冬の始まり 白菜の出始めは まだ暖かかったせいか 立派な白菜が安く出回っていました。
近頃の寒波で 需要が増えたのか 値上がりし 手を出したり ひっこめたりしています。
冬の 食卓に 白菜は欠かせません。
それなら 我が家の白菜の出番だと 見てみたら なんと立派な出来です。
でもでも もうちょっと しっかり巻いてからでないと ≪ あたれー≫ と包丁を 収めました。
私の地方では もったいない 惜しい そんな感じのことを ≪ あたれー≫と言うのです。
若い 娘さんが嫁に行くときも ≪ まだあたれーなー≫と言います。 標準語では 言い表せない 微妙な気持ちが その土地の者同士では しっかり心の奥に伝わります。
温泉につかっていると 自然とおしゃべりが始まりますが 聞いていると このお方 県南だー このお方は県北だ とわかるから不思議です。
耳から 言葉は覚えるのだと 実感です。
聞くだけの英語の 教材の宣伝を聞いていると さもありなんと 納得しています。
標準語で 伝わらない何かが お国ことばにはあり それを説明するのに 苦労します。