高橋研ライブツアー
「2022・続・はじまりの旅~春~」
2022年3月25日(金) 名古屋・今池 ナイトカフェ弾き語り
with 川沿クタ子&石浦雄二
open 18:00 / start 19:00
adv ¥3,500 / door ¥4,000(1drink別)
お問い合わせ:052-745-3222
名古屋市千種区仲田2-2-12 ハートイン仲田S棟2階
高橋研ライブツアー
「2022・続・はじまりの旅~春~」
2022年3月25日(金) 名古屋・今池 ナイトカフェ弾き語り
with 川沿クタ子&石浦雄二
open 18:00 / start 19:00
adv ¥3,500 / door ¥4,000(1drink別)
お問い合わせ:052-745-3222
名古屋市千種区仲田2-2-12 ハートイン仲田S棟2階
2021年アーク栄サロンホールにて行われた
スギテツと津軽三味線の浅野祥さんとのジョイントライブ
「チャリティ音楽実験室 for 東北 vol.10 @名古屋」
の続き…
換気タイムの休憩挟んで
第2部のレポをば…だらだらと…
まずは陰旋律にアレンジした
「日本舞曲第5番」から
ピアノ、ヴァイオリンと津軽三味線とのコラボ
曲の中盤は、浅野祥さんの津軽三味線の響きが躍動感満載で…いやあブラームスが日本人に思えてくる…???(笑)きっと、ブラームスが日本に生まれてたら…こんな感じの曲だったことでしょう??
いやあ、もし、ブラームスもこの曲をきいたら…「ブラボー(ムス)」とムスこ(息子)と絶賛したことでしょう!!
この曲はそう、もとのクラシック曲はブラームスの「ハンガリー舞曲第五番」の変奏曲
演奏を終えて杉浦哲郎さんが語る五
「ハンガリー舞曲 第五番」の「日本舞曲」をレコーディングしたのは、12年くらい前のこと…その頃、浅野祥さんと出合ったそうな…
「当時は、浅野祥くんは大学生、10代、18歳、慶応義塾大学に三味線裏口入学で」とボケれば
浅野祥さん「裏口ではない…一芸でね」と訂正…(笑)
その頃、岡田鉄平さんは20代、杉浦哲郎さんは30代…お互い、あの頃と変わりませんね…なんてお互いがお互いをねぎらって…
「あの頃と変わりませんね」と浅野祥さんに言われて、杉浦哲郎さんは「あ、ほんと…」と実に気のない返事…笑
ここで、ツッコまれるのが浅野祥さんの譜面のアイパット…落としたらどうするの??と尋ねられて
浅野祥さん「絶対落さないから大丈夫」
さらに杉浦哲郎さんに「絶対落さない保証はどこにあるの?」とよりツッコまれて
浅野祥さん「これには500曲以上の譜面が入っているので、これを落としたり失くしたりすると何もできなくなるので、細心の注意を…」と答えれば
スギテツのお二人揃って「だったら紙の方がいいよ…紙の方が安全」
野外コンサートだと風で飛ばされるとツッコまれれば、せんたくばさみがある!!ガムテープは最強!と
譜面がアイパットか紙かで盛り上がるお三方
さて、ここでコンサートの進行へと
杉浦哲郎さんが、次の曲紹介
次の曲は浅野祥さんと一緒に作ったアルバムで、もともとはピアノのソロで入れていた曲…ドビュッシーのピアノの名曲…その曲を日本の音階にアレンジした作品をトリオで演奏できるように編曲しなおして、二人に楽譜を送ったとのこと…
岡田鉄平さんは、その曲のタイトルをみて、あ、クラシックのあの曲かとすぐわかったそうな…
でも浅野祥さんからは返事がなかったそうで、大丈夫かなと思いながらも、静岡のコンサートでの初日、午前中にリハーサルがあったときに、おもむろに浅野祥さんに「杉浦さん、どうして、今回はクラシックじゃなくて島谷ひとみさんの曲を選んだんですか」って言われたと
「島谷ひとみさんの曲に「亜麻色の髪の乙女」というのがあって」と岡田鉄平さん…
ここで杉浦哲郎さんと岡田鉄平さんが意気投合
「普通、クラシックをやってたら、ドビュッシーだよね!」と…(笑)
「恥ずかしながら知らなくて…」と浅野祥さん
全然、島谷ひとみさんの「亜麻色の髪の乙女」の曲の要素が曲に入っていないから疑問のままスタジオにやってきたそうで…
浅野祥さん「サビの面影が一瞬も感じられなかった…ドビュッシーですものね…」
杉浦哲郎さんがドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」のイントロをピアノで奏で
「祥くん、ここもまったくわかってなかった…普通に3拍子で♪タンタタ タンタタ~」
「無知って恥ずかしい」と口にする浅野祥さんに「大丈夫ですよ」と杉浦哲郎さん!
