AMASHINと戦慄

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AMASHINレコード大賞 2014 圏外&論外編

2015年03月06日 | ♪音楽総合♪
2014年ベストアルバム発表ついでにシングル部門というか、TUNE単位で10曲選ぶという新たな試みに挑戦しようかと思ったんだが、10曲も選ぶの面倒なんで、ベストアルバムからは外れてしまったけど、何曲かはドストライク!!ってな作品もけっこうあったんで、それらをテキトーに紹介しようかと。

 
Aphex Twinの13年振りの復帰作『SYRO』なんかは店舗で1曲目を試聴して、その驚異的なサウンドスケープに思わず即買いしたのだが、ちょっと私には全体的にアンビエント過ぎたかと。
SUBMOTION ORCHESTRAなるUKダブバンドの新作『ALIUM』も店舗のBGMで流れてるのを耳にして自分好みの作品だと思って手を出してみたが、家帰って何回聴いても皆目頭に入ってこうへんという昨年一番のヘタこきアルバムで、改めて試聴買いの難しさと自分の直観力の衰えを痛感する。

Aphex Twin - 『minipops 67 [120.2][source field mix]』



昨年注目を集めたTOFUBEATSは、森高千里の歌がフィーチャーされた“Don't Stop The Music”がすこぶる気に入ったので思い切ってフルレンスを購入したが、森高の曲以外は全くといっていいほどハマらなくて思わずCDを叩き割りそうになった。

tofubeats - 『Don't Stop The Music feat.森高千里』 



前作から約1年で早くも新作を完成させたきゃりーぱみゅぱみゅの『ピカピカふぁんたじん』は、まぁ全体的に悪くはないのだが、あまりにもふぉんわかパッパーしすぎなきゃりーの歌を聴いてると、こっちの頭が悪くなりそうであまり頻繁に聴くのを避けてしまった。
個人的にきゃりーのガーリーなヴォーカリゼイションの元祖的存在(ただ、こっちはホンモノの天然不思議ちゃん)としている小島麻由美がひっそりとリリースしていた『ON THE ROAD』も、本人描くジャケのかわゆらしさに10年振りくらいに新譜を購入してしまったが、相変わらずのこじまゆ節は健全ではあるけども、もはやアイデアが枯渇した感は否めない。




あと、昨年はハコものをようけ購入したような気がする。アーティスト側が5年、10年ごとに周年盤を連発するもんだから、なんや色々特典が付属して(ええ値段するわりに内容はたいしたことない)かさばってしゃーない状態に。




人間椅子と電気グルーヴは両者同時25周年を迎えており、デビュー時期が一緒やったことを初めて知った。
両者とも学生時代から仲の良かった2人がグループを支え続けており、ずっとブレずに好きなことやってきてこういった息の長い関係を保てるのはほんと羨ましい。
電気グルーヴはさすがジャケやアナログ盤など特典アイテムとかシャレがきいてて相変わらずのセンスの良さを感じる。楽曲も秀逸。
資金力の差もあるだろうが、人間椅子ももうちょっと彼らを見習ってほしい。

電気グルーヴ - 『Baby's on Fire』



一方、Perfumeはメジャーデビューシングルから数えて20枚目となる記念すべきシングル『Cling Cling』を“おっきいハコの中仕様”という豪華3DフォトジャケBOX仕様でリリース。
40ページにわたる豪華フォトブックレットは、単なるPV撮影時のショット。ド派手なジャケ及びハリウッド仕立てのPV内容含め、豪華さばかりが先行し、Perfumeの普段のクール&ビューティなイメージからはずいぶんかけ離れてしまった残念な内容。タイトル曲もイマイチ好きになれない。案の定中古屋にもかなり出回っている。
唯一の収穫だったのが、パナソニックの4K VIERAのプロモーションとして共同開発で作られた、彼女たちの正確無比なるダンステクが可能にした驚異的映像も秀逸な「DISPLAY」。

Perfume - 『DISPLAY』



なんやエレクトロ系ばっかりになってしもたな。


今日の1曲:『TREE OF SUFFOCATING SOUL』/ TRIPTYKON

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