「名古屋 Barong's grill and L.D.K.# ばろん」へ
三宅伸治さんのライブ
「三宅伸治カバーズナイト名古屋編2days」
初日…洋楽カバー大会の続き…
第2部のレポをば…だらだらと
三宅伸治さんがステージに登場して、まずは三宅伸治さんの音頭で「乾杯」をば…
三宅さん、一言「今日はそんな日です」
お客さんに、何の乾杯でしょう…と訊かれれば…「特にないです…」
歌う前にまずは、Otis Reddingのエピソードを面白可笑しく…最後には、俺はOtis Reddingが大好きだから、このエピソードを言っている…悪口は言ってないよ…と笑わせながら…
続いてはOtis Clayの話…
なんでも藤井裕さんと石田長生さんは、Otis Clayのバックをやったことがあるとのことで、三宅さんのそのライブをステージ横でみていたらしいんだけど、そのことを語っている二人の思い出話がオモシロかったらしく…ステージで約束事があって、それは、たとえばOtis Clayが上に手をあげたらブレイクする…横に手をあげたら、そこからはエンディングにいくような合図が決められていたらしいんだけど、Otis Clayが本番、盛り上がっていたらしくて、斜めに手をあげたらしい…その時、藤井裕さんと石田長生さんは二人で顔を合わせてどうしようか、相当困ったらしい…なんでも、三宅さん、そのときの思い出話を語る二人の姿がとても印象に残っていると
「あの時の裕さんの顔オモシロかったな…」なんて言ってた石田長生さんを思い出したと…
2部最初に歌うカバー…この人の話は一つもでてこないよ…と語って
まずは、カバー曲を
しっとりとしたミディアムテンポのナンバー
なんか聞き覚えのあるような曲のようにも思うけど…誰のナンバーか、わからなかった…だけど、まるで、三宅さんの歌いそうなメロディーラインで、しっくりと歌が曲調に溶け込んでいて…三宅伸治さんのオリジナルのような気持ちで聴いていました…
次の曲はOtis Reddingの歌っているナンバー
「That's How Strong My Love Is」
この曲は…ローリングストーンズで、知ったのが一番最初かも知れない…いやあ、ロックなリズムで圧倒されてたストーンズのナンバーの中で、妙にこの曲だけソウルフルで、えーっ??と思った若かりし頃が思い出される…
ああ、高校の時、ストーンズにハマらなかったら、もうちょっといい大学へ…別の未来が待っていたかも…なんていった身勝手な想いを馳せながら…
このソウルフルなバラード、それも日本語で歌ってくれて情景がわかりやすいラブソングに耳を傾ける…
歌い終えて三宅さん
Otis Reddingは日本に1回だけきて、自身はみれてないけど、ホールでやったライブ盤がたくさん出ていたと…磔磔でやったそのライブが強烈だったと、その映像を東京12チャンネルでみたと語りながら
三宅さん苦笑しつつ「話がどんどんマニアックになってるけど…」
続いては
Arthur Alexander の
「 If it's really got to be this way 」
この曲は木村充揮さんのソロライブでも流れる曲、甘いラブソング、ソウルフルな…
印象的なメロディを持ったバラードナンバー…三宅さんの日本語詞が滲みる!沁みる!!
