端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

あの日

2010-01-17 | Weblog
あの日 朝六時前 ぬくぬくの布団から抜け出す前に 枕もとのラジオのスイッチを入れました。
そして 上ずったアナウンサーの声は あの震災を伝えるものでした。

家事を済ませ いつものように出勤した私は 職場のテレビが伝える 被害の状況を見つめていました。
時間が過ぎごとに広がる 犠牲者 火災 と耳をふさぎたくなるような 事ばかりでした。
あの日の前の年 秋の神戸に旅行して 楽しんだばかりでした。

倒壊した建物 追って来る火の手 逃げ惑う子供 逃げ出せない親 そんな光景を聞くたびに
涙を流しました。
親を失った子供達 子供を失った親 15年過ぎても 癒されることはないでしょう。

あの時 親を失った幼い子供達は 15年過ぎて 確実に成長しています。
そんな子供達のことを 報道で知るだけですが 少しだけ心が明るくなります。

いつも のほほんと過ごしていますが 思いがけない災害や災難に出会ったとき 周りの
沢山の方々の 情けがどんなに嬉しいか 計り知れません。

ちょっとした 思いやりや 言葉がどんなに嬉しいか 自分が大きな壁にふさがれ 
迷っていたときのことと重ねて 思い出しています。

今日一日 あの震災の罹災者の方々に 思いを巡らしたいと思います。 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする