2021年秋
名古屋駅から徒歩でいけちゃうお店
「名古屋 Barong's grill and L.D.K.# ばろん」へ
このお店…本多taco-bow正典さんから、いいお店だよって聞いていて、今年の1月に初めて行ったんだけど…今年になって、早くも4回目…
今年に限っては、まるで私がクマのように出没している場所の一つと言ってもいいくらい…笑
過去三回は、いずれも三宅伸治さんのライブをみに…
そして、今回も…またまた三宅伸治さんのライブをみに行ったんだな…
この秋の企画が
春のときにもこの場所で観ました
「三宅伸治カバーズナイト名古屋編2days」
書かれているとおり、「カバー」曲を歌うライブでして…
もちろん、三宅さん、普段のライブで、カバー曲を…洋楽も邦楽も歌うことは多々あるけど…
「三宅伸治カバーズナイト名古屋編2days」はすべて、カバー曲のみのセトリ
初日は洋楽篇…2日目は邦楽篇
前回4月の時は、洋楽篇も邦楽篇もパーフェクトでみたけど、今回は初日の洋楽篇は、都合がつかなくて…
2日目のこの邦楽のカバーナイト
私が今年になって、4回も出没した「名古屋 Barong's grill and L.D.K.# ばろん」での
「三宅伸治カバーズナイト名古屋編2days」
2日めのライブレポをば…思いつくままだらだらと…
定刻通りステージに登場し三宅さん
「名古屋 Barong's grill and L.D.K.# ばろん」2DAYS…カバーナイト、本日は邦楽篇…」
…と語りだしたところに、「時間を間違えないでね!」との客席から声が飛ぶと、笑いながら
「大丈夫です、8時でおしまいです…」と…昨日は閉店が9時だと思ってやっていたら、8時閉店だということを途中から知って、慌ててやったそうで
「今日はまだ6時始まりなので、ゆっくり楽しんでください」と声をかけ
カバーナイトなんですけど1曲目は自分の曲をやろうと思うと、今の季節にぴったりの曲と
「1970」
今回のライブでは1970年代の曲をたくさん歌うから…での選曲でしょうか…
♪僕の部屋は今1970年
Good time music 君に聴かせてあげたい
Good time music 僕の部屋へおいでよ~
このフレーズが心地よい
まさにこの曲こそ、私にとっては「Good time music 」そのもの…
続いては古井戸のカバーで
「気まぐれラプソディ」
私は、この曲、古井戸ではCDでしか聴いたことなかったけど…、仲井戸麗市さんの「CHABO BAND」のライブで聴いたことがあるなあ…この曲…
で、前回の三宅伸治さんの「カバーナイト」…この場所でも歌っていた曲
♪うまくいきそうな兆しならあるのだが~うまく逃げられそうな兆しならあるのだが~
なんか…ずっとこのフレーズを憶えてる…そんなに何度も聴いた曲じゃないのにね…
歌い終えて三宅さん
古井戸のナンバー、中3とか高1の時にカバーしていた…何と45年くらい前…古井戸は仲井戸"CHABO"麗市さんがRCサクセションに入る前、加奈崎芳太郎さんといたバンドだけど、凄くファンで、古井戸が宮崎に来た時に宮崎では「まつり宮崎」というイベントがあって、大規模な祭りだったんですけど、台風がやってきて中止になっちゃって、古井戸が宮崎にきたけどライブができないということで、主催者が知り合いということもあって、どこか喫茶店を借りて急遽ライブをしようと…でも全然宣伝していないから、同級生が何人かやってきて…って感じでやってもらって、その時に、バンドをやってるんですよ…といった話をして、じゃあ1曲やってよって途中で呼び出されて1曲やったんですけど…その時1番拍手をくれたのが仲井戸"CHABO"麗市さんだったことを憶えていると…
それが45年前…その次の日は古井戸はオフ日になってて、仲井戸"CHABO"麗市さんの泊まっているビジネスホテルに押しかけて、ギターをもっていって二人でブルースを弾いたりした、そんなことを思い出して…と三宅さん…今、考えると自分ではありえないこと、凄いなって思うと
古井戸の曲は、いろんな曲があるけど、もっと初期の「オレンジ色のすけっち」に入っている曲をと
「オレンジ色のすけっち」のアルバムのジャケットは勝手に、日比谷の野音の楽屋の写真だろうと思っていたら、最近聞いた話だけど、小坂忠さんの家だったということを知ってびっくりしたと
「ひなたぼっこ」
♪俺んちはアパ-トの二階です ベランダに椅子を出して
ひなたぼっこをします
それで今日が終ります
末っ子はいつもお古を着て
部屋の隅にしゃがんでました
そんな記憶があります
夕方になるのを待って
かんからを蹴飛ばしてみました
そんな記憶があります
清志君達もこの頃は
顔をみせなくなりました
そんな日が続きます~
この歌詞にでてくる「清志」くんは、きっと忌野清志郎さんのことでしょうね…
しっとりと懐かしいメロディー…
この曲を熱心に聴いていた訳ではないけど…10代に若返ったかのよう
昨日は洋楽で何をやろうかと歌詞の譜面をたくさん持ってきたけど…それに比べて邦楽は少ない…昨日はなるべく、今までやったことのないカバーをやろうと思って、今日もそういう気持ちでいるけど…前回はジュリー(沢田研二さん)とか永ちゃん(矢沢永吉さん)とかやったので、それはやらないようにします…笑
それでも好きな曲があって、これも前回やったかなと思うけどやろうと思うと
MOJOCLUBでも最初の頃カバーしたことがあった有山じゅんじさんの曲をと
「Babyお前が好きだよ」
もう究極のラブソング!!この曲、私、大好きで大好きで…
若い頃聴いても、今のこの年齢になって聴いても、変わらず心に沁みる…名曲ですな!!
