端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

おとぎ話

2012-02-28 | Weblog

むかしむかしある所に おじいさんと おばあさんが住んでいました。

気のいいおじいさんは 毎晩の「だれやめ」が趣味でした。その肴は畑の野菜や 頂き物の魚だったり しました。

ある日 おじいさんのお友達から 「鯉が取れたけどいるか?」と連絡が ありました。先日も 体長50cmほどの 大きなものを 頂き おばあさんが 包丁をふるい 洗いや鯉こくで たらふく食べ お友達にも お裾分けしたばかりでした。

頂き物は 断れない気のいいおじいさん 焼酎一升を片手に すぐに 鯉をいただきに行きました。 

そして我が家の たらいに入れ上から 厳重に蓋をしていました。 外出から帰った おばあさんが見た 鯉は 川の主ではないかと 思われるくらいの 大きな鯉で 体長が80cmくらいも あり 激しくばたついています。

さすがに おばあさんも 声が出ませんでした。 まだ口をパクパクして ばたついている 鯉をおじいさんとおばあさんは 元の川に逃がしてやることに しました。

軽トラックに載せて おじいさんは 川に行き 鯉を静かに 冷たい川の水に戻しました。

体を横にして 二三回尻尾を振って 元気よく 泳いで帰ったそうです。

めでたしめでたし。

このはなが <さくら>と すぐ読めた方は 偉い。 そうですさくらです。 さくらんぼの実を付ける さくらです。 他のさくらより 早く花を付けますが 今年 最初の花です。

若木で 昨年から実を数個付けますが 今年は 何個食べれるのか それが私の楽しみです。