「とことん、追い込みますね…」と語る浅野祥さんに
杉浦哲郎さん
「無知って恥ずかしいけど、さらしたら笑いに繋がるから」と笑ってまとめて
演奏は真剣に…ドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」を
日本の音階陰旋律で「黒色の髪の乙女」
しっとりとしたまさに「和」の響き
浅野祥さんの津軽三味線の響きが、曲調の中に溶け込んでいるような感じで、さらにそれを包み込むようなヴァイオリンの響き
さて演奏後は
この「チャリティ音楽実験室 for 東北」は10年前から始まったけど、この10年間、常にコンサートでやっていたコーナー
岡田鉄平さんが得意とする擬音ヴァイオリン
擬音ヴァイオリンでいろんなことをやっていると
基本的なところでと、岡田鉄平さんが
パトカーのサイレン
トヨタ車のクラウンと
日産のセドリック昭和430セダンのサイレンの音の違いを丁寧に解説し…笑
そして
「シ」と「ソ」の音でドップラー効果を使った
通り過ぎる救急車の音をヴァイオリンで
車種は…トヨタのハイエースだそうな
それらを擬音ヴァイオリンで再現し、これが基本…笑
ここで杉浦哲郎さんが「素晴らしい技術があって、プラスこれですから、浅野祥さんも素晴らしい技術があるので、プラスアルファが欲しいということで、岡田鉄平さんに弟子入りを志願しまして、こういったヴァイオリンでできるいろいろな擬音を津軽三味線でもトライしてみようかということで、今回のネタ見せを」と
公開ネタ見せ…と笑わせながら
まずは踏切…「ファ」と「ファ#」を同時にと…
浅野祥さんの擬音三味線「踏切の音」
これ、客席から失笑が…
「指がもうちょっと動いてた昨日の方がよかった」と浅野祥さんの弁…
それを横目に…「厳しいですよ!ダメだったらアイパットを落としますよ!」…(笑)
続いては、名古屋ということで
まずは岡田鉄平さんが…擬音ヴァイオリンで再現
名鉄パノラマカー
ミュージックホーン
かつての神宮前の開かずの踏切を通過する電車音を披露…
さて、続いて浅野祥さんの擬音三味線
浅野祥さん「ミ」「ド」「ラ」を確認し弾こうとしたら、すぐに止められ、次に…笑
続いても
まずは岡田鉄平さんが…擬音ヴァイオリンで再現
ふだん、利用しているコンビニに入った時の音を再現
まずは「セブンイレブン」
そして「ファミリーマート」をと
浅野祥さん、凄く弄られている感じといいながらも
津軽三味線で「セブンイレブン」に入った時の音を再現
これは、似ていて…(笑)…客席から沸き起こる拍手!拍手!拍手!!
杉浦哲郎さん、この客席の盛り上がりをみて、さらにはピースサインでお客さんに応えている浅野祥さんをみて
なかなか腕を上げましたね…カニ将軍八事店みたいな感じ??で…
さらに、岡田鉄平さんが…擬音ヴァイオリンで再現
新幹線の通過音…
「今のは岐阜羽島を通過したところ、祥くんは三河安城で」
さて、続いて浅野祥さんの擬音三味線はというと
「三味線だと、なかなか通過しない…」笑
最後の擬音ヴァイオリン…まずは岡田鉄平さんが「通り過ぎる救急車」
そして浅野祥さんの擬音三味線による
「通り過ぎる救急車」
おお、そんな感じ!そんな感じ!!客席から拍手が沸き起こる
杉浦哲郎さん「今のは、八事日赤よりも中村日赤だね!」の感想に
「地元ネタすぎます!」とツッコむ浅野祥さん!!「いや、東市民病院だったかも…」笑
さて、浅野祥さんのアイパットが壊れなくてよかったとか言いながら、これからも浅野祥さんの修行は続くと笑わせて…次は、そんな浅野祥さんのプライド回復のための1曲をと
本当はヴァイオリンと津軽三味線の弦楽器対決…「ラ・カンパネラ」を演奏したいと…「ラ・カンパネラ」に「津軽じょんがら節」をミックスして
「ラ・津軽じょんガネラ」
ピアノ無し…ヴァイオリンと津軽三味線の2本だけのバトル…真っ向勝負
交互にお互いがお互いをより高め合うように繰り広げられる2本のバトル…そして曲調に溶け込むそれぞれの音色…
そして、曲の中盤の津軽三味線の音の響き、盛り上がりは圧巻!!拍手喝采!!
演奏を終えて杉浦哲郎さんが語るには、津軽三味線の世界にも、相手が演奏した旋律を返すというのが、実際にあるようで…それは凄いバトルで…と語れば
浅野祥さん「和語で「戦争」という」と笑わせる!「「合戦」ともいう」といった杉浦哲郎さんの被せも…笑
さてさて、コンサートも後半戦
チャリティーは今回が最後だけど、また形を変えて、こういった企画を届けていきたいと…さらに、終演後の募金箱は、例年ですと僕たちがもっていたけど、今回はコロナ禍なので、よかったらご協力を…とまとめて
一応最後の曲をと
浅野祥さんのオリジナルで
春がやってくる…そんなイメージの曲
「春催」
杉浦哲郎さんのピアノ、岡田鉄平さんのヴァイオリンがこの津軽三味線がフューチャーされてるこの曲に溶け込んで…まさに春を思わせる1曲…
ピアノはちょいとジャージーな雰囲気を醸し出しつつ
これにて本編終了
ここからはお三方、ステージをぐるっと廻っただけで退場せずに
そのままUN…
集まってくれたお客さんに感謝の言葉を投げつつ
ここでは告知
まずは浅野祥さんが映画で演奏していると「中村壱太郎×尾上右近 ART歌舞伎 花のこゝろ」の映画をば
スギテツは、次回、6月の公演の告知を挟んで
ラストは
「リベルタンゴ」
岡田鉄平さんのヴァイオリンがフューチャーされつつ
杉浦哲郎さんのピアノ、浅野祥さんの津軽三味線それぞれのソロで見せ場たっぷり…
以上でライブが終了し…音楽の料理でお腹いっぱい…
なんせ、和洋折衷のレストランで食事したかのようなコンサートでしたからね…
あ、さすが音楽では、お腹がいっぱいにならないので、その後、和洋折衷のレストラン…「デニーズ」へ!!
それって、ファミレスやないかい!!…(笑)