40才からの女性のためのひとりサルサ&ベリーダンス・初級教室【amordance】 齊藤なつブログ

もう若くないから…こそ!ダンスしましょ💕ダンスは心の美容液。アモールダンス主宰・齊藤なつのブログ

一人のお客さまの重み

2014-12-20 18:31:35 | おけいこラブ
今、ハフラの準備をしています。
初めて自分で企画したハフラ。

小さなカフェを会場にさせていただいて、お席も12席くらいの。

えぇ?!たった12席…いくらハフラでも、ありえんじゃろぉ~

という声か聞こえてきそうですが。

「私のやりたいことは何?本当は何がしたいんだろう」と考えたら、やっぱりハフラをやりたいと思ったのです。
秋のミニ発表会から、たった1ヶ月後で、しかも年末。時期としては妥当ではなかったことでしょう。

でも、だからといって来年にしてしまったら、気力が萎えて「やっぱり、やらなくてもいいや。レッスン業務だけで精一杯だし」となって、できなくなる気がしたのです。

「私は、こんなことがしたいんです」
と言い出すのは、とても覚悟がいり、相当な精神的バンジージャンプだから。

そんなふうにして、準備しているハフラですが、自分で自分にビックリしたことがあります。

たった一人のお客さまが申し込みをしてくれたことが、こんなにもうれしいなんて…!

と、感じたことです。

今までは、「発表会はこうあるべき」みたいなかたちにすごく追われて、場所も「こうあるべき」場所を撰び、規定の来場人数に達するために必死でした。

まだこれだけかあ…もっと集めなきゃ、足りない、足りない…と。
ひとりで焦っていました。
一人という重みがわかりませんでした。
スタジオ修行時代、発表会があるたびにチラシを配っていた頃は、もっとわかっていませんでした。
とにかく集めなければと、必死で。

だけど、今夏の発表会が終わったとき、ふと思ったのです。

なぜ、私はずっとこんなに必死に人数にこだわって、疲れてるんだろう。
きっと、すごい先生だと思われたいんだな。
実はすごいんだ、実は人気なんだ、この先生は、と。

もう一度、発表会の意味から問い直してみよう。
本当にやりたいのか、本当はやりたくないのかも含めて。
ただ、「生徒さんのためにやらなければ」でなく。

そして、

ひとりで必死に人数にこだわる必要は、ないのかもしれないな。
生徒さんは、踊りたいけど人から見られるのは恥ずかしいからお客さまをよばないんであって、その結果、発表会の来場者が少なくても、それは参加者皆で引き受ければいい結果なんだと。

思うようになりました。

だんだん、自分のなかの「発表会」観が変わってきているのかなあ、と最近思います。

ハフラ@カフェゆるり お席残り2席です(⌒‐⌒)