家 紋
2012-02-06 | 趣味
先日私の手元に届いた 古布 藍染の手織りの布に <丸に抱き茗荷> の家紋が 横に二つ並んでいます。 深い藍の色と 手織りの布の風合いと くっきりと 染め抜かれた 紋が二つ見とれてしまいます。
色々な 家紋を見ていると 其のシンプルさの中にモダンなデザインと分かりやすさに 感心してしまいます。 日本人の 豊かなセンスを見る思いです。
それにしても 布の中心に 2個の 大きな 茗荷の紋 多分 家の入り口に使ったものだろうと私の 浅い知識で 想像しています。 何に使うか 嬉しい悩みの種です。
コレは 解いて出番待ちの 木綿の夏の一重のきものです。 紋は< 丸に梅鉢>です。
昔 暑い暑い夏に 格式のある席に 着用したであろう 木綿の 着物 現在の紋より 大きいものです。
ランプやろうそくの明かりでも 見えるように 大きめだったのだろうか と思い巡らしています。
コレは 丸の無い ただの<梅鉢>です。 背中の背縫いで合わせて タペストリーの 左端に付けました。
私の集落には 同じ苗字の家が 12件ほどあります。 他所様に聞かれたときは もっぱら 所帯主の仕事で区別していますが 「皆さん 親戚ですか」 と聞かれますが その返事は墓ですぐ分かります。
家紋が同じだと 親戚ですが 同じ苗字でも 家紋が違えば 親戚でない何よりの証拠です。
ちなみに 先日テレビで 談志師匠を追ったドキュメントを アーカイブスで 放映していましたが 師匠の 紋付なんと我が家の家紋と同じでした。