人生下り坂…
人生下り坂…
人生下り坂…
時には…スベルほどの勢いで…
人生を下っている…私…
人生という激流にもまれ…ひたすら…ひたすら…川を下っている感のする私…
なので???かもしれないけど…
常々、舟に乗って川を下ってみたい!!と思うのよ!!
私の人生をみるかのように…
川を下ってみたいと…
川を下ってみたいと…
川を下ってみたいと…
ああ…
川の流れのように…
このときだけは
美空ひばりさんの唄のような気持ちになりたくて…笑
行ってきたのが…
長野県飯田市の観光のイチオシ
「天竜舟下り」
「天竜舟下り」…弁天港から時又港まで…
朝、10時出発の便を予約して…満喫!満喫!!した後のこと…
はやめの昼食を食べながらも…
気になって仕方がないのが…
「天竜ライン下り」…似てるけど、満喫した「天竜舟下り」とは別物なのよ!!
「天竜ライン下り」はJR飯田線の天竜峡駅から徒歩1分…駅前の橋を渡ってすぐの、「天竜峡温泉港」から乗船と…アクセス良好…
そこから乗船して明治15年に書道家の日下部鳴鶴が天龍峡を訪れた際、古代中国の神仙界郷藐姑射山に例えて天竜峡にある10の奇岩怪石を選び、岩面に自筆の文字を刻んだ「天竜峡十勝」を眺めながら、船で下っていくらしいのよ…
いやあ、気になる!気になる!!もちろん、乗船したくなる!!
人生を下るのは全然楽しくないけど…川下りは、午前中に堪能した「天竜舟下り」もそうだったけど、大自然の「ジャングルクルーズ」のようなもので、もう期待感は高まるばかり…
さすがに計画では、飯田市の天竜峡に行って、2度も舟は乗りたくなるとは思ってなかったので…まったく予約してなかったんだけど…
ダメ元で、午後1時ごろ乗船券売り場で尋ねてみれば…
次の便、14:00発の舟に乗船できるという…
ラッキー!!午前中、私の人生をみるかのように…
川を下って
午後も、私の人生をみるかのように…
川を下る!!
さてさて、時間潰しは…「天竜峡温泉港」乗船場の駐車場横にある…
「りんご足湯」
100円なり…
プカプカ、林檎が浮いてました…
♪リンゴはなんにもいわないけれどリンゴの気持ちはよくわかる~
えっ??リンゴはなんて言ってるかって…
そりゃあ「極楽!極楽!!」って…
私も「足湯」といわず…リンゴのように全身浴したかった…(笑)
さてさて「りんご足湯」を楽しんだ後は…乗船乗り場の待合室へと…
おお、この竜のキャラクター、先ほど「天竜舟下り」でみた「タッピ―」くんかと思いきや…
「てん吉くん」でした!!
ちなみに下の写真は「タッピ―」くん!
「龍」っぽさでは、「タッピ―」くんの勝ちですな…(笑)
さてさて、待合室にいけば…そこは、昭和!昭和!!昭和のもののなんとも言いようようなものが、ごちゃごちゃっと並べられていまして…
その中で…やはり目に留まるのが、この船頭さん…は
外国人???
そして、ガイドさんも…
実際の船頭さんもガイドさんも、まさに「日本の中の日本」のような方でしたので、なぜに、外国人??という疑問符はつきますが…
まあ「ライン下り」ですから、この人形は許容範囲として…(笑)
もうその人形の横には、ゴチャゴチャ!と並べられてまして…
なぜに、スズメバチの巣…???
「ライン下り」してると、襲ってきたことが過去にあったのではないか…勘ぐってしまいますよね…
マムシ…汗
「ライン下り」してると、襲ってきたことが過去にあったのではないか…勘ぐってしまいますよね…
これは、ひょっとして飯田線…???
「飯田線(いいだせん)」って、簡単には言い出せん(いいだせん)ほどの、ちゃっちい出来栄え…客車は、「かなえ饅頭」???
ググってみたら、JR飯田線には“鼎(かなえ)駅”があって…鼎駅は「願いをかなえる」という語呂合わせでブームになっているよう??で、どうも、その饅頭のハコのようで…
「たけし軍団」もきている「天竜ライン下り」
待合室は、御覧のように…昭和!昭和!!!
でも、窓の外は昭和の観光地らしく絶景でありまする!!
さてさて、時間になったので、乗船場へどうぞと
あの…案内される訳ではありません!!…私が先頭となって…??…歩いていきます…
さてさて、乗船場につくと…船頭さんが待ち構えているかと思いきや…誰もいません!!
