私のこそっとおこなっている学習塾でも、夏期講習は実施します。とはいえ「〇〇講座」のようなものはなく、通常授業の時間帯を延ばして、復習課題を頑張ってもらうだけです。
もともと、学習塾の方は5教科を指導しています。私からすると「普段は英語と数学。国語・理科・社会はオプション」のような指導はとても効率が悪いと思っているからです。
これ、当然ながら学力の凸凹が大きくなることが多くなります。普通の塾であれば宿題を出しますよね。その宿題をこなしていれば英語と数学の学習量は多くなるでしょう。でもそこにエネルギーの大半を振ってしまえば国語・理科・社会の勉強量は必然的に「塾に通わない生徒よりも」少なくなってしまう可能性があります。よく講座制の塾さんの講師の方が「取ってない授業の成績が悪いと言われても知らん」と嘆いているのをSNS上で見るのですが、そりゃそうですよね。学びの量・質ともに差が大きい状態で、全教科が同じように一番いい教科に合う成績で揃うなら、こんなに楽なことはありません。1教科に特化して教えればいいわけですから。
5教科を一人で教えることのデメリットも当然あります。専門性がどうしても低くなってしまうんです。特に私立入試の問題研究は「自分の生徒が受ける高校・その難易度近辺の高校」にどうしても偏ります(時間もしんどいですし、問題収集の手間も考えると無理ゲーですね)。なので、自分が専門として学んできた教科以外はどうしても手薄になってしまうことを避けにくいのです。そして、他者の目が入らないので、知識のアップデートを怠っていると教える中身が間違いであっても指摘されないという問題点もあります。
私自身はデメリットをできるだけなくしすように努めてはいますが、こればっかりは「自分で気付けない」だけに、正直完璧ですとは言えません。これが苦しいところです。
それでも、一人で5教科を教えることで、個人個人の弱点の把握ができますし、教科を横断するタイプの授業ができちゃいます。(たとえば、国語で奥の細道を扱えば、五街道についてや気候風土に触れることができます)
さらに人件費がいりませんので、費用をかなり抑えることも可能です。これが実は一番のメリットかもしれません(さらに広告宣伝費を極端に低くできますから、その分も費用は抑えることができるといえます)
というわけで、私自身は「全員に5教科を普段から指導する」という選択肢しかないわけです。そしてこのスタンスが故に、特別講座もしなくていいので夏期講習の費用は(多分)まあまあお安くできているはずです。
この時期、夏の風物詩のように「夏期講習の費用が高い」というお話を聞きますが、高くても中身がしっかり伴っていればいいでしょうし、高すぎておかしいと思われれば、地元にもっと目を向ければ、良心的なお値段で頑張っている教室を見つけることができるかもしれません。
もともと、学習塾の方は5教科を指導しています。私からすると「普段は英語と数学。国語・理科・社会はオプション」のような指導はとても効率が悪いと思っているからです。
これ、当然ながら学力の凸凹が大きくなることが多くなります。普通の塾であれば宿題を出しますよね。その宿題をこなしていれば英語と数学の学習量は多くなるでしょう。でもそこにエネルギーの大半を振ってしまえば国語・理科・社会の勉強量は必然的に「塾に通わない生徒よりも」少なくなってしまう可能性があります。よく講座制の塾さんの講師の方が「取ってない授業の成績が悪いと言われても知らん」と嘆いているのをSNS上で見るのですが、そりゃそうですよね。学びの量・質ともに差が大きい状態で、全教科が同じように一番いい教科に合う成績で揃うなら、こんなに楽なことはありません。1教科に特化して教えればいいわけですから。
5教科を一人で教えることのデメリットも当然あります。専門性がどうしても低くなってしまうんです。特に私立入試の問題研究は「自分の生徒が受ける高校・その難易度近辺の高校」にどうしても偏ります(時間もしんどいですし、問題収集の手間も考えると無理ゲーですね)。なので、自分が専門として学んできた教科以外はどうしても手薄になってしまうことを避けにくいのです。そして、他者の目が入らないので、知識のアップデートを怠っていると教える中身が間違いであっても指摘されないという問題点もあります。
私自身はデメリットをできるだけなくしすように努めてはいますが、こればっかりは「自分で気付けない」だけに、正直完璧ですとは言えません。これが苦しいところです。
それでも、一人で5教科を教えることで、個人個人の弱点の把握ができますし、教科を横断するタイプの授業ができちゃいます。(たとえば、国語で奥の細道を扱えば、五街道についてや気候風土に触れることができます)
さらに人件費がいりませんので、費用をかなり抑えることも可能です。これが実は一番のメリットかもしれません(さらに広告宣伝費を極端に低くできますから、その分も費用は抑えることができるといえます)
というわけで、私自身は「全員に5教科を普段から指導する」という選択肢しかないわけです。そしてこのスタンスが故に、特別講座もしなくていいので夏期講習の費用は(多分)まあまあお安くできているはずです。
この時期、夏の風物詩のように「夏期講習の費用が高い」というお話を聞きますが、高くても中身がしっかり伴っていればいいでしょうし、高すぎておかしいと思われれば、地元にもっと目を向ければ、良心的なお値段で頑張っている教室を見つけることができるかもしれません。