歌い終えて三宅さん、Arthur Alexanderは、日本に来たことがあって、横浜へ観に行ったことがあるそうな…
続いては、明日は雨だし…雨の歌をと
Randy Newmanの
「I Think It's Going to Rain Today」
しっとりとしたナンバー…
今回は三宅さん日本語歌詞で歌ってくれたけど、Randy Newmanの歌詞って皮肉も込められていて、味わい深いというか、そんな話を聞いたことがあって…一度原文と対訳片手にRandy Newmanの曲を聴き続ける…そんな1日が過ごせたらいいなとは思うけど…思うだけで、まったく行動に移せてないけど…と…苦笑
歌い終えて三宅さん…
ちょいと短縮してお送りした…と…歌いながら、これ長いなって思って…雨も降っていないから…天気は曇りだから…と笑わせる
ここで、ブルースフィーリング溢れる奏法、Robbie Robertsonが弾いてた奏法で奏でながら
ギターのピック、これは木村充揮さんのもの…もらいもので済ませてる…と笑わせ…これは高橋 "Jr." 知治さんのもの、これはウルフルケイスケさんのものといったように、ピックの紹介??をし…今日は木村さんのピックと紹介して
石田長生さんがよく奏でていたフレーズをいくつか奏でて
石田さんがよく…いや、みんなでセッションするときよく歌ってた
「The Band」のカバー
「 The Weight」
イシヤンがよく歌ってた日本語歌詞にのせて
…この日本語歌詞がめちゃいいんだ…
サビのフレーズ…
♪荷物が重い 俺の肩に 今夜だけは ゆっくり眠りたい♪
仕事帰りについ、この歌詞で心の中で口ずさむことは、しょっちゅう…(笑)
歌詞はところどころ替えてる三宅さん…
たとえば♪私の彼が藤井裕でいいのなら~といったような感じで…
サビはお客さんのマスクの中の小さな声と一緒にハモって…ときおり…三宅さんがするモノマネを挟みながら…
歌い終えて三宅さん
「カバー曲はいっぱいあって、もう一度くるね…ノートもそんなにたくさん持ってこなかったし…直接リクエストっていうのもいいよね…でも、直接言われたら困るけど…歌詞をもってきていないので…でも1曲やってみようかな」と
Chuck Berryのカバーで
「Too Much Monkey Business」
もちろん、日本語詞で…いやあMOJO CLUBのライブでこの曲よく聴いたなあ…実に懐かしい…
もう自然発生する手拍子にのって大盛り上がり!!
続いては誰のカバーかわかんないけど
「ドライビング・マン」
ブルースフィーリング満載のこの曲
♪背骨が痛いぜ 長い旅ばかり サービスエリアによる時間もない a hard time day~
背骨が痛いぜ~の歌詞に妙に反応する私…苦笑
♪UH~baby i love you~のマスク越しのコール&レスポンスで大盛り上がり…
で、本編ラストは
もちろん、この曲が聴きたかった!!
その盛り上がった流れのまま
The Rolling Stoneのナンバー
「Jumpin' Jack Flash」
いやあ、ストーンズ最高!三宅さん!最高!!
当然鳴りやまぬ拍手!拍手!拍手に応えてUN
三宅さん、客席を見渡しJimmy Cliff状態になっている!と笑いながら、お客さんに感謝の言葉を…
「明日も来てください…明日は邦楽のカバー大会、今日はオリジナルなし…自分の曲で盛り上がればいいものを…」と言って笑わせながら
物販の紹介を挟み
もう1曲やりましょうと
60歳になるということで、1曲自分のことを歌詞にしてみたカバーをと
三宅さんが語る
「Bob Dylanの歌詞を訳すのは難解で、日本語に訳しても今一つという感じがしたので、自分の想いを歌詞にのせてみた…MOJO CLUBというバンドでデビューしたその前の頃から自分自身を振り返ってみた」と
「60歳になる前におふくろが亡くなった…そんなことがあって、思い返すこともたくさんあって、親父の時は自分も若かったから、またお袋が亡くなった時には別の特別な想いが…」そう語って
Bob Dylanのカバーで
「My Back Pages」
三宅さんの…等身大の想いが…綴られる…
いやあ、心に沁みました!
若かった頃に出合った曲の連続に大満足!!
それにしても洋楽カバーいいねっ!気分が若返るような気がして…
帰りの足どりは、まるで10代、20代であるかのよう…
ではなかったけどね…(笑)
写真はマクサを始めとして、ライブハウスがんばれっていうことで!!