃんと購入いたしました。
しかも今回は、2525個限定の<25周年ニコニコセット>とかいうちぇー万円超えの缶BOXのやつを思い切って。
Cocco缶。ゴールド仕様。なんかメタリ缶を思い出すなぁ・・・
まぁ前回の20周年の時は、人生初の入院とかいろいろあってちゃんと祝えなかったので(武道館行きたかった・・・)、25周年くらいはと思いまして。
来月のワンマンもチケット確保しとります。
ビニールを剥がし、おそるおそる缶のフタを開けると・・・・
なんや、このショットそのままジャケットやったんか!プロモ写真や思てた。
プロム写真やったんね。
特典25周年タオル。目ぇ回るわ。
TシャツはLサイズのみだったが、それなりにフィットした。
今回のCoccoの作品は、まぁいわゆる企画モノといったところ。
25周年ということで、以前とは違ったこと、なんか特別なことをやろうとして作ったのだろう。
そのテーマの1つとして、“参加型”というのが挙げられる。
なんだろう、もうなんでもひとりでやるのが疲れたのか、今回のジャケットはCoccoがSNSで一般公募で募った中から選んだものっていうのには驚いた。
小林望美さんというアーティストの作品が選ばれたんだが、Coccoがアルバムジャケットを自分で手掛けなかったのは、今回が初めてだろう。
Coccoが写りこんだジャケというのも初めて。
歌詞カード内部にも、SNSで募ったアーティストさんが描いたと思わしきアートワークがページごとに散りばめられている。
いろんな画風の作品があって、どれも秀逸。ちょっとしたアート集の趣があっておもしろい。
私も昔Coccoジャケットアート考案したんだけどなぁ、応募すればよかった?
Tシャツのデザインにどうですか?
そして音楽方面では、有名どころを含む様々なアーティスト陣との“コラボ”。
私の知ってるのでは、スガ シカオ、ハマ・オカモト(OKAMOTO’S)、BEGIN、亀田誠治、根岸孝旨・・・くらいか。
まず、Coccoのエフェクトラップとダウンタウン浜ちゃんの倅ハマ・オカモト氏とのスラップをきかせたファンキーなコラボナンバー「コバルト」は、今までにない変わり種といった感じ。
Coccoと同郷の辺土名直子さんのピアノ伴奏による沖縄民謡「てぃんさぐぬ花」は、編曲も素晴らしいし、Coccoの歌唱と絶妙にフィットした心洗われる相性の良さを感じとれた。
あとは、聴いてて普通にいいし、全然悪くないんだけど、なんだか全体的に弱い。
心揺さぶるようなフレーズもあまりなくて。
とにかくスガ シカオにしろ、BEGINにしろ、今更Coccoが著名なアーティストとコラボする事の意義があまり感じられんのよ。必要性がないというか。
25周年だから、やりたかったからやっただけと考えるしかない。Coccoの意志だからそれは仕方ないと。
4曲目とかはコラボ云々以前に、個人的にアウト&スキップ。
相変わらず昭和歌謡めいた曲も入ってるし、そこに沖縄民謡と・・・最近のCoccoのパターンやな。
「結い」は2年前、YOUTUBEで自粛生活・おうちdemoとしてすでに公開されていた曲ってのはすぐに気がついた。
映像内容から、コロナ禍で結婚した妹さんに捧げられた曲だと推測してるが。
なるほど、ブライダルソングということでスガ氏との男女デュオという形をとったのかな。
妹といえば、「ウナイ」って曲も秀逸なんだよな。あの凄まじい抱擁感。Coccoの家族愛が痛烈に感じられるというか。
今回初と思われるタイトル曲というものも入ってる。
それが「PROM」なんであるが(英語表記なのでそうじゃない?)。
この歌詞内容が今までにないくらいストレート過ぎて・・・・これを我々に言いたくてアルバム出したのか?
ロキノンジャパンでのインタビューは予め読みかじってて、そこで言うてたことそのままやないかと。
まぁこの人は永遠に辞める辞める詐欺を止めるつもりがないらしいので、正直もういちいち相手してられないって感じ。
亀田誠治氏編曲の「星の子ら」も英詩の崇高でステキな曲なんだけど、途中なんで日本国民の殆どが強制的に暗記させられた『平家物語』の冒頭のフレーズを挿入したの?(ガーゴイルかよ)
意味があるにせよ、こんなベタなフレーズぶっ込まれて台無し感ハンパなかった。このセンスって、亀田氏の?Coccoの?
ラストを飾る根岸孝旨氏編曲のヘヴィなオルタナナンバー「嵐ヶ丘」はいい感じ。さすがネギさん。
「Rockstar」に続き、最近英詩のちょっと語尾を強調する歌い方に快感を覚えたのかな?
ライブでどんだけCoccoが拡張するか、今から非常に楽しみ。
ところで、復帰してからのCoccoの作品って、最初は戸惑うんだけど、何回か聴くうちによくなってくる性質がある。
ただ、活動中止前の作品と明らかに違うのは、賞味期限がある点。
前作もしばらく凄く気に入っててヘヴィロってたのに、ある日突然味が薄れて全く聴かなくなってしまった。
今回の作品も、今のところ新鮮な気持ちで曲を楽しめてはいるが、今後どうだろう・・・
特典Blu-rayも付属しており、その内容が今までのMV+最新MV40曲分をギッシリ詰め込んだもの。
う~ん、正直言っていらんかなって感じ。
どうせならライブ映像にしてくれ!Coccoはライブが凄いんだから(前作の特典ライブ映像は最高だった!)。
しかもアルバム発売日に、それらのMV映像をYOUTUBEの公式チャンネルで一気に放出しやがった。
それやったらBlu-rayもういらんし。
あと、最近のCoccoって、SNS上で(というか、あんだけネット嫌いだったCoccoがSNSやってるってのも驚きだが)首をかしげるようなことをよく口走るようになって辟易している。
例えば、今までファンが喜ぶと思って音楽番組に無理して出演してたけど、本当にイヤなので、もうこれ以上出演しないことを決断したとか。
いや、こちとら長年Coccoファンやってるけど、別にあんな大衆向けの茶番組にもっと出てくれなんて切望した覚えはないんやけど・・・
認知度を上げたければテレビ出演が効果的やと思うが、今はYOUTUBEもあるし、アイドルやないねんから好きなファンはちゃんとアルバム買って聴くし、ライブにも足を運ぶから。
顔を隠して出るとか、逆に痛々しいからやめてほしい。
そこまでしてテレビに出てくれとは誰も言ってないと思う。
新作出したのに、結局「強く儚い者たち」を歌わせられる・・・みたいな愚痴も。
いや、復帰後もそれなりに新曲歌わしてもらえてたやん?
世間一般的に一番印象に残ってる曲が「強く儚い者たち」であって、やっぱ後世に残る名曲だし、大衆向け音楽番組っていう性質上それは仕方ないんじゃないって。
だったら「強く儚い者たち」と同水準の名曲を作るしかないって思うんだけど、ここ20年間作った曲で、そんな名曲ある?
25周年アニバーサリーver.のMVとかも自ら出してるやん。
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