端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

六 月

2007-06-03 | Weblog
六月の声を聞くとすぐ ここ南九州は梅雨に入ったとのこと。
いい天気なのに と思っていたら 昨日から今日は 雨です。

今年は お天気続きで 田圃を賄う池の水も 減るばかりで
雨が降ればいいのにと 皆心待ちしていました。

先週日曜日は 集落のはずれの お墓の掃除と田圃の農道や畦の
草刈でした。 次の日曜日は集落周辺や 通学道路の草刈の共同作業
が待っています。

田舎に住んでいると 共同作業の参加は欠かせません。
若者は 毎日夕方から消防団の訓練です。

そんな中 虫祈祷のお知らせが回ってきました。
昔 機械もなく除草剤もなく本当の手作りで 稲を作っていた頃の
名残の 行事です。 

普通作の田植えが済んで 秋に無事に収獲できるように 神社に
集まり お払いをしてもらい お札を頂き田圃の隅に 割れ竹に
挟んで 立てて置くのです。

今の私達から 考えると「そんなー」と思いますが 毎日水を見て
周り 風通しを良くするのに草を刈って とわが子のように
可愛がっても 人間自然の災害には勝てません。
風 干ばつ 病気 虫の害 など色々あります。

今は 種の時から消毒し 稲もそれなりに強い品種に改良され
農協の 共済の保険にも掛けてあります。
それでも やっぱり 秋に収獲して 収納するまでは安心できません。
農業を 生業をするものの 共通する 気持ちでしょうか。
謙虚な気持ちで 米作りをしています。
コメント (8)
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