また有山さんのライブでリクエストしたいな
有山さんの粘り気のあるボーカルもいいけど…三宅さんのボーカルも心に沁みる!!沁みる!!
歌い終えて、三宅さん
「有山さんとやるのは楽しくて、今、歌っていても有山さんのこっちを向いて笑う顔が浮かんできて、歌詞は♪Babyお前が好きだよ~、とても不思議な気持ちで今、歌いました」と
いろいろオモシロイエピソードがあるけど、得三での話とか、もうこの前もしたと思うのでやめときましょう…なんて笑いながら言い
「今日は沢田研二さんとか矢沢永吉さんとかはやりません!本当は若い人の曲とか、世間で流行っている曲をやってみたい気持ちはありますが、若い人、知らないんですよ」と
知ってる一番若い人は間慎太郎さんくらいで、彼ももう40歳くらい…と世間とずれていると笑いながら、どうせずれてるなら、もっと古い曲をやってみようと、戦後の歌謡曲、戦後この曲がヒットしたという
菊池章子さんが歌った利根一郎さんが作った曲
「星の流れに」
もちろん私は知らない曲だけど
♪こんな女に誰がした~
といったこのサビのフレーズがどこか聞き覚えがあって、なんとも不思議な感じ…
ラストは、三宅さん、照れながら替え歌で
♪こんな男に誰がした~
歌い終えて一言「けっこう無理してますよ…笑」
さて、話題を替えて
「RCサクセションの初期の…やっぱり若い時に好きになった曲が邦楽は多いんですけど、今のような歌謡曲も一時期好きになって、エンケンじゃない、かといってエンリケじゃない…まあ古い昭和の歌謡曲も一時期、好きになって奈良でMOJOCLUBでデビューしていないとき、団体さんで5人位はいってきたときに♪生駒は悲しい女街~って歌ったらいい曲やってるなって入ってきて、その後は爆音でロックンロールショーをしたことを憶えてる」と…笑
じゃあ、今日初めて歌いますと
RCサクセションのナンバー
「もっとおちついて」
歌詞が…言葉が…当時の等身大の想いがストレートに突き刺さる
懐かしいな…こんな私でも遠距離恋愛、メールなんぞなかったので文通なんぞしていたあの頃を思い出したりして
一部最後にと
最後は加川良さんの曲をと
…加川良さんとは、東京で何度も会ったことはあっても、1回も一緒に音をだすことはできなかったけど、亡くなる前に下北沢の小さなお店のカウンターで、初めてと言ってもいいくらいカウンターで何時間も喋ったことがあって、最後に「今度二人でにやろうね」と約束した思い出があると
一緒にやるときには、この曲をやりたいなと思ってた曲
加川良さんのカバーで
「こんばんはお月さん」
♪こんばんはお月さん そんなつもりじゃなかったんだ
夜風が身に沁みる でもつきあってくれるね
こんばんはお月さん そんな筈じゃなかったんだ
でもつきあってくれるね 明日の朝まで~
俳句や短歌を思い出させるシンプルな言葉で綴られ、情景が浮かんでくる…、孤独感を感じさせる歌で…三宅さんの歌はしっとりと
これにて第1部は終了…休憩を挟んで第2部へと…
(続く…)