女性を二つに分類するとしたら 私は 即座におしゃべりと無口に 区別します。 私がおしゃべりだからです。 其の証拠は おしゃべりを始めた頃の 逸話を 母が私に よく聞かせていました。
両親が長屋 暮らしだった若い頃 筆まめな父は 母に「この手紙をポストに 投函するように」と出勤していきました。 幼い私は それを見ていたのでしょう。
父が 帰宅して「手紙は 出したか?」と 聞いたそうです。 それを見ていた私が「 隣のオバちゃんに 頼んだよ」 とまだ オシメも取れないのに 喋ったと 母から聞かされていました。
短気な父に 母が叱られたのは 言うまでもありません。
そんな私 バレンタインのチョコが お店に並び始めるとすぐ買いましたよ。 味気ない高齢者二人 穴熊さんに 義理は欠かせません。
焼酎のチョコにするか ブランデーのチョコにするか 悩みましたが ブランデーのチョコにしました。
そして 待ちきれず 昨夜ダレヤミの出来上がった 穴熊さんに 渡しました。 何でチョコか その 理由から 流行まで説明しなければなりません。 チョコレートを食べてもらうのも 難儀なことです。
ここ 二 三日 雨続きです。 春の予感のような 優しい雨です。 この雨が 新しい芽を 目覚めさせているのでしょうか。