「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」
この言葉 暮れの家事をしながら 私の頭の中を巡っていました。
親を見送った今 私たち二人は 二人の子の親です。
世間の色々な 事件の報道を聞くたびに 親御さんの気持ちや
子供さんの親に対する気持ちなど 深く考えさせられています。
我が家の子供達も それぞれ社会人になって 親と共に過ごした年月より
遥かに多くの年月を 他人様の中で生活しています。
親に 迷惑を掛けることなく 自立し親のことも心配してくれています。
「便りの無いのは良い便り」とつぶやきつつ 一人で悩んでいることが
あるのではないかとか 「子は 親の親になる」と言うではないか と
色々な思いがよぎります。
まさに年寄りの 要らぬ心配なのです。
友人が 90歳を超えて お元気なご母堂を訪ねて 帰りには必ず見送り
「気をつけて帰れよ」と言われるのよ と苦笑いしていました。
まさに子の心配より 自分の心配のほうが山ほどです。
分かっているのです。 でもやっぱり親心が頭を出します。
そんな中 まだ独身の生活をしている息子に このときばかりと
お節介な メールを入れました。
「元気か お歳暮も来ず 連絡もないので心配しています。
病気になっているのではないか ご飯も食べていないのではないか
橋の下に住んでいるのではないか 元気な声一声聞かせてください。
おかんより」
其の返事
「元気です。橋の下に寝ていません。お歳暮は忘れていました。
何か送ります。」
このメールで やっとお正月が来ました。
そして 元旦 缶ビール二箱 りんごジュース六本が届きました。
お返しのいらない お年賀です。
穴熊さんは すぐ床の間の前に お供えしました。
私へのジュースは 勿論すぐ開けていただきました。
どんなジュースより 「美味しい」と のどを鳴らしたのは
言うまでもありません。
この言葉 暮れの家事をしながら 私の頭の中を巡っていました。
親を見送った今 私たち二人は 二人の子の親です。
世間の色々な 事件の報道を聞くたびに 親御さんの気持ちや
子供さんの親に対する気持ちなど 深く考えさせられています。
我が家の子供達も それぞれ社会人になって 親と共に過ごした年月より
遥かに多くの年月を 他人様の中で生活しています。
親に 迷惑を掛けることなく 自立し親のことも心配してくれています。
「便りの無いのは良い便り」とつぶやきつつ 一人で悩んでいることが
あるのではないかとか 「子は 親の親になる」と言うではないか と
色々な思いがよぎります。
まさに年寄りの 要らぬ心配なのです。
友人が 90歳を超えて お元気なご母堂を訪ねて 帰りには必ず見送り
「気をつけて帰れよ」と言われるのよ と苦笑いしていました。
まさに子の心配より 自分の心配のほうが山ほどです。
分かっているのです。 でもやっぱり親心が頭を出します。
そんな中 まだ独身の生活をしている息子に このときばかりと
お節介な メールを入れました。
「元気か お歳暮も来ず 連絡もないので心配しています。
病気になっているのではないか ご飯も食べていないのではないか
橋の下に住んでいるのではないか 元気な声一声聞かせてください。
おかんより」
其の返事
「元気です。橋の下に寝ていません。お歳暮は忘れていました。
何か送ります。」
このメールで やっとお正月が来ました。
そして 元旦 缶ビール二箱 りんごジュース六本が届きました。
お返しのいらない お年賀です。
穴熊さんは すぐ床の間の前に お供えしました。
私へのジュースは 勿論すぐ開けていただきました。
どんなジュースより 「美味しい」と のどを鳴らしたのは
言うまでもありません。