またまた日にちがあいてしまいました。すいません。
2月10日に日本商工会議所の主催で珠算能力検定試験が施行されました。今回の検定試験では、満点合格にチャレンジした1名を含め、一度に6名の1級合格者が誕生しました。そろばんの指導を初めて13年目にして初めてのことです。今までの最高は一度に4名でした。
今回の検定試験でこれほどの1級合格者が出てくれたこと、教場ニュースにも書きましたが、本当に「ありがとう」の気持ちでいっぱいです。よく私たちを信じてついてきてくれたなあ。これが偽らざる本音です。そして、私にもまた1級合格を果たしてくれるように指導することができたと、少しの自信が積み重なりました。
さて、これをきっかけに、今までに1級合格を果たした生徒を思い返してみていたんです。
私は、自分がそろばんを学んだ先生の先生(つまり大師匠ですね)から、現在の瓢箪山教場を引き継ぎました。その当時在籍生徒数は10名でした。そのうちの6名が中学生以上で、1級取得を目指すか段位練習中でした。ですから、そろばんの先生を初めてすぐに1級の合格者は誕生したんですが、もちろん大師匠が指導された生徒ですから、自分の指導が実ったわけではありません。
私が入学当初から指導をし、1級合格の生徒が誕生するまで5年かかりました。試行錯誤の連続でした。今でもその生徒は折に触れて近況を伝えに来てくれます。私の自慢の教え子です。そして、この生徒が今の私そろばんの先生として、ほんの少し胸を張ることができるきっかけをつくってくれたんだと感謝しています。(この生徒は今大学受験に挑戦中です。いい知らせを今か今かと待ち望んでいます。)
そして、今子供たちの前で胸を張って指導をする私がいます。今の私がこうして指導をできるのは、私を信じてついてきてくれた子供たち、そしてそれを暖かく見守っていただいた保護者の皆様のおかげだと思っています。
でも、今少し心が痛いことが子供たちから聞こえてきます。「学校の担任の先生が、まだ新人やからたよりないねん」。ご家庭でぽろっと口をついてでてしまったのかもしれません。でも、先生だって最初はみんなヒヨっこです。最初からベテランなんていません。そして子供たちや保護者のみなさんに鍛えていただいて一人前へと成長します。
まだまだ半人前にも満たない私が偉そうに言うのもなんですが、どうか「一緒に子供を見守りながら成長する同志」という目で先生を、そして私を見てください。まだまだヒヨっこにはそうした温かい心が必要です。
そして、暖かい心で支えられた先生は、暖かい心で子供たちに接することができるはずです。そうすれば、子供たちも暖かい心に包まれて成長してくれることでしょう。
生徒の名前を見返して、「ありがとう」の言葉がふっと頭をよぎったときに書きました。みなさんに「ありがとう」
2月10日に日本商工会議所の主催で珠算能力検定試験が施行されました。今回の検定試験では、満点合格にチャレンジした1名を含め、一度に6名の1級合格者が誕生しました。そろばんの指導を初めて13年目にして初めてのことです。今までの最高は一度に4名でした。
今回の検定試験でこれほどの1級合格者が出てくれたこと、教場ニュースにも書きましたが、本当に「ありがとう」の気持ちでいっぱいです。よく私たちを信じてついてきてくれたなあ。これが偽らざる本音です。そして、私にもまた1級合格を果たしてくれるように指導することができたと、少しの自信が積み重なりました。
さて、これをきっかけに、今までに1級合格を果たした生徒を思い返してみていたんです。
私は、自分がそろばんを学んだ先生の先生(つまり大師匠ですね)から、現在の瓢箪山教場を引き継ぎました。その当時在籍生徒数は10名でした。そのうちの6名が中学生以上で、1級取得を目指すか段位練習中でした。ですから、そろばんの先生を初めてすぐに1級の合格者は誕生したんですが、もちろん大師匠が指導された生徒ですから、自分の指導が実ったわけではありません。
私が入学当初から指導をし、1級合格の生徒が誕生するまで5年かかりました。試行錯誤の連続でした。今でもその生徒は折に触れて近況を伝えに来てくれます。私の自慢の教え子です。そして、この生徒が今の私そろばんの先生として、ほんの少し胸を張ることができるきっかけをつくってくれたんだと感謝しています。(この生徒は今大学受験に挑戦中です。いい知らせを今か今かと待ち望んでいます。)
そして、今子供たちの前で胸を張って指導をする私がいます。今の私がこうして指導をできるのは、私を信じてついてきてくれた子供たち、そしてそれを暖かく見守っていただいた保護者の皆様のおかげだと思っています。
でも、今少し心が痛いことが子供たちから聞こえてきます。「学校の担任の先生が、まだ新人やからたよりないねん」。ご家庭でぽろっと口をついてでてしまったのかもしれません。でも、先生だって最初はみんなヒヨっこです。最初からベテランなんていません。そして子供たちや保護者のみなさんに鍛えていただいて一人前へと成長します。
まだまだ半人前にも満たない私が偉そうに言うのもなんですが、どうか「一緒に子供を見守りながら成長する同志」という目で先生を、そして私を見てください。まだまだヒヨっこにはそうした温かい心が必要です。
そして、暖かい心で支えられた先生は、暖かい心で子供たちに接することができるはずです。そうすれば、子供たちも暖かい心に包まれて成長してくれることでしょう。
生徒の名前を見返して、「ありがとう」の言葉がふっと頭をよぎったときに書きました。みなさんに「ありがとう」