あ、私は船頭さんではありません!!
ちなみに私の着用している救命具
「天竜舟下り」のときに使用したような、水を感知すると自動的に膨張する最新式の自動膨張式救命具ではなくて…
フツーのフツーの昭和(平成??)のときからあるような???救命具でした…
さてさて、小さなテントの下で待たされる…日陰の部分が少なくて…
これだったら、先ほどの待合室で待たせていただいて、ガイドさんの案内で、行ったら即、舟に乗る方が…ウンといいと思うんだけどな…
この日は2021年夏のど真ん中…
痛いほどの強烈な日差しが降り注いでまして…
さてさてお客さんが揃って…しばらく待っていたら、船頭さん2名とガイドさんがやってきました…もちろん、外人さんではありません!!
さてさて、舟は木製ですが舟尾にモーターがついてます…
どおりで吊り橋「つつじ橋」から見下ろしたときに「ライン下り」じゃなくて「ライン昇り??」してたはずだ…
さあ、乗船して出発だー!!
あの…過去の「川下り」…午前中の「天竜舟下り」でも、昔、夏に行った京都の保津川下りのときでもそうだったけど、舟に乗ってると、とても涼しかったのに…
この「天竜ライン下り」は舟に乗ってても暑い!アツイ!!強烈な日差しが降り注いで…半袖の腕の皮膚が痛いほど…
早く木陰や岩陰に進まないかな…と思いながら…
まさか「川下り」がこんなに川を下って進んでいるのに、暑いなんて!!
意外と言えば意外!!
まずは、JR天竜峡駅とをつなぐ
姑射橋の下をと…
おお、B級スポットマニアの私がけっこう眺めるのが好きな…橋の裏側…(笑)
私、橋の裏側をみると…ちょいとテンション上がるのよ!!
私が橋の裏側をみて、テンションが上がってる様子は、こちらのブログでどうぞ!!
名古屋クルーズ…中川運河ラインでは…パナマ運河プチ体験ができちゃうよ??
はい…「橋の裏側」なんて
日常的に眺めることなんてないじゃないですか…
その「橋の裏側」を眺めるごとに
アドレナリンが分泌されてるような感覚に気づいたのよ…
「橋の裏側」を眺めるごとにシャッターを押す…笑
まるで…
「橋の裏側」が
私にとっては
水着をつけたグラビアアイドルであるかのように…思えたのよ!!
貼り付けたブログはそんなブログでございました…
さてさて、この辺りは「天竜十勝」と呼ばれている岩が露出する景勝地でありまして…
風情があって、いいのは間違いないけど…この舟尾のモーター音がちょいと気になるといえば…気になるかも…
でも、絶景が凄すぎる!!!
この石はカメ・アザラシ石
カメとアザラシが並んでいるように見えるらしい…私には、サンショウウオにみえるけど…
そうそう…ガイドさんも同行…私が座ったのは舟の最後方…ガイドさんは、一番前…解説はほとんど自然の音に消されて聞こえないけど…
「えー、聴こえない!!」なんて不満に思うことはなに一つない…
もう大自然の渓谷美が素晴らしすぎて…はい、眺めているだけで大満足!!…舟の上が暑い!!なんてことは思ってもみなかったけど…まあ、暑くても、この大自然、我慢できる!!
でも、ところどころガイドさんの声は聞こえてきて、この写真のホテルの床下まで、いつぞやの豪雨のときには水位があがったとか…
舟は「天龍峡十勝」の渓谷美の間を…川を下るスピード感はありません!!まさに渓谷美を楽しむ遊覧船に乗っているような感じ
おお、先ほど、吊り橋の「つつじ橋」から眺めた「天龍峡十勝」の中の一つ「龍角峯」
先ほど、渡った吊り橋「つつじ橋」
この「つつじ橋」をくぐったら、奇岩怪石の並ぶ「天竜峡十勝」のエリアはおしまい
前で舵をとる…船頭さん…
「天竜舟下り」と違って、ここの船頭さんは語りません!語りはもっぱら女性のガイドさん!
