未 練
2013-12-01 | 趣味
若いころ 母は習い事をするときは 3年習うより 3年かけて師匠を探せというものだ。と 私に言っていました。
そんな私 子供が小学生になったとき 近くの書道塾に通わせていました。
付き添いで 通ううちに 自分も子供たちの中で 筆を握るようになりました。
のし袋や告別式の受付で 視線を浴びて筆を握るとき 恥をかかないようにと いつもの単純な動機でした。
子供たちは 早々と止め 私だけは筆を握っていました。
近頃 日展のことが話題になっていましたが 小さな小さな展覧会でも 鯛や メロンの付け届けを 聞くことがあり 自分の実力のなさを棚に上げ とうとう止めてしまいました。
筆は 使えませんが 硯 墨 紙 額 とまだ未練が 残っています。
文字は 若いころ恋文をせっせと書いて 上手になるものだと私は思っています。
我が家の庭の ツワブキも盛りです。
年の瀬の ちょっとした心遣いに プレゼント用です。