そんな「つつじ橋」を通過…
舟尾から「つつじ橋」を見送って…
この天竜川で流されて亡くなった人たちへの慰霊のため、また安全な運航を願ってか、石には御覧の文字が刻まれていたのを発見
…とみえてきたのは「飯田線」の鉄橋…と
その奥には、午前中に眺望を堪能した天龍峡大橋(そらさんぽ天龍峡)
飯田線の鉄橋の裏側…(笑)
何故か、テンションのあがる瞬間…
飯田線の鉄橋をくぐり…
そして
天龍峡大橋(そらさんぽ天龍峡)
こちらは、橋が高すぎて…橋との距離がありすぎて…橋の裏側を眺めても、さほど、ゾクゾク感はありませんな…
その後は、舟尾から川面を飛び交う…鳥の気分になって…天龍峡大橋(そらさんぽ天龍峡)を見送る…
と、ここで舟をとめて…あ、モーターがあるから、川にとどまることができるので…
ここでは、船頭による投網の技がみられちゃう!!…
ウンがいいと「ウグイ」が網で捕まえられるそうだけど…この日は流木やごみばかりで…見事な空振りでした!!
でも、汚名挽回!!ここはガイドさんの峡谷に響き渡る歌の美声を聴かせてくれます!
♪天竜下れば しぶきに濡れて~
「天竜ライン下り」は緩やかに下っていき、しぶきに濡れることはありませんが…
川は淡緑に濁っていて、清流といった感じではありません!まあ、先日までの長雨の影響かも知れませんが…
日陰に入るとひんやり…気持ちいい
この辺りは、ちょいと流れが急に…といっても、スリルがある流れではありません!!心地よい揺れが…と同時に、日陰から飛び出て…直射日光が暑い!アツイ!痛いほど…
川面をみてると涼しくなるかと思いきや…やはり暑い!アツイ!!
それでも、川面の水の跳ねる音に少しでも涼をもとめて
ここまで、くると暑いとわかってるのか、水分補給できる売店がありました…
ここで、飲み物を購入することができます…売り子は船頭さん!!普段は、無人のようで…まあ、私はペットボトル持ち込みですから購入しませんが…
実は…この待っているところも直射日光が照りつけて暑い!アツイ!!…購入意欲を注ぐ作戦かもしれないけど…(笑)
直射日光が照りつける中、渓谷美を眺めて…待って…待って
再出発だー!!
大自然をバックに船頭さんの後ろ姿…
風情を感じさせる1枚の図
さてさて、投網のリベンジだー!!リベンジだー!!
チャンス時の阪神タイガースの大山くんのように、期待外れでございました…
ここは、気を取り直して
またまた大自然を背景に風情を感じさせる…今度は3枚の図
さてさて、「ライン下り」の旅も後半戦!!
松が1本「のぞき松」…
のぞきをしようとここで、変質者が待っている訳ではありませんので
しばし、緩やかな流れに身を任せて
ああ…
川の流れのように…
美空ひばりさん気分を満喫!
奥に「長とろ橋」が見えたら、ゴールの唐笠港は、もうすぐ
到着で―す!!
なんと、恒例のことであるらしいけど、猫のお出迎え…
なんでも、投網で捕れるかもしれない「ウグイ」を楽しみにしているとか…空振りで残念!!
さてさて、ここはJR飯田線、唐笠駅に直結…
飯田線を待てば、駐車場に戻れますが…この時間1時間程待たなければいけないので
とても待っていられない人は
天竜川を、JR天竜峡駅近くの天竜峡温泉港まで泳がなくちゃいけない…川岸を全力ダッシュでまで…天竜峡温泉港までなんてことは一切ありませんので、ご安心を…(笑)
あ、ここからは、無料シャトルバスで天竜峡温泉港まで運んでくれましたよ!!…
そうそう、ガイドさん、実は、ガイドさんが座ったのは舟の先頭、私は最後尾に座ったので、解説はよく聴こえなかったんだけど…
後半に語ったエピソード、峰竜太さんのご実家がある!スーパーを営んでいて、彼は落合元監督と親交もあって…と語っていたそのくだりだけは、実によく聴こえてきて
「天竜川」の観光情報よりも峰竜太さんのご実家を力説していたことが印象的でした…
峰竜太さんファンは行くっきゃないね!!??
最後に「天竜舟下り」と、今回の「天竜ライン下り」を比べてみると
「天竜舟下り」はモーターなんぞないから、リアル「舟下り」…急流のスリル、水しぶきを浴びることができます…さらに「とんび」の餌やりも楽しい!楽しい!!
今回紹介した「天竜ライン下り」は、駅からのアクセスに便利、かつ「天竜峡十勝」の渓谷美が楽しめて、紅葉の時期は最高だろうな…
どちらも楽しめるので…なんなら私のように、どちらも…体験してみるのもいいかも…
帰りには、峰竜太さんのことが詳しくなれる??はず